google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 旅行・地域: ひとくちメモ

カテゴリー「旅行・地域」の494件の記事

2025/10/26

夏旅2025 夫婦編(8)~ 竹田津港から徳山港へ ~

徳山市(現在の周南市)で生まれ高校卒業まで過ごしたが、スオーナダフェリーには乗ったことがなかったので、一度は乗ってみたかった。今回の夏旅を大分旅行にした時点で、ここから実家に帰るなら竹田津港からフェリーにしたいと思い、そこから逆算して豊後高田の昭和の町を訪問し、その前日に宇佐のグッドステイみずほ泊だったとも言える。もちろん昭和の町は昭和100年の夏旅というコンセプトから外せなかったが。

昭和の町から竹田津港フェリーターミナルまで路線バスで約40分。フェリーの出発時刻は14:00だったが余裕をみて13:00頃に着くバスに乗った。天気が良かったのでバスから眺める海の景色は綺麗だった。時間が許せば長崎鼻にある「不均質な自然と人の美術館」というめっちゃ気になる美術館に寄ってみたかったが今回は行けなかった。

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時間通りにフェリー乗り場に着いた。ちょうどお昼どきなのでアルフォンソで買ったパンを食べながら待った。待合室に姫島のポスターがあり妻がそれに反応した。

国東半島の沖にある姫島には船で行ける。私と同じ離島好きだったのかと思いきや、車エビ祭りというワードに反応したのかもしれない。大の海老好きなのは知ってる。姫島観光を検索すると電気自動車のレンタルもあった。私はそっちに反応したが、いつか国東半島と姫島の旅もしてみたいと思った。

定刻通り14:00にフェリーは出港した。乗客はまばらだったので、雑魚寝スペースを広く使えた。出港してすぐに見える姫島を目に焼き付けた。

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徳山港には16:00に着いた。徳山港から徳山駅は歩いてすぐだ。この時間に徳山駅に着ければ新幹線にも接続できるから九州から関西辺りまでは行けるなと思った。水上交通の面白さを感じることが出来た。徳山湾は瀬戸内海なので多くの島々があり風光明媚だと思う。島のある風景は私の原風景でもあり、帰って来たなという気持ちになった。大分県と山口県をつなぐスオーナダフェリーは両県と組んで、もっと観光に力を入れた方がいい。地元が気づいていないだけで、この近さと風景は観光資源として相当なポテンシャルを持っていると思う。

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実家までは路線バスで帰った。両親が若い頃は自家用車で迎えに来てもらっていたがもう80代だ。実家にいる妹も妹の次女も平日なので仕事中だ。しかしこの夏旅は裏テーマがローカル路線バスの旅でもあり(妻もそう思っているかは定かではないが)、路線バスで帰るのも楽しい。昔とは運行路も異なる。街の変遷が路線バスの経路を変えていた。

実家には妹の三女と今年生まれた三女の娘が来ていた。妹もいまや祖母というポジションにあるのだ…。それにしても赤ん坊はとにかく可愛い。これからどんどん大きくなっていくのだろう。すくすくと成長してほしい。実家の母は声に張りもあり元気だったが、父は足が弱くなり歩くのもままならない感じでベッドに横になっていた。しかし意識はしっかりしていて話は出来た。

翌日の出発は15:00頃だったが、妹の次女の時間が空いていて車で徳山駅の新幹線口まで送ってくれた。さいたま市の自宅には22時近くに着いた。帰宅前に近所の中華食堂でラーメンを食べた。この食堂も30年近く住んでるが初めて入った。結構美味しくてまた来ようと思った。

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夏旅2025 夫婦編(7)~ 豊後高田・昭和の町 ~

7月28日(月)宇佐のグッドステイ みずほの朝食は近くの(といっても徒歩6~8分)の提携してるファミレスの割引券をもらうスタイルだったが、朝食は食べずにチェックアウトし宇佐駅から豊後高田の昭和の町へ。湯布院でも昭和館に行ったが、今回の夏旅のコンセプトが昭和100年の旅なのだからここは外せない。宇佐神宮と昭和の町とどちらにも近い宿を探したわけで。

夏旅二日目に別府温泉ホテル白菊へ泊まったとき、スタッフが手書きで大分県の各地を紹介するバインダーが部屋に置いてあった。これはとても味があって嬉しい。昭和の町には行くことにしていたが、このファイルでも情報収集出来た。大分県各地の案内があるから読まない手はない。

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昭和の町はのっけから昭和だった。博物館的な側面もあるが、町並みも昭和のまま残っている感じ。まずは昭和ロマン蔵へ。昭和の駄菓子屋風の受付に荷物を預けて中に入った。様々なグッズやポスターが展示されている。湯布院の昭和館ほど体験型ではないが、グッズの収蔵や三輪自動車などの実物が展示したてあった。また、ここは昭和の町なので、町並みを歩いてこそ昭和の風情を体験できる。

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ロマン館の横に併設された観光案内所に荷物を預け、昭和の町を散策に出かけた。駄菓子屋さんがお店で作っている紫蘇ジュースを買ったらこれがめっちゃ美味い!帰りにまた訪問して買ってしまった。

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南條亮ジオラマ記念館も訪問。戦中戦後の日常生活が細部まで作り込まれたジオラマが展示されている。2025年4月に泉佐野市から移転されて来た常設展示らしい。まさに昭和の町にふさわしい展示で必見だと思う。もっと豊後高田市はPRしたほうが良い。

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ジオラマ記念館を出て中央通りを桂川の手前まで歩くとレンガ造りのパン屋さんアルフォンソがある。朝食抜きで訪れた昭和の町なので、パン好きの妻がここでパンを買いたいとのことで行ってみた。空腹の妻の嗅覚は大当たりだった。

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中に入ると誠実そうなお父さんと明るいお母さんのお店だった。火曜から木曜まで定休日なので月曜日に訪問したのはラッキーだった。時間的にも焼きたてパンが出来てきた。定休日前日でもありちょっとおまけをつけてもらったりして楽しいひとときだった。他のお客さんがいなかったのでみんなで記念写真を撮ったりもした。こういうふれあい旅がいいんだよね。

ひと通り昭和の町を楽しんでそろそろ帰る時間だ。ここからは国東半島の東側にある竹田津フェリーターミナルまで路線バスで向かった。山口県の徳山港までフェリーで帰りたいのが私の希望でありこの日を締めくくるプランだった。

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2025/10/21

夏旅2025 夫婦編(6)~ 宇佐神宮 ~

7月27日(日)由布院温泉 全室露天付き離れ宿 御宿さくら亭での朝食は8:00からにした。メイン棟の昨日と同じ福寿草のブースで食べた。湯豆腐が美味しい。その後チェックアウトし、9:30で予約していたタクシーが来たので9:26頃にはさくら亭を出て湯布院駅へ。迎車料金込みで千円だった。やはり現金払いが好まれる。バス用にたんまり持ってきた千円札だったがタクシーで役に立った。

湯布院駅に着いてすぐに土産物店に。目星をつけていた土産物を買ってバスセンターへ。高速バス待ちの外国人がたくさんいた。我々は今日、宇佐駅まで移動する予定で、湯布院駅前から別府駅まで路線バスで戻り、そこからJRで宇佐駅を目指す。

バスの本数はそれほどないが、日曜は10:05発と10:10発のバスで別府駅に着けるようだ。案内係の方に聞くとルートの関係で後から出発するほうが別府駅には先に着くようだ。

10:00の高速バスで待合室からほとんどの人が出発した。その後、10:05のバスが到着した。先に出発するが別府駅には後から着くバスだ。しかしこのバスは観光バス仕様でスーツケースをバスの床下に収納出来るバスだった。

これを見て再度案内係の方に、10:05のバスがこれかどうかと、その次のバスは普通の路線バスかを聞くと、まさにこのバスは別府駅に止まるしこっちのバスの座席のほうがゆったりしていると言うではないか。

後から着くと言っても9分差くらいで何の問題もない。スーツケースを床下収納して観光バスで帰れるならこのバスに乗るしかないと思い、5分早く出るバスで出発した。

快適な観光バスで別府駅に着いた。宇佐駅には特急ソニック28号に乗るつもりだったが、一本前の24号に乗れる時間だったため、乗れるなら乗ろうと自由席特急券750円と乗車券990円を購入した。程なくしてソニック24号が来たので自由席に乗った。座席はそこそこ埋まっていたが、乗ってすぐ左側がふたつ空いていたのでそこに座り、スーツケースは席の後ろに置けた。ここまでスムーズに乗り継げて良かった。

●宇佐神宮へ

昨日の湯布院は雨だったが、12:00頃に着いた宇佐駅は快晴で暑かった。とりあえず今夜の宿、グッドステイ みずほに荷物を預けようと向かったが誰もいない。今回は鍵がかかってスタッフすらいなかった。二日連続でチェックイン前に荷物を預けられない宿だったが地方はこんなものかもしれない。今後はどこも人手不足になっていくだろうし。

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しかしこの荷物をなんとかしなければと、また宿の前から宿に電話をしたところ一応つながった。ここから先は公開しづらい問答と交渉なので端折るが、とりあえず預けることができ(通常はおそらく無理だと思う)、身軽になって宇佐神宮にタクシーで向かった。

タクシーの運転手さんに宇佐神宮の参拝方法を教えてもらったりしながら参道に到着。とにかく暑いが、参道を歩いて先に御朱印帳を授与所に預け、上宮本殿から下宮、御霊水、呉橋など主だったところは参拝した。

この旅行の出発前に行ったいつもの散髪屋のマスターに宇佐神宮に行くと言うと、お賽銭を入れるところがたくさんあるから、初めから奮発すると本殿まで小銭がもたないよと聞かされていたが、まさにその通りだった。

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一通り回って、御朱印授与所の向かいにある休憩所で休憩。そこにも古くから納められた美術品が飾ってある。風が強く参道の砂が舞っていた。御朱印を受け取って呉橋の横の橋を渡った。そこから表参道まで歩く間に、夏目漱石の句碑や種田山頭火の石碑があった。

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参道に戻って、かき氷でも食べようとカフェKURUに入った。カンカン照りで暑かったのもあるが、店主こだわりのかき氷は美味しかった。最後のふたつを食べてしまったようで、次に入って来た5人組はかき氷が品切れと言われていた。

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宿までは路線バスに乗ろうと参道を通ってバス停へ。参道では土産に宇佐飴を12袋買った。袋のデザインがいろいろあったので、あげる人の状況を考えながら、夫婦円満とか無病息災とかの袋を選んでいった。

バス停の横はタクシー会社で、4人で乗ればどこまで幾らかを書いた看板があった。大人数で乗れば1人あたりはバスとそれほど変わらない金額だった。それで目的地まで行けるならタクシーは有力な選択肢だと思った。我々は二人だけだし、駅のバス停に着けば歩いて6分だったのでここはバスに乗った。しかし別府とは異なりバスも昔ながらの現金払いだった。

バスが宇佐駅について駅の自販機で飲み物を調達し宿まで歩く。その間に、看護師を辞めて起業したどら焼き屋があるとネットで読み、そんなお店あったかなと思いつつ向かってみることにした。地方局の番組でも話題にもなっていたという店だったが、店はなく取り外された看板が見えて「えっ?なくなっちゃったの!」と、ちょっと悲しい気分になった。後から調べると通販やイベント販売だけに販売方法をシフトされているようだった。

宿のグッドステイ みずほに着くとスタッフの方が迎えてくれた。玄関に会員制と書いてあったので聞いてみると、会員になるとラウンジの食事が安くとか特典があるそうだ。確かに良いスピーカで心地よい音楽が流れている。近所の音楽好きが会員なのだろうか。

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部屋は2階の畳部屋で広かった。温泉は大中小3つあり、予約制ではなく、空いていればフロントで札をもらって貸切で入れる。全部空いてたのでまずは大風呂から入った。ちょうど西陽が強い時間帯で暑かったが、温泉は気持ち良かった。

夕食は一階のラウンジで地鶏鍋。ここまでの3泊は毎日豊後牛だった。宿泊と同時に予約していた。それらもしゃぶしゃぶ、鍋、すき焼きと毎日食べ方はそれぞれだったが、さすがに4日連続はやめようと地鶏を予約したのだった。

地鶏は鍋以外にも唐揚げも食べた。中津唐揚げが有名ですよねとスタッフさんに言うと「ホントは宇佐(が本場)なんですよ〜」とやんわりたしなめられた。ご当地名物にはそれぞれこだわりがあるのだろう。

その点、宇佐は少し奥ゆかしい。温泉地でもあるが別府温泉のように宇佐温泉という打ち出し方をあまりしていない気がする。まぁ宇佐神宮という大観光地があるからそれ以外に力を入れる必要がなかったのかもしれない。しかし宇佐神宮は近隣市県からバスやタクシーで訪問できるため、宇佐に宿泊させるという意欲が弱い気がした。

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2025/10/20

夏旅2025 夫婦編(5)~ comico art museum ~

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7月26日(土)三泊目の宿は由布院温泉 全室露天付き離れ宿 御宿さくら亭で、GoogleMapオススメの最短ルートは金鱗湖(岳本バス停)から徒歩16分間だったが、実際に行ってみると舗装されていない川沿いの道だった。GoogleMapが高低差とか舗装されているかに関係なく最短距離を勧めてくるのは2023年の沖縄で学んでいたがまたトラップにはまった。今回もなかなかの体力勝負だった。GoogleMapは川の左側を示していたが、右側のほうが歩きやすそうだったので、一か八か右側を歩いた。スーツケースは抱えて。

なんとか舗装道路までたどり着いた。そこからは一本道で13:00頃に宿に着いた。しかし誰もいない。全室離れ宿だがフロント棟の玄関を入ると宿の傘が20本くらいだろうか、開いて乾かしてあった。奥まで入ってみると客室の片付けをしているような音が聞こえた。13時頃だからそういう時間ではあるが、フロントに誰もいないのは想定外だった。

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こういうときホテルなら必ずフロントには誰かいて荷物を預かってもらえるので、チェックイン前とチェックアウト後の荷物は預けることを前提にしている。何としてでもスーツケースを預けたいので玄関前から電話をしてみた。結構長くコールした後、男性が電話に出た。荷物だけ預けたいと言うと玄関まで出てきてくれた。とりあえず助かった。

スーツケースを預けて身軽になったので、とりあえず駅まで歩いてみた。雨は止んでいたが風が強かった。ちょうど昼時でもあり途中の千家というカフェに寄り、私はカレーライスとかぼすサワーを、妻は焼きカレーとかぼすソーダを注文した。なかなか美味しかった。

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そこで妻と相談して湯布院駅には直行せず、comico art museum に先に行くことにした。駅も美術館も隈研吾の設計した建築だ。

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comico には草間彌生のカボチャの絵や版画が多数展示してあった。夏旅(夫婦編)で草間彌生のカボチャも毎年のようにどこかで鑑賞していて、ひとつの裏テーマという感じになって来た。撮影不可なので絵はがきを購入した。

他には奈良美智の巨大なワンちゃんのオブジェや、2019年に直島でも作品を鑑賞した宮島達男、杉本博司らの作品もあった。美術館の構造は順路が建物の外を歩くようになっていて、そこでちょうど雨が降っていたので、備え付けの傘をさして移動した。下の写真は左から、奈良美智、森万里子、名和晃平の作品と二階のラウンジ。

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小さな美術館なので小一時間もあれば鑑賞できた。外に出ると雨はまた止んでいた。そこから湯布院駅までメインストリートといえる湯の坪街道を少し散策した。

晴れていればここを食べ歩きしたりするのが湯布院の楽しみ方なのだろうが、雨が降ったり止んだりだったのと夕食前だったので雰囲気だけ味わいつつ、土産物を見に駅前へ。

土産物店に入るとまた豪雨。何を買うかだけ確認し、少しだけお菓子を購入して残りは明日の朝買うことにした。駅舎の待合室で休憩しつつ、土産物店で買った缶かぼすハイを飲み干してからタクシープールへ。ちょうど戻ってきた小型タクシーに乗れた。

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宿についてタクシーの支払いはカードか現金か聞くとどちらでもいいが現金のほうが助かるとのこと。田舎だからと。面白い運転手さんだった。確かに地方ではまだ現金払いが多い。沖縄でもバス用に大量の千円札を持っていったが、大分県ではタクシーも現金払いが多かった。駅から750円。

御宿さくら亭の客間はすべて離れになって名前がついている。我々の部屋は福寿草。フロントのあるメイン棟から出てすぐの部屋だった。小さいが風情のある石造りの専用温泉が付いている。

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駅から戻ってチェックインしたのは17時を回っていた。夕食は18時からなので風呂は後にして夕食までテレビで大相撲を見ていた。名古屋場所14日目。この日の取組後、2敗で単独トップが琴勝峰、星の差1つの3敗で安青錦と草野の2人が追う展開となり優勝争いの行方は平幕の3人に絞られた。最終的には前頭十五枚目の琴勝峰が優勝した。期待の新横綱大の里は11勝4敗だった。

さくら亭の夕食はメイン棟で食べるが、部屋の名前と同じ半個室になっていて、高い天井は空いているが間仕切りで仕切られている。ここにコース料理を持ってきてくれる。明るい支配人もご挨拶に来られた。昼間に荷物を預けた方が支配人だった。

ここの料理も美味しかったが、別府の割烹旅館かんな和別邸別府温泉ホテル白菊とは異なり地元産の食材というよりは近隣各地から美味しい食材を選んだコースだった。ご飯も別府では竹田産のヒノヒカリ推しだったが、さくら亭は広島産コシヒカリだった。かぼすも湯布院では別府ほど出なかった。この日の牛肉はすき焼きだった。3日連続の牛肉だったが各宿で、しゃぶしゃぶ、鍋、すき焼きとすべて異なる調理だったのは嬉しかった。

部屋に戻って部屋に付いている半露天風呂に入った。雨が降り続き風もあったので、若干肌寒かったが、猛暑よりよっぽど良い。まさに極楽気分だ。風呂の水道も温泉だったが、水道管が長く、お湯が出るまで結構時間がかかった。

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夏旅2025 夫婦編(4)~ 湯布院昭和館 ~

7月26日(土) 朝食後、別府温泉ホテル白菊前から由布院駅方面行きのバスの時間に合わせてチェックアウトしバス停へ。ほとんど歩かずに済むのはありがたい。雨も小降りになっていた。別府駅西口発で1つ目のバス停なので時間の遅れはほぼなかった。席も結構空いていた。別府の路線バスは交通系ICカードが使えた。スーツケースが大きいので、乗ってすぐ前のひとり席に座り、左腕でスーツケースを抱えるように固定した。妻は運転手の前の席に座った。路線バスなので地元の人も乗り降りするが、湯布院まで行くのは我々と外国人旅行者が二組だった。彼らは軽装だった。

山越えで城島高原パーク辺りまで来ると雨もかなり降り出していた。降りる予定は岳本バス停だったが、ひとつ前の中の原バス停はまだ山の中だったので、どんなところで降りるのかと心配したが、岳本のあたりは突然ひらけて、観光バスが3台くらい停まっており、アジアからの観光客がたくさんいた。バス停ひと区間でまるで別世界のようだった。

バスを降りる前から雨が降っていた。とりあえず日傘をさして雨を避けながら、近くにある湯布院昭和館に向かった。徒歩1分、助かった。今年は昭和100年にあたる。それもあって昭和を感じる旅先を考え大分県にしたのだった。だから昭和館は目指していた観光地のひとつだ。

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●湯布院昭和館

昭和館に着いたとたん豪雨になった。入り口が分からなかったので、とりあえず屋根のある通路に非難した。そこも韓国人観光客が雨宿りをしていた。入り口にサッと入れていれば無駄なく観光できたのにと思いながら小雨になるのを待った。入り口は売店の横だった。

少し小雨になったところで、屋根の廂づたいに昭和館の受付に向かい入場券を購入した。スーツケースとリュックサックは預かってくれた。

湯布院昭和館は、まさに昭和だったw

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私は昭和も後半の生まれだが、昭和の商店街や飲み屋街なども再現セットのように作られていて、懐かしさが込み上げる。昭和初期からの様々なグッズや映画の看板、ポスターも並んでいる。映画館も再現されていて、この日は昭和32年の映画「喜びも悲しみも幾歳月」を上映していた。縁日の射撃なども体験できる。ただし撃ち落としたおもちゃは自分でまた並べておくのがマナーだ。

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昭和の時代は日本が大きく変化した時代だ。世界大戦敗戦というこれ以上ないどん底からの復興を経て生活が劇的に変化した。多くの国民はみんな等しく貧しかったが、等しく希望を持てた。もちろんうまくやった奴もいればしくじった奴もいた。21世紀が四半世紀過ぎた今となっては、全部ひっくるめて面白い時代だと思える。

しかし結局のところ私の一番の興味は歌謡曲やレコード、歌手や俳優だ。中島みゆきや松田聖子のアルバムがあると、持っているのに写真を撮ったりしてしまう。

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昭和館を出る頃には雨も止んでいた。ここからこの日の宿の御宿さくら亭までGooglemapでは徒歩16分となっていた。岳本は金鱗湖の最寄りのバス停でもあり、金鱗湖も観光したい。しかし金鱗湖の周囲は舗装されていない道が多く、重いスーツケースを引きずってはなかなか近寄れなかった。

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それでもさくら亭に向かう道からなんとかスーツケースを持って近づけるルートを見つけ記念写真だけ撮れた。

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2025/10/19

夏旅2025 夫婦編(3)~ 別府温泉 ~

7月25日(金)14:40頃、また雨が結構降ってきたが、折り畳み日傘で何とかしのいだ。次に予約していた別府温泉ホテル白菊まで20分くらいだし路線バスで向かった。ホテル白菊前というバス停があり、到着したらすぐにスタッフが寄ってきて荷物を運んでくれた。着いた時には雨はやんでいた。

ホテル白菊には15:15くらいに到着。妻がここのウェルカムアフタヌーンティに間に合うように来たがっていたから、着いたらすぐに12階の会場に向かった。一番乗りで景色の良い席を陣取った。飲み放題、食べ放題のビュッフェスタイル。アルコールもある。しかし数時間後には夕食でもある…悩ましいが、スイーツは別腹ということで結構食べた。スパークリングワインや焼酎も飲んだ。

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夕食コースでは、関あじ、関いさき、かんぱち、ヒラメのお造りが出た。メインは白菊特製鰹だしの牛肉鍋。美味かった。大浴場の泉質も素晴らしかった。さすがは別府だ。鉄輪温泉よりもとろみが強い気がした。夜と朝で男女風呂が入れ替わる。両方入った。

夜な夜なプリンという21時から販売される白菊名物もあり、21時に行くと結構人がいた。なんとか2個ゲットして部屋に戻ったが、午前中に買った明礬の地獄蒸しプリンもあるので両方食べた。

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駅近の老舗ホテルなので快適さは一番だ。今回の大分旅行はタイプの異なる宿を四つセレクトしたので、こういう“ホテル”らしい快適さはここだけだった。他の宿が快適でないということではなく、旅行体験にとっては常に都会的なホテルばかりよりは、個性豊かな宿に泊まる面白さもある。平均的な快適さは思い出になりにくい。

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翌朝7月26日(土)は雨が降っていた。目指す湯布院も雨模様だった。今回は雨が降らない前提だったが、逸れた台風7,8号が雲を呼び込んだのかもしれない。もっとも湯布院は天気予報が晴れでも突然の雨がよく降ったりするらしい。折り畳み日傘だけでなんとか凌がざるを得ない。

朝6:00ホテル白菊の大浴場に浸かり、8:00から朝食ビュッフェ。団体客が先に食べ終わったくらいの時間だったが、種類は豊富だった。ウェルカムアフタヌーンティーで出ていなかったスィーツもたくさんあった。

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夏旅2025 夫婦編(2)~ 地獄めぐり+本当の地獄?~

翌朝7月25日(金)は、6:00起床で内風呂に入り、8:30から部屋で朝食を取った。朝から小雨がぱらついていが、割烹旅館かんな和別邸のスタッフTさんオススメの明礬地獄まで岡本屋売店の地獄蒸しプリンを買いに行くことにした。このとき宿の傘を借りながらあなたのお名前は何さんでしたっけと聞いて、某大企業名と同じTで覚えていただければと教えてくれた。

明礬地獄はいわゆる地獄めぐりと呼ばれる七地獄の外にあったが、高架の高速道路ごしに別府湾が見える好立地にあった。有料(200円)の遊歩道には足湯もあった。まだ朝早く小雨も降っていたからか観光客もまばらで、足湯につかりながら海を眺めた。

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遊歩道は短く20分程度で回れる。地域猫に見送られながら、道を挟んだ向かいにある岡本屋売店へ。持ち帰り用にプリンとサンドイッチを買って、ソフトクリームを中で食べた。

その後、売店の前にある地蔵湯前バス停から11:14発の路線バスに乗って海地獄まで戻り、五つの地獄を散策した。雨は降ったりやんだり。

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まだ時間があったので、路線バスで血の池地獄と龍巻地獄に向かった。竜巻に先に行き、間欠泉が噴き上がるのを見てから血の池地獄へ。

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その後、血の池地獄のバス停で足元から熱い湯気が立ち昇るのを避けながら並び、鉄輪バス停に戻った。すでに14:00を回っていた。セブンイレブンで飲み物を買ってかんな和別邸に戻って借りた傘をお返しし荷物を受け取った。この時も番頭さんにタクシーを呼びましょうかと聞かれたが、すぐバスが来るんでとお断りし朝日バス停へ向かった。もう雨はやんで青空が見えていて、なんとか雨の地獄めぐりを乗り切った。

●本当の地獄を見た…

地獄めぐりは全部を回るには3時間以上かかると思う。特に路線バスで移動となると半日では無理かもしれない。今回は海地獄まで歩いて行ける宿だったが、まずは路線バスで明礬地獄まで行き、海地獄前まで戻ってきてそこの地獄めぐりをして、まだ時間があるからとさらにバスで血の池地獄と竜巻地獄をめぐった。竜巻地獄は間欠泉なので吹き上がるのを待つ時間も必要になる。世界的にもその間隔が短いところが売りだが、それでもタイミングによっては30分くらい待つ可能性はありそうだった。観覧席があるので座って待てる。

そんな雨のなかの駆け足の地獄めぐりを「本当の地獄」と言いたいわけはない。本当の地獄は海地獄を出た先にある駐車場の脇にひっそりと佇んでいるのだった。その名は山地獄。

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どうだろう。すでに閉館して管理地となっている山地獄。ここに人生の地獄を見ずにはいられない。なんてシュールなんだろうと写真に収めずにはいられなかった。これで地獄めぐりコンプリートだ。

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夏旅2025 夫婦編(1)~ 鉄輪温泉 ~

2025年7月24日の朝、9:20頃出発し羽田空港から12:05発の大分空港行きJAL665に乗った。空港について荷物を預け、天丼てんやで天丼を食べた。

滑走路が渋滞していて12:12頃のフライトになった。大分空港に着くのも同じくらい遅れた。13:55発のバスは飛行機の着便にあわせて14:05まで待っていたがギリギリだった。

バスのチケットを買おうと空港の自販機に行きVISAのタッチ決裁をしようとしたができず。現金で購入した。別府市内までひとり1600円。これを逃すと14:45までバスかない。タクシーだと13000円くらいかかるはずで危機一髪だった。

バスで別府北浜まで行った。近くに今日、2025年7月24日(木)オープンの「SHONIN PARK」があり、砂湯が復活していた。辻村深月『青空と逃げる』を読んだ後だったので、なんとなく感慨深かった。寄らなかったが。

●裏テーマ「昭和100年の旅」

別府駅まで歩いて9分程度。いきなり昭和っぽい映画館の看板に映画スター勢ぞろいだ。

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今回の夏旅の裏テーマは「昭和100年の旅」だった。今年は昭和でいえば100年にあたる。そこで「昭和感じられるのは温泉でしょ!」と大分行きが決まったようなところがある。このお出迎え感は幸先いい!

宿に行くバス停は西口なので西口の亀の井バスの案内板を見ていると「どこまで行くん?」とおじさんに聞かれたので、鉄輪と応え、宿の名前を伝えると、まさにいま出ようとしている路線バスに乗れば近くにバス停があるというので促されるままに乗り込んだ。

この日の宿は割烹旅館かんな和別邸。バス停は朝日。そこから歩いて2分だった。飲み物を買ってなかったので自販機でお茶を購入。宿の門の前で記念撮影をしていると、中から番頭さんが出て来て荷物を運んでくれた。

部屋はもみじ。フロントからすぐの部屋で、10畳二間で温泉かけ流しの内風呂つき。しかし着いてすぐに家族風呂という大風呂に入った。ここは予約は不要で入り口に履物がなければ入れる。内側から鍵をかけて専用風呂にできる。おそらく我々が本日最初の客だった。一番風呂の露天温泉は気持ち良かった。そよ風も心地よし。

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かんな和別邸は海地獄など五つの地獄に近く、着いたらすぐに地獄めぐりを始めようかと考えていたが、16:00近かったので地獄から極楽に予定を変更して温泉に入ったのだった。

♪極楽通りへいらっしゃい(from Miss.M)が脳内再生された。

部屋の担当者のTさん(最初は名前を聞き逃す)と、スリランカから来たSさん(来日1年目)はとても感じのいい方だった。Tさんは話し好きでメイクもバッチリな女子だった。大分県を出たことがまだないそうだ。

割烹旅館だけあって料理は美味しかった。親会社が精肉会社だそうで豊後牛のしゃぶしゃぶも美味かった。関あじも最近はサメの出没で上がらない日があるそうだが、この日は運良く関あじの刺身もいただいた。

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2024/11/03

夏旅2024 夫婦編(8)~ 人力車で姫路城一周 ~

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8月17日(日)ホテルオークラ神戸での朝食は大広間だった。昨日の朝食会場はブッフェレストラン有明だったが日曜で宿泊客も多いからかもしれない。しかしちゃんとシェフもスタンバイしていて卵料理を提供してくれる。神戸長田の名物ぼっかけをオムレツにかけることも出来た。昨日、新長田駅で途中下車して鉄人28号のモニュメントを見に行ったときにぼっかけも食べたかったのだけど、そのあとに南京町食べ歩きを予定していたので食べなかった。朝食で遭遇できて良かった。

11:00チェックアウトだったので、そこまで部屋でゆっくりしつつ、この日の予定を確認した。夏旅最終日なので神戸市内か東京方面を目指すところだが、姫路城を見に行くことにした。

姫路は初日に途中下車で寄るとか、神戸二日目に遠出しても良いかなとも思っていたが、帰郷先の山口県からの帰京で台風の影響が出て神戸までの新幹線を取り直したため、初日に安彦良和展(兵庫県立美術館)、翌日までに南京町神戸牛と週末花火というスケジュールにして、導き出した最終日の観光地が姫路城だった。なかなかこういう機会でないと姫路に寄ることも少ないし妻はまだ行ったことがないということで。帰京とは逆方向になるが姫路らだったら帰りにそのまま東京行の新幹線にも乗れるので好都合だった。

●いざ姫路城へ

チェックアウト後、大きな(取っ手が取れやすい)スーツケースを引きずりながら南京町を抜けて元町駅へ。エレベータでホームに向かった。姫路駅までは山陽本線一本一時間で着く。新幹線乗換口近くのエキナカに大きなロッカーがあるのでそこにスーツケースを入れて駅を出た。

駅から姫路城までの広い大手前通りに出ると真っ白い姫路城が見える。途中まで地下道で行ったが、通りに上がると暑い。右手のアーケードを通ればもっと近くまで行けたのだが、それは後述する人力車を降りてから教えてもらった…。まぁ大手前通りを通って城に向かっていなければ人力車に出会うこともなかったわけだけど。

城の手前まで来ると、姫路城近辺の地図を持って通行人に話しかけている色黒の明るい男性がいた。人力車の呼び込みだ。最初は通り過ぎようとしたけれど、CXの「ザ・ノンフィクション」の人力車シリーズを結構みてきたので、ちょっと興味をそそられて振り返ってこちらから近づいて行った。妻は「また始まった…」という目で見ていたようだが「もう乗る気まんまんだったよね」とも言われた。まぁそうなるよね!

呼び込みの男性は天下車屋専務の五月女さんだった。業界歴が長く裏も表も知り尽くしている明るい人だった。「ザ・ノンフィクション」の話も言える範囲(笑)で聞かせてもらった。

この流れで人力車に乗らないという選択肢はない。明朗会計だし旅の終わりに人力車ってのも思い出になる。夫婦そろって初めて乗るので興味津々でもあった。

●人力車でハプニングも

ただ、すでに13:30で16:00頃の新幹線には乗りたい。姫路城の中も当然見学したいという話をすると「45分で姫路城一周を超速で回るコースならいける!」と太鼓判を押してもらったので、そのコースで出発することにした。俥夫は若手のイケメン栗宗希光さん。姫路城にまつわる逸話を面白く話しながら、時にはクイズ形式で雑談しながら、この暑さの中を突っ走る。かっこいいっす!

途中で人力車ではほとんどないというパンクも経験した。初めての人力車なので多少ゴトゴト走っていてもこちらは快適だと思っていたのだが、出発して10分と経たないうちに「乗り心地、悪くないですか?」と何度も聞かれて「いや、いいですよ」と答えていたのだが、俥夫ご本人がどうもパンクしたみたいだと道を逸れて停車した。

そこで我々をいったん降ろして日陰に連れていき、携帯電話をかけ始めた。どうやらパンクで車の変更になるようだ。この非常事態にイケメンもちょっと不安げだった。そもそもコースを外れて停車して怒られないかも心配そうだった。もしかすると初めてのパンクだったのかもしれない。我々は45分コースでギリギリの設定だったので時間の心配をしていた。

人力車の交換ってどうやるのかと思ってみていると、さっきの五月女専務が別の人力車を引いてこられた。そりゃこの方法以外ないよな。交換車も人力で引いてくるしかない。携帯電話がない時代はどうやっていたんだろう…。「いやーすみません!次の車も出払っていて!」と五月女専務はここでも明るい。パパッと車を交換してパンク車を引いて戻って行かれた。いやはや出発後10分程度で良かった。

●東西南北から見る姫路城

車を変えると確かに乗り心地が格段に良くなった。ゴトゴト感はほぼなくスイスイと滑るように進む。イケメン栗宗希光さんの弁舌も滑らかに戻った。姫路城は南側(姫路駅側)から眺めることが圧倒的に多い。側面や裏面を見に行く観光客はほとんどいないという。確かに北側も美しく歴史を感じる城壁などもあるが観光客の姿はほとんど見ない。そこを一周しながら要所で記念写真を撮ってくれるので、満足感はとても高かった。パンクのハプニング込みで思い出に残る体験が出来た。年取ったらゆったりコースも乗ってみたい。

写真もたくさん撮ったがいい写真には我々も写っているので、ここでは乗ったままスマホで撮った写真を東西南北で並べてみた。

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一周回って45分コースだったが、パンクの車交換もあり全行程60分程度だったと思う(料金はもちろん45分コース)。とりあえず時間的に許容範囲で助かった。そのあと姫路城のなかに入り最上階まで上った。

最終的にJR姫路駅には16:00過ぎに着いたのだが、その時点で乗れる新幹線を探してスマートEXで予約をいれ、駅ビルのカフェに入ったのだが、そこで頼んだパフェの出てくるのが遅くて遅くてまいった。もうキャンセルして出ようかというギリギリになって持ってきた。こっちのほうが時間的には危なかったな。味わう暇もなく食べ終わり、荷物をロッカーから出して17:26発の新幹線のぞみ176号東京行に乗ったのだった。

今年のお盆は台風の直撃や南海トラフ地震の不安が一気に広がったが、8月14日に下り新幹線で出発したため、ちょうど不通の区間を避けた格好になった。ハプニングといえば予定していた徳山から新神戸行きが東京行新幹線だったので全線不通になり、新神戸着の新幹線を前日夜に取り直したことくらいか。それもスマートEXだったので実家で出来て助かった。公共サービスは新しいものを面倒がらずに使ったほうが良いな。特にSuica連動でスマホ機器をいちいち駅で取り出さなくて良いのがうれしい。

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夏旅2024 夫婦編(7)~神戸港ウィークエンド花火 ~

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歩き回ってホテルに戻り角煮バーガーとスイーツも食べ終え、シャワーも浴びて着替えをして18:30を回ったころに神戸ポートタワーのあるメリケンパークに出かけた。花火は19:30からだったがホテルオークラ神戸からメリケンパークは直結なので、会場の雰囲気を味わいながらぶらついてどこで見るか考えながら場所取りをした。

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多くの人が詰めかけていた。階段状に座れる場所はもうほとんど空きがない。オリエンタルホテルやその前に停泊する船上レストランからも見られるようだった。結局、(モアイ像のような)神戸海援隊の碑の土台の前に陣取った。花火は5分くらいなので立ち見でも大丈夫。5分だけど結構内容の濃い花火で神戸港の美しさと相まって充実した気分になれる。

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花火が終わって夕食をどうするかということになった。南京町は夜が早いが、やっている店もあるんじゃないかと、夜の南京町に向かってみた。しかし20:00頃だと、ほとんどの店は終業時間を回っている。そもそも昼は食べ歩きで来ているので、どんな食堂があるのかもリサーチできていなかった。そんなときに出会ったのはグリルキッショウだった。まさかの二夜連続で神戸牛!

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グリルキッショウさんは神戸牛愛をめっちゃ説明してくれた(笑)。神戸の最後の夜でもあるし、せっかくなので神戸牛ステーキにした。サーブしてくれた女性店員さんも気さくな方で、神戸牛のフィレとサーロインとシャトーブリアンの違いなども熱く語ってくれた。目の前でフランベされたサーロインは格別だった。また来たいお店だ。

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