音楽

2008.06.23

BREEZE FROM 21 CENTURY

BREEZE FROM 21 CENTURY featuring KING CRIMSON
(MP3/4.6MB)

ふと、リニアPCM録音を媒介にして昔のカセットテープの音をデジタル化できるなと思い立って、試しに1990年に作った曲をMP3にしてみた。それがこの曲。まだ時間が無限にある学生でした。

Midistudio644ほこりをかぶったTASCAM MIDISTUDIO 644という8トラックのカセットテープMTR(結構優秀なマルチトラックレコーダでござんした!)のフォンアウトからZOOM H2のマイクインにつないでSDカードに録音し、それをパソコンに取り込んで若干リヴァーブをかけ、イコライザー他で少し加工して、iTunesでMP3に変換した。

作った頃のボクは、完全にアンビエント・ハウスにはまっていた時期。あるいはスティーヴ・ライヒなどの現代音楽にはまっており、ミニマルな音楽を聴いていた。それでこの曲も今聞くとかなり単調...。

当時YAMAHAが第4回ワンマンバンドカーニバルという打ち込みの祭典をやっていて応募した。ランクAって評価だったけど決勝には残れず。評価は「ピアノがうまい!」だって。手グセも含めて打ち込みだっちゅーの(笑)。

フィーチャーしているサンプリング音源は恐れ多くもキング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」だ。このプログレの代表的名曲を爽やかにミニマルに調理してみたかったというのが、最初のコンセプトだった。若いって怖いよね(笑)。

21世紀が10年後に迫っている状況で、21世紀の精神異常者をアンビエントハウスなそよ風の中にまず置いてみたかった。でもそれは爽やかに見えて単調な、ある種整然と並んだ鉄格子のような音楽に閉じ込められた21世紀の精神異常者でもある。

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2008.06.13

渡辺“ジェニファー”直美

今週の爆笑レッドカーペットでレッドカーペット賞を取った渡辺直美。ますます磨きがかかってますな。

今回はビヨンセじゃなく、ジェニファー・ハドソンがドリームガールズで歌った名曲中の名曲「And I Am Telling You I'm Not Going」でした。

これは楽曲のインパクトと渡辺直美のインパクトによる、ある種ワンマンコラボカーペットだったな。

この曲は実力のあるスターを作り出す魔法の曲だ。

ジェニファー・ハドソン、ラキーシャ、そして渡辺直美...。

共通点は、肉体派ってことかも(笑)。

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2008.05.20

安眠CD完成

Cd_komagawaゴールデンウイークにバイノーラル録音してきた高麗川と五常の滝の音素材を加工して、CDに焼いてみた。全部で7曲(?)入りの安眠CDが完成。

まとめて23分程度しかないので、曲順逆にして2回入れたり、クロスフェードしてつないだりしたバージョンを入れたりして50分以上にしてみた。そのくらいの長さが無いと安眠までたどり着けないからな(笑)。

まぁ、安眠のためにはジョー奥田さんのCDほか、超ハイレベルな自然音CDも持っているわけですが...。それはそれ、これはこれ(笑)。自分のリアルヘッドで聴いて録音したバイノーラルな音からのセレクトは、100%オレ好みの音になってる。そこがミソなのかもしれない。

もっとも、思い出が走馬灯のように思い出されて眠れないかもしれないが、そういうときはジョー奥田さんのCDに差し替えればいいわけだ(笑)。

せっかくCDに焼いたので、ジャケットも高麗川のせせらぎを印刷してみた。我ながらこの色合いがいいな。ベン・ハーチックな総天然色映画風茶系色が大好きなので、かなりイメージどおりに出来た。こういう作業は楽しいな。またいろんなところに録音しにいって、CD作りたいと思った。

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2008.05.18

水谷豊さんから「Thanks」と言われた日!

水谷豊スペシャルCDジャケット行って来たぞー、水谷豊さんのミニコンサート@LAZONA川崎へ!ちょっと遠かったけど、ラゾーナ広場はJR川崎駅から直結だったので、座れれば移動圏内だった。

アマゾンからCDが届いたのは5月17日(土)だった。届いたその日に封を開けられないことも多いのだが、この日は意識することなくすぐに開けた。すると特製CDジャケットがもらえるミニコンサート告知が入ってた。しかも翌日(つまり今日)。それも全プレ(全員プレゼント)!こりゃ行くっきゃないでしょ。

12:35から15:30まで整理券の配布があると書かれていたので、とりあえず12:30に間に合うように行った。だが、いま、かなり来てます、水谷豊さん!12:15ごろもらった整理券番号は2977番でしたよ...。思わず0001番からだよね?って聞こうかと思ったくらいにビックリした。

コンサート後、全プレに1600番あたりまでが整列しているとき、オレの後を通りかかった人が「ここまでで一時間半だから、もう一時間半かかるよ」って言ってた。確かに...。オレのあたりで3000番だとすると、4000番以上いたかも?テレ朝のアナウンサーが前説で聞いた1番乗りの人、朝4時過ぎからいたそうな。ステージ一番前でお元気そうでした...。

だけど主催者側もそうとう驚いていたようだった。水谷豊さんご本人も事前に2000枚サインを書かれていたそうだ。それが12:35の整理券開始前に前倒しで配布されてて12:15のオレが2977番。引き換え場所がわからずうろうろしてて500番くらい損したな。サインも結局公演直前まで書かれていたそうで、2400人目あたりまではサイン入りの特製CDジャケットがもらえていた。どちらにしろ微妙な位置だったなぁ。

それ以降は、サインなしの代わりに握手会に急遽変更された。オレも握手組(サインなしの特製ジャケはもらえた)。4000人全員プレゼントってのは、かなり大変な作業だ。主催者の予測の倍だもんな。でも水谷豊さんは終始にこやかでプロだなぁと思った。「このジャケットお持ちの方で、もし街でボクと会ったら言ってください、ボク、サインします」ってコメントいただきました!拍手と笑いで会場はなごみムードにー。

ミニコンサートでは鉄板の3曲「カリフォルニア・コネクション」「やさしさ紙芝居」「何て優しい時代」を歌われた。このCDキャンペーンでのコンサートは後にも先にもこれ一回だとか。来てよかったー。

水谷豊さんはテレビを主なフィールドとされているためお茶の間に浸透しているが、オレがオトコ市原悦子だと思っていたように(笑)、そのオーラは“銀幕のスター”といった感じで、なかなか近寄りがたい。でも、実際にはほんとに気さくな感じで、スターのオーラはそのままに素でイベントを楽しんでいらっしゃるようにオレには見えた。

最後、握手会に切り替わってようやく順番が回ってきた。スタッフによる「立ち止まらないでください」「握手は手を差し出すだけで力をこめないでください」の連呼のなかなので、一言だけ「(22年ぶりCD発売)おめでとうございます!」と挨拶したら、ちょっと身体を斜に構えるような感じで「Thanks」と応えてくださいました。かっこいい!

確かに素のまんまでスターでしたよ、水谷豊さん!今度どこかで出会ったら、特製CDジャケットにサインしてください。約束ですから(笑)。持ち歩くぞー。

追記)-----
ネイチャージモンだけでなく(笑)、水谷豊(相棒)情報でも熱い記事を配信し続けるせるさんのブログにコメントしたら、早速このライブ記事情報を教えてもらいました!写真はマスコミ以外禁止だったので、貴重な写真がいっぱいのうれしい記事ですねぇ。せるさん、サンキュー!!

記事のなかに、観客を背にカメラに向かって指差してる写真がありますが、この撮影のときオレはちょうど左側(水谷さんの左腕側)の舞台そばに立ってました。間近ではあったんだけど写真に入れず残念!それにしても、観客1万人だったとはっ!他の記事ではサイン会だけでも5000人とか(実際はご本人手渡し特製サイン入りCDジャケプレゼント&途中から握手会でしたけど)。ものすごいムーブメントがやってきてますよ!相棒!

とりあえず、テレ朝イチオシイベントだったので、明日の朝のやじうまワイドは録画予約します(笑)。

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2008.05.11

ジョー奥田さんと地球探検隊の夕べ

うーむ、飲みすぎた!久方ぶりの楽しい飲み会で久米島の泡盛久米仙をロック(南極の氷)でガブガブ飲んでしまった。こんなになるくらい飲んだのも久しぶりだ。

昨日は地球探検隊(エクスプローラ社)のオフィスにて、ネイチャーサウンドアーティスト、ジョー奥田さんのお話を聞く夕べが開かれた。奄美大島の旅と録音について大変興味深いお話が聞けた。

特に夕べと懇親会の間にあった30分程度のフリートークの時間には、ボクのインタビュアー魂が17年ぶりくらいによみがえり、さらにいろんなお話も聞けた!興味があることだとまだまだ燃えられるんだなオレ(笑)。

●録音は女性向き!

ジョー奥田さんには、雨の音や滝の音など、私自身が録音をして難しいなと思っていたことをいろいろ聞けた。ジョーさんは企業秘密的な部分にまで少し踏み込んでいろいろ教えてくださった。感謝!!!

ジョーさんの録音に関するお話で印象深かったのは、女性への録音のススメと録音物を残すことの面白さについて。

フィールド録音を行うのはなぜか男性が圧倒的に多い。釣りとか写真とか模型とか、独りで忍耐強くやるイメージの趣味にこの傾向が多そうだ。しかし「録音」は聴覚による繊細な感性が必須なので、実は女性に向いているというお話。

人生のいくつかの節目節目を音で残すことは、ビデオやカメラよりもさりげなく出来るし、「音」は時間が経つにつれてその価値は何倍にも膨らむとか。

昔の写真を見てもそのときの音はなかなか思い出せない。でもそのときの音を一緒に聞くと、そのとき見たもの感じたことなどがまざまざと思い出される。リニアPCMなど超リアルな音が手軽に録音できる現在、音で残す需要はますます広がりそうだ。

またセクハラ・パワハラなどを受けたときに、証拠を音で残せるという実務面でもハンディレコーダはオススメ。

ボクはジョー奥田さんのCDを持っていったけれど、なかにはジョー奥田さんがフィールド録音に開眼したきっかけになったOrange Tree Production制作のCD持参の女性もいらっしゃって、オススメCDを教えてもらったりした。

●地球探検隊員になりました(予備軍?)

この会は地球探検隊の夕べの一環として催されました。隊員(旅のリピータ)の皆さんと録音好きの皆さんとが混在していたので、いつもの夕べとはちょっと雰囲気が違って、おとなしい会だったようです(笑)。

しかし夜の懇親会では旅のアイテムに“録音”が加わって、隊員の皆さんにも録音に興味津々な方がたくさん現れて面白かった。また、こちらは逆に隊員の皆さんに旅への想いを目覚めさせていただきました。中村隊長(社長じゃなく隊長と呼ばないとダメ ^o^)にも初めてお会いしました。名刺には「代表取締役 隊長」って...かっこいい!

こんだけ飲んだ翌日(つまり今日)も、伊豆で「MTBに挑戦!」ツアー同行とか。底抜けに明るくバイタリティあふれる隊長はとっても魅力的な方でした。噺家さんみたい(笑)。この熱さが隊員のハートをわしづかみなのかも!?

それにしても、世の中には旅のツワモノがいるもんですね。それも女性が多い。隣に座った若いRさんにたくさん旅行に行ってるのか聞いたら、屋久島から戻ってきたばかりで、まわりの友達と比べたら多いけれどここに来たらまだまだとおっしゃる。

他にも中東諸国とか南米とか旅しまくってるTさんも見た目はごく普通だったり(って普通じゃない旅しまくり女性はどんなイメージなんだ?)。

たまたま中村隊長の書籍の表紙の写真、グランドキャニオンでジャンプしてる方も参加されてました。

男性にも毎年北極に行っている(!)Mさんがいたり、隊員からスタッフになられた南雲さんもナイスガイ(笑)で、4時間の飲み会がなんだかあっという間に過ぎました。

地球探検隊にリピータが多いのは、このサークル感覚なんだろうなと思いました。旅は行って楽しく、後日語り合ってまた楽しいもの。そういう場を提供し続けている地球探検隊にも興味津々となりました。でもオレ、予備軍から幽霊部員にならないように気をつけないとな(笑)。

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2008.05.10

清志郎「入門編」にはたらく人々収録!

はたらーく!はたらーく!(せっせと!)はたらーく!はたらーく!(せっせと!)とてもよーくはたぁーぁぁらくぅーおとなしーいひとぉーぉぉがいるぅー(よいっしょこらしょ!うんこらどっこいしょ!)

昔フォークの神様と呼ばれた岡林が、一時はなれていた音楽活動を再開したとき、日本のリズムはこれだといって「エンヤトット」をプッシュしていた時期があった。正直かっこ悪かった!なんだか頭で考えた理屈を聴かされている感じがした。

前に書いた忌野清志郎完全復活祭ライブがついにDVD化される。それと同時に発売されるCDがあり、そのタイトルが「入門編」だ。このタイトル、清志郎を知らない世代に向けたメッセージなんだろうか?

特に目を引くラインナップはこちら。

8. はたらく人々(DANGER「DANGERII」'85)
9. い・け・な・いルージュマジック(忌野清志郎+坂本龍一シングル '82)
10. パパの歌(忌野清志郎「abcd」'93)

この曲目がこの曲順ですか。すごいなぁ。うれしいのは「はたらく人々」が収録されたことだ。エンヤトットのような理屈っぽさがない。日本の悪ガキ(でも根はいいヤツ)の音楽がここにある。どーしようもない感じの楽曲なんだけど(笑)、ハートに来る感じ。それが清志郎らしさで、入門編にうってつけなのだ(ってオレも理屈っぽいな)。

清志郎のソロワークには若手ミュージシャン(バンド)を起用したものも多い。起用っていうと大御所が若手にチャンスを与えてるみたいだが(傍から見ればそういう側面もあるにせよ)、悪ガキ清志郎が仲間を集めて好きなバンドをやって騒いでるようなものだ。

完全復活祭のときにも思い出の曲のひとつとして「はたらく人々」について触れたくらいこの曲は印象深い。この機会にぜひ聴きたいと思う。他に注目曲としては、初CD化されるCharとのコラボ「かくれんぼ」など。全18曲、まさに清志郎らしさ全開の入門編かつベストアルバムだと思う。

ところで清志郎のサイトは「地味変」(ジミヘン)だが、CDは「入門変」でなくていいのか(笑)。

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2008.05.05

水谷豊のCDは通常版必聴!

音楽を聴きたくないっ!と書いてから舌の根も乾かぬうちに音楽CD紹介ですけれど(笑)、水谷豊さんご出演の「SONGS」(NHK)観ました。すばらしい!

なにがすばらしいって、番組のなかで「表参道軟派ストリート」(作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童)を歌われたんですよ!正直10代でなきゃ歌えない(いや21世紀の10代でも歌えない)恥ずかしい歌詞を、当時の自分の映像とデュエットですよ。

リラックスした水谷豊さん、はじめて見たような気さえしました。

水谷豊という特異な役者について、ボクは大いなる勘違いをしていたようなのです。ボクは水谷豊はオトコ市原悦子(家政婦は見た)ではないかとずーーーと思っていたのでした。

その独特の雰囲気・オーラに包まれた演技力。他の誰にも替えることの出来ない存在感。棒読みに見えて、しかしそのセリフ回しでなきゃ完成され得ない苦悩する若き犯罪者(の役)。

原田美枝子と夢の共演映画にして秀逸な「青春の殺人者」や、「俺たちの勲章」第15話「孤独な殺し屋」こそが、ボクにとっての水谷豊の真骨頂なのでした。

しかし、SONGSのなかで言われたのは、ドラマのなかに(演技ではなく)素の自分を観てもらいたいということでした。熱中時代を引いての談話でしたが、ボクは驚愕しましたね。あの存在感は素の自分なのかって。おそるべき役者ですなぁ。

そして50代で歌う「表参道軟派ストリート」です。素の自分で歌える歌じゃないんですよ、ホント!22年ぶりのCDでも、制作者側は悩んだと思うんですよ。この曲をセルフカヴァしてもらうのかどうか。

それでかどうだかわかりませんが、初回限定盤には「表参道軟派ストリート」が入ってません。通常版のほうにだけ入ってるようなんですよ(発売まで若干日があるので変更あるかもしんないけども)。

普通、初回限定盤(DVDもついてる)を買いたくなるもんですが、水谷豊22年ぶりの新作「TIME CAPSULE」は通常盤で「表参道軟派ストリート」を聴くことがもっとも重要だと思ったりしているわけです。

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音楽を聴きたくないっ

今日久しぶりにCDショップへ行った。結局買ったのは株式会社デラのネイチャーサウンドギャラリーシリーズの2点、「波 慶良間・久米島」と「白神山地」だった。

バイノーラル録音にどんどんはまって行く自分が先なのか、音楽から離れていく自分が先なのか、その相乗効果なのかよくわからない。でも確かなことは、メロディを聴きたくないってことなんだ。

オレの人生、いろんな趣味・興味が波のように寄せては返し、それらがスパイラルに作用しあって生きて来た。しかし音楽は根底にあったように思う。それがいま、ついにというかとうとうというか、ほとんどいらない気分なのだ。

いや、これまでもこういう時期が多少はあった。音楽から離れて絵を描いたりプログラミングをしたり書物に耽ったり。しかし今回は重症だ。

メロディというものが、とにかくうっとおしい。CDを聴こうとすると身体が拒否反応を起こす。それでヒーリング(波とか小鳥とか)だけの音を聴いている。

アンビエントにはまった時期、そこにはハウスのビートがあった。いま、ビートも欲しくない。機械的・人間的(人工的)なビートに気分が悪くなる。

メロディも人工的なものであり、結局人間がイヤになってきているのかもしれない。ストレスもここまでくれば立派なものか?もしかすると身近な人のリアルな死が、虚飾の世界からオレを目覚めさせたのかも(宗教とかスピリチュアルとはまったく関係ないけどねっ!)

口からでまかせばっかりの人間関係。とっくの昔に割り切っていたつもりだったが、口ばっかりの人間が想像以上に跋扈してオレの生活まで脅かし始めてる。侵食の度合いが大幅に拡大したのかもしれない。精神の堤防は決壊寸前だ。

そういう人間に対して、これまで常に武装して闘ってきた。でもそんな武装した自分の無駄な時間が嫌いになってきた。なんで無駄な武装をしてまでそんな人々と付き合う必要があるのかわからなくなった。ネクタイをするだけで嘔吐しそうになる日々だ。

大西巨人や宮本民俗学が読みたくなったのもバイノーラル録音に興味が出てきたのも、虚飾まみれの腐れ現代社会における人工的環境への拒否反応かもしれない。

オレは時代の空気に結構敏感肌(笑)。3年もすればこういう状態の人類が巷にあふれ出すように思う。ねずみが沈み行く船から逃げ出すように、この社会から逃げ出そうとしている自分がいるのかも。音楽からの逃避はその前兆か。

しかし自然音CDも厳密には人工的なものであり、こうして書いているブログだって人工空間そのものだ。

いま聴きたい音楽がないから独りで渓流に音を拾いに行きたい衝動にも駆られている。それをまたブログで記録しておくことだろう。その程度にはまだ地球や人間に対して興味があるのかもしれない。もっともそれはすべて私的なものだが。

これからは自分のためにどれだけの時間を残せるか使えるかを最重要だと考えるようになった。これも単なるバイオリズムのサイクルかもしれない。しかし置かれた環境がこのサイクルを突破して大きなトレンド相場を生むこともある。

結構日常や環境に対しては鈍くグズグズしているオレだが、トレンドが生まれたときには乗ることをFXで覚えた。オレはビジネスも大好きだし、観察対象としての人類も大好きだ。でもいまはとにかくメロディのない世界で、精神の蘇生が必要だ。

ゴールデンウィークでよかった。ここで出来るだけ蘇生して、またあの忌まわしい虚飾とうわべだけの世界へ戻っていくのだ。より露骨に表層的な戦士となって!

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2008.04.27

バイノーラル録音試し録り

Cinemarium_rack_2土曜午前中にシネマリウム設置台が届いたので早速設置。ただ置くだけだけど。両サイドにあるルミナステンションラックの天井への突っ張り柱の前面内側をいったん緩めて、そこへ設置台をはめ込み、また天井突っ張り柱を元に戻す。これで作業完了!

右の画像では、わかりやすいように台と見えないテンションラックのポールの位置関係を描いて重ねてみた。まぁ本体そのものがかなり高い位置なので規格外な使い方だけど、音の抜けは確かに変わった。

午後は新宿へ。東急ハンズでやっているバイノーラルマイク「BME-200」の実演販売が目的。雨が降り出していたが、気分がバイノーラルモードになっているので、雨の音をしっかり聴きながら(まだ自分の耳だけでだが^_^;)駅へ向かった。

●日常を“聞く”意識に変化

バイノーラルに興味を持つと、日常の意識が変化するな。あらゆる日常音に敏感になる。「あ、この工事現場の音欲しいな」とか「お、このビルの反響音は空間的に面白いぞ」とか。日常にほとんど興味が無い私が、こういう形で日常にコミットしていくなんて、そのこと自体も面白い。

バイノーラル録音を公開されているサイトやブログもいろいろ聞いてまわった。車の走る音、雨の音、波の音、雑踏の音、そういう日常音や自然音がやはり対象となっている。なんてことない日常を切り取る楽しさ。それはカメラでもそうだし、ビデオでもそうだけど、「音」、「音だけ」という切り取り方はまた新鮮だったりする。

●BME-200はじめて物語
さて、東急ハンズ新宿店5Fへついた。一応オーディオ機器なつもりで赴いたが、そこはいわゆるオーディオ機器的空間ではなかった。カーテンとか掃除用品とかそういうフロアだった。

実演販売員さんがお二人いらっしゃって、いろいろ聞けた。アドフォックス社ってそもそもは補聴器の会社。補聴器って日常の音を自然に増幅することが目的だからこそ、バイノーラルに注目されて開発されてきたわけだ。

しかしある日、展示会場にとある著名なオーディオ評論家氏(名前も聞いたけど忘れた)が訪れて、アドフォックス社のバイノーラルマイクに衝撃を受けられ、持ち帰ったマイクでジャズの演奏を録音し、アドフォックス社にフィードバックされたそうじゃ。それを聴かされた社員はオーディオ分野に新たな販路を見つけ、手軽に生録が楽しめるバイノーラルマイク・イヤホンBME-200を売り出したというわけじゃ。めでたしめでたし。

ハンズでの実演販売ではカラスの鳴き声とか、アドフォックスのサイトでも視聴できるいくつかのファイルを聞かせてもらった。やはりいい。なんで新宿のど真ん中でカラスの音に聞き入っているのだオレは!?とか、そういう疑問もオモロかった(笑)。オーディオマニアは何百万円もするスピーカーで水滴の音を聞いたりしてる。同じだよ!

でもそのカラスの声が、なんの変哲も無い安いボイスレコーダ(MP3)で録音されていて、なんだか匠が木彫りをしているようなイメージが浮かんだ。木彫りの名人がちょちょっと作った置物でも、なんだかめっちゃ味わい深いってことあるじゃん。そういう感じでカラスの鳴き声を聞いたのであった。

いまハンディタイプのリニアPCM録音機もブームになっているし、ハンディ・レコーダとBME-200との組み合わせはかなり楽しい旅行アイテムになるのではないだろうか。即効で購入。BME-200の店頭販売は東急ハンズの渋谷・新宿・池袋店で行ってるそうです。

ウインドスクリーンの裏側に両面テープを貼って装着すると、ウインドスクリーンを失くしにくいって話も聞いて来ました。失くすと結構高い(3000円くらい)。毛糸の帽子なんかでもウインドスクリーン効果は得られるとか。ひとくちメモでしたー(笑)。

●旅行と音の思い出
昔欧州旅行したとき、アインシュタイン博士の生家の近くで、ギターを弾きながらサイモン&ガーファンクルのミセス・ロビンソンを歌っているストリートミュージシャンがいた。私は欧州旅行を音で残そうと(というよりサンプリングシンセに取り込む音を探すため)、録音機能付MDウォークマンとマイク(カラオケマイクみたいなでかいやつ)を持っていたので、彼の横に座って録音した。ほとんど使えるシロモノじゃなかったけれど、思い出としては残ったのだ。

同じ旅行の最中、ドイツの電車のなかで、ボイスレコーダに旅の思い出をしゃべっているドイツ語のおっさんも見た。トーマスクック時刻表を持ってたから、たぶん旅行者だ。そういう楽しみは昔からある。それをバイノーラルな音でリニアPCM録音(CD音質以上)で残せる現在、生録ブームは世の流れなのではないだろうか。

ボイスレコーダといえば、理不尽な要求(異動辞令とか違法要求とか)を呑まされそうな場面で、マイクロテープレコーダを持ち込むみたいな使い方を思い出す。その場限りの口約束なんてすぐ反故にされたり、企業犯罪に巻き込まれそうになったりする危険もある現代社会。証拠を残す武器を常に携帯することが重要となっている。いまやマイクロテープに比べれば音も使い勝手も格段に良くなっている。現代人必携アイテムともいえよう。生き難い世の中だがこれもサバイバルだ。

ま、バイノーラルマイク付イヤホンはそういうしょーもない日常を離れて、ケガレのない心とともに使ってください(笑)。

●部屋で早速録音してみた!
Zoomh2_bme200_setマイクを買ったらすぐにでも録ってみたい。とりあえず自宅でギターを弾きながら歌ってみた。もちろん24bit/96kHzで録音してみて愕然!なんて下手なんだオレ(笑)。こんなに下手だったなんて...。

まるでハイビジョンに吹き出物がドアップで映された女優のような気分だ。だがそのリアルさにも驚いた。下手さに慣れてくれば悪くない(立ち直り速いんです!)。元春のSugartimeを歌った。なぜこの歌かというと、

Do you remember
(あの時の二人)
Do you remember
(あの日の輝き)

って掛け合いがあるじゃんか。ここを一人でやってみたかった(笑)。リニアPCMだとまさにリアルなので、オレが二人で歌っているわけだ。しかもピッチのずれ具合も含め100%オレのグルーブと合っているわけ。こんなに気持ちのいい掛け合いだったりハモリってないぞ。

逆に自分自身とハモってみることで、バンドのグルーブを作り出す(他人とグルーブをあわせる)ことの困難さも発見できる。バンド活動ってのが音楽的にいかに困難な仕事なのかを謙虚に知り、そこからまた練習に戻るという反省材料にも使えるのだ。まじめだなぁ。バンド休止中なのに。

この録音は非公開。著作権料の問題あるから。

●森のクマさん風のコードを弾いて比較
さて、このくらい長文にしとけば、ここまで来る人は少ないだろう。ということで、下手なギターでアルペジオを弾いてみた。ひとつはバイノーラル録音、ひとつはZOOM H2の内蔵マイク(FRONT90度ステレオ)で、音質はCDレベル(44.1kHz/16bit)のWAVファイル。どちらも3MBくらいある。森の熊さんって童謡を口ずさみながら聴いてください(森の熊さんを弾いているわけではありません)。2)のほうが左右逆になってるのは、リスナーポジションで録音したため。どっちもPCに取り込んだ後ノーマライズしてます。

1)バイノーラルマイクで録音
2)内蔵マイクでステレオ録音

音の違いはわかりますかね?ヘッドフォンで聴くとよくわかるんですが、1)のほうは頭の外で音が鳴ってる。回りの空気感(ノイズ)も聞こえます。2)は指向性の高い内蔵マイクなので、頭の中で音がなっててノイズは少なく感じます。ノイズの有無がどうこうというより、空間の聞こえ方の違いが聞き分けられれば違いがわかると思います。

あと弦をこする音とか、サムピック(親指にプラスチック製のピックをはめて低音弦を弾いてます)の当たる音まで聞こえます。1)ではH2内蔵メトロノームのクリック音も入ってますが、これはバイノーラルマイクで録音する際、モニター音をマイクの裏についているイヤホンで聴きながら録音したから。クリック音のレベルは3です。

オマケでウクレレバージョン(笑)。

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2008.04.21

リニアPCMレコーダ物色

バイノーラル録音に向けて、いろいろ検索している今日この頃。こういう時間が一番楽しいな。バイノーラルマイクのほうは、週末にアドフォックスの店頭デモを聞きに行って考えるつもり。いまはレコーダの方を中心に検索中。

どうも生録ブームのようで、結構幅広い層が購入しているらしい。なかでも50代以上に熱心な生録ファンが多いとか。わかる気がする。基本的にリニアPCMハンディレコーダーだけが候補。さらに24bit/96kHzサンプリングが可能なものと絞ると、こんな感じ。

なかでも、サイズ重視では、ローランドのR-09HR、ZOOMのH2、オリンパスのLS-10、ソニーのPCM-D50 あたり。というか、実はほとんどローランドかZOOMのどっちかに絞ってんだけど。どっちも思い入れのある楽器メーカーだから。

ローランドは安定感がある。かつて創業者の梯郁太郎氏の著書「ライフワークは音楽」を感動しながら読んだし、初めて買ったサンプリングシンセは(石野卓球も使ってたという)ローランドW-30scだった。初めてのリニアPCMレコーダーもローランドにするという物語はひとつ考えられる選択肢だ。

いっぽう、ZOOMは安くて面白い。ZOOMではギターのマルチエフェクター707Ⅱを持ってる。ラララーズ再結成ライブのときはエレアコにこのエフェクターをつないで演った。H2にはチューニングメーターもついている。ZOOMはなんにでもチューニングメーターをつけるんだ(笑)。でもこれ結構便利!

うーむ、いかん。モノへの愛着物語ばかりで、一向にそれぞれの機能に迫っていないな...。まぁ、機能なんて腕でカヴァできるし(なーんて)。

買いたいものが決まったら、為替の海に釣りに出かけていって必要な資金を釣って来よう。

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2008.04.18

シネマリウム設置台発注

シネマリウムES7001が届いてもうすぐ一週間。すでに設置はしているのですが仮設置という感じ。というのは、ウチの構造上の問題が(ってほどのものじゃないんだが)。

前にスクリーン設置の苦労話を書きましたが、左右に設置したルミナステンションラックに引っ掛けているスクリーンなんです。で、そのスクリーンの上奥に棚を渡して、シネマリウムを置いてみました。

しかしルミナスポール(柱)の太さ+スクリーンケースの厚さが120mm程度あって、シネマリウムの位置が奥まってしまいました...。シネマリウムの説明書を読むと、ラックの正面とスピーカ面とがそろう位置に置くようにとあえて書かれているので、置く位置は超重要じゃないですかっ。

あとポールとスクリーンケースの間にも隙間があるため、そこからスクリーン裏に音声が逃げているように思えてならない(^_^;)。特にスクリーンの上部においているので、ポジションボタンは「H」(テレビの上に設置)を選択しており、余計にこの隙間が気になる...。

というわけで、DIYサイトをいろいろ探して、日曜大工応援隊!さんに棚板を発注してみました。せっかくなので、さっき即効で図って描いた図面をアップ!(笑)
ES7001用台発注図面
素人図面ですけど、これで作ってもらえるかどうか、ドキドキ!

1枚板(MDFボード18mm厚)で4箇所直角加工して、5000円以下でした。このMDFボードだけでこのサイズの棚を作るとなると明らかに強度に問題ありなんですが、今回のは凸型の出っ張りが欲しいだけで、土台となる棚(下支え)はすでにあるので安くてキレイなMDFボードにしてます。もし1750mmクラスの棚を作るなら、MDF18mmは不適かも。

とりあえず、これが来たら乗っけてみたいと。

●シネマリウムはフロントバイノーラルな名機

ま、それはそれとして、ES7001の感想ですが、まず音はいいですねぇ。やっぱマランツだけのことはありますね。こういう温かみのある音質は好きです。キンキンしてないっつーか。

サラウンド効果については、そもそも後から何かが飛んでくるみたいな映画持ってなかった(笑)。ていうか、シネマリウムの真骨頂はバイノーラルモードなんじゃないかと思う今日この頃です。

そもそも、シネマリウムのフロントサラウンドの中核技術ってクロストークキャンセルらしいじゃないですか(詳しいレポートはこちら)。試聴会でもこの上下左右360度の方向感覚が一番目玉って感じでしたし。これってイヤフォン鑑賞に最適化されるバイノーラル音源を再現するのに最適な気がする。そういう方向性でフロントサラウンド効果を実現させてみましたって商品なんじゃないか(ってはじめからそうだったよね)。

というわけで、思わずジョー奥田さんの「YAKUSHIMA」と「Nagi」というバイノーラル録音のCDも購入しまして(笑)。真っ暗な部屋で自然音(波とか小鳥とか)を聴いております。癒されるー。そして、早くバイノーラルマイクをゲットして自然の中に飛び込んで行きたーい!ま、自然じゃなくて雑踏かもしれませんが...。

サラウンドとはバイノーラルとみつけたり!そんな感じでございます。ようはふたつの耳に全方位から音が聞こえる(かのように感じる)ってことが重要じゃん。そう考えると、たかだか5.1chだとか7.1chだとか、どうよ?いやいや120chでもバイノーラルのまだ三分の一じゃないのかなぁ。360chサラウンドでようやく水平面制覇って感じか?そうやってデジタルに微分していく方向性じゃなくてアナログな錯覚をより自然だと感じる(ような錯覚)。そんなバイノーラル感覚ってのが、結構リラックスできるサラウンドなのかもしれないと思った。

ES7001は結構底値で買えたと思うのだけど、そういう価格が出てくるってことは、そろそろ次シーズンの型番登場かな?

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2008.03.02

あげげろ醜し

卒業式であおげば尊しを歌ったら、次は進学先や就職先での新人歓迎コンパの様子を情感高らかに歌ってみましょう。

あげーげろー みにーくしー
うたーげのーあとー

トイーレのー ゆかーにもー
はねーた ひーまつー

おもーえばー のみーすぎー
このーすうーじかーん

せなーかをー さすーられー
げろーげろーげろー

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2008.02.24

オールナイトニッポン40周年

先日、赤羽の鬼平でつけ麺食いながら店内で流れるラジオを聴いていたら、「坂崎幸之助のオールナイトニッポングラフィティ」が始まり、40周年記念の40時間放送で吉田拓郎がパーソナリティに復活するという情報が流れた。ラーメン食っててすんばらしい情報をGETした瞬間だ(笑)。

そして今日、真昼間(15:00~17:00)に放送される。早朝(5:00~7:00)は南こうせつ復活。その後、ちょうどいまイルカと谷山浩子と山崎ハコの3人娘(7:00~9:00)をやってる。昨日の13:00から駅伝のようにつないでつないで40時間、往年のオールナイトニッポンパーソナリティが復活しているのだ。

オレは80年代当時、松山千春からバトンタッチされた中島みゆきのオールナイトニッポンを聴くために上京してきた(ホントの話)のだが、浪人したために上京したときには終わっていた...。そこが東京生活の躓き始めかもと思う今日この頃(笑)。

実家にいた頃はオールナイトニッポンがネットされておらず、文化放送の「ヤングタウンAM」をめっちゃ聴いていた(ポン太女史にも会いに行った)。しかし中島みゆきのオールナイトニッポンだけはノイズとともに遠くの電波を拾って聴いていた。受験勉強どころじゃなかったわけだ。

今回の復活祭に中島さんは出ませんが、オールナイトニッポンにはミル・マスカラスへの想いと同種の憧れがあるのだ。全日本プロレスもネットされておらず、ミル・マスカラスはエル・カネックでは満たされないオレにとって紙上だけで憧れた伝説のルチャ・ドールだったのだ(>この話、いまぜんぜん関係ないよね...)。

昨日は春一番が吹き外出もままならず、テレビの地上波デジタル放送も途切れがち(UHF室内アンテナで見てるから?)。ラジオ日和だったわけで、ビートたけしから始まって、松山千春、ゆずくらいまで聴いていた。

ビートたけしの若い頃のしゃべりは本当にすごいな。あんだけのスピード感が2時間維持できるのは驚異的。まぁ、それを言えばいまだにスピードを維持している高田文夫先生も人類の驚異だけど(笑)。いまのしゃべらない北野武しか知らない世代にぜひ聞かせてやりたい。

あと松山千春。「足寄より」が映画になるそうで。こりゃ観に行かねば。

千春のLPレコードを初めて買ったのは、小学生高学年の頃。「長い夜」がヒットしていた。YMOとニューミュージックに目覚めた時期だったので、千春の新作LP「時代をこえて」が出たと知り、父と買いに行った。てっきり「長い夜」が入っているものだとばかり思っていた。そしてニューミュージックの人はシングルヒットでもアルバムに入れないことがあるんだと学んだわけだ(笑)。でもせっかく買ったLPなんで何度も聴いていた。結構小品だけどいい曲が詰まったアルバムだった。いまでも全部歌えます!

千春からはいろんなことを学んだ。「長い夜」はザ・ベストテンで流れたコンサートの印象がやたらと強かったんで、その後レコードで聞いたら、ブレスや溜めの位置がぜんぜん違っていた!歌っているうちにレコードの歌い方から大きく変化していくものなんだ、変化させていいんだと学んだ(笑)。

起承転結」というシングル曲ばかりを集めた大ヒットアルバムもある。これの(長い夜もこっちに入っていた)が出た頃で、起承転結の「承」が強調されていた。このペースで起承転結の「結」までいったらどうすんだ!引退か?と子どもながらにハラハラしていた。いまでは「起承転結10」まで出ている。ふた回り以上だよ!オトナってすごいなと学んだ(?)。

そんな千春の復活オールナイトニッポン。春一番の影響をかいくぐり北海道からたどり着けたのは奇跡だ。この放送が聴けたリスナーは幸せだと連呼されていたが、確かに幸せだったぞ。ただ、その飛行機の話が多くて、もっと別の話も聴きたかったぞ(笑)。

こうせつに40時間しゃべらせればいいとか、昔はさだまさしや谷村新司についていた文化通信の記者がいまは自分についてて、ソイツが離れていったら俺も終わりかとか、毒舌はあいかわらず面白かった。

今日もタモリ、拓郎、所ジョージなどなど、忙しくなるぞ。そして締めはaikoだ。aikoのオールナイトニッポンはほんの少しの間だけのリスナーだったけど、面白かった。ととべんきの歌は一世を風靡したよね(笑)。今夜、出るかな?

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2008.02.17

シネマリウム視聴会へ行って来た

Marantz日本マランツの恵比寿ショールームで開催された、第3回フロントサラウンドシステムCINEMARIUM ES7001体験視聴会へ行って来た。通常は予約制なのだが、今回の体験視聴会は飛び込みOKだったから。視聴+開発担当エンジニアによる説明で20分程度ということだったけど、3人で行ったので1時間程度ジックリと視聴させてもらった。

●フロントサラウンドシステムとは
フロントサラウンドシステムというのは、フロントにあるスピーカセット(一体型が多い)だけでサラウンド効果を得るシステムだ。

サラウンドスピーカーっていうと、例えば5.1chサラウンドだと前方に3つ(左・中央・右)、やや後方に2つ(左後・右後)、それとサブウーハー1つという組み合わせで5つのスピーカーを置かなきゃならない。さらにそれらの位相を測定して最適な設置位置に置かなきゃならない。

普通の家庭のリビングにそんなたいそうなシステムを配線するのは大変だ。でも昨今ホームシアター(大画面テレビ含む)が浸透してきて、手軽に大画面で映画やテレビが楽しめるようになり、次はサラウンド効果も楽しみたいというニーズが出てきている。でもたくさんのケーブル配線がうっとうしいとか、リアスピーカを置く場所がない一般家庭用に、とにかくテレビとセットで置いてケーブル1本でつなげばサラウンド効果が得られるフロントサラウンドシステムが徐々に注目されているわけだ。オレもそのひとり。

マランツとはいわずと知れたオーディオブランドのひとつ。そのマランツがオプソーディスという技術を使ったフロントサラウンドシステムを発売している。反射音を使わないから部屋の形状の影響をあまり受けないとか。ほんとか?と思って行ってみたわけ。

●まさにサラウンドだった
マランツ ES7001結果からいうと、かなり満足した。正直、フロントサラウンドなんて所詮擬似サラウンドだしみたいな感じも持って参上したのだが、フロントサラウンドだってことを忘れるくらいの効果だった。人間の耳って不思議なものですね。

第2回の体験視聴会が好評だったから第3回も行われたそうですが、確かにこうして聴くとそのすごさがわかる。

もちろんソースとしての音源はサラウンド効果が得やすいものが選ばれていたんだと思う(スパイダーマンとか)けど、そういう音源以上に効果的だったのは、ダミーヘッドを用いたOPSODIS技術の体験及びデモンストレーション だ。

別室に用意されたダミーヘッドの周りを、マランツの担当者さんが360度歩きながらポイントポイントで手を叩く。その音をダミーヘッドの左右の耳に仕掛けられたマイクが拾い、それをこちらの部屋のES7001で聴く。どこで叩いているかも大画面テレビに映る。3人で座る位置を換えて聞かせてもらったので3周手を叩きながら回ってもらった(感謝!)。

聞こえる位置が移動していくのがはっきり聞き取れる。特に個人的には1Pモードでのサラウンド効果が鮮烈だった!指向性が非常に強い。日光東照宮の鳴き龍を思い出した(笑)。

1Pモード(一人モード)では、3人がけのイスの真ん中の人がスウィートスポットに設定されていた。1Pモードでイスひとつずれると若干位相が変化して聞こえた。音のビームの線上から外れるためだ。そこで複数で聴くとき用に2Pモード(複数人モード)が用意されており、サラウンド効果は薄れるがスウィートスポットのレンジが広がるようだ。試したら確かに変わった。

また通常の地上波デジタル(を録画したもの)のCMなども聴いたが、家で聴いている音よりも明らかに奥行きがある。2ch録音のCDでも奥行きがある。これは入力ソースによって最適なサラウンドモードを自動設定してスピーカに割り振るためらしい。バンドの楽器本来の位置関係が再現されるようなイメージだ。ライブ音源では観客の歓声の位置が広がって聞こえた。

スピーカと視聴位置とは1.7~2.5m、テレビ画面は30~50インチを想定したシステムとのこと。大画面テレビ画面の上下どちらに置いても画面中央から音が広がるように設計されているそうだ。ウチはスクリーンが80インチだけど、その上に2mの棚を設置してそこに置きたいなと思った。

サブウーハーもあるがあまり売る気がないみたい(笑)。ES7001だけで充分な効果が得られるのと、一般家庭での視聴でサブウーハーは逆にうるさいかも。確かに殴る音とかドスンと落ちたときの音とか、そういうのはサブウーハーの効果があった。

ヤマハ YSP-3000帰りに池袋のビックカメラでみたら、2月発売のヤマハYSP-3000にもちょっと目移りした(笑)。ただ反射式でもあり量販店でその効果を確認することは不可能なので、環境の整った視聴ルームがあれば比較してみたい。反射式でも研究されていて、測定マイクで反射テストが出来たりするようだ。

どっちがいいのかよくわからないけれど、ITジャーナリストの本田雅一さんによるとサラウンド感に重きをおけばヤマハ、音そのものの品位でいけばマランツとか(記事はこちら)。

先日の忌野清志郎復活武道館ライブみたいに東西南北全方位に観客がいるようなステージとかテレビのスポーツ中継はぜひサラウンド音源で映像化して欲しい!

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2008.02.11

忌野清志郎完全復活祭でボクも復活

個人的な事情で2月頭からしばらくブログを休んでいましたが、今日からひとくちメモ復活します。復活に際してどんな話題がマッチするだろうと思っていましたが、やっぱこれでしょう!2月10日忌野清志郎完全復活武道館ライブ行って来ました。

快気祝い忌野清志郎武道館はいつにもまして広いレンジの客層。初詣かメーデーかといった様相でした。南西スタンド席という武道館では結構いい席で、全体を見渡せました。久しぶりのライブの熱気が公演前から伝わってきます。

忌野清志郎が喉頭ガンを公表したのは2006年7月でした。ガンとの闘病を「この新しいブルースを楽しむ」というメッセージとともに開始したことに、多くのファンは驚かされたと同時に、いかにもキヨシローらしい前向きなメッセージだと受け止めたのではないでしょうか。

そして「またいつか会いましょう。夢を忘れずに!」と締め括られたその日から1年と7ヶ月。ついに完全復活してKINGが武道館に戻ってきたのです。ドカドカうるさいロックンロールバンドがやって来たんです!

武道館に先立ち、NHKのSONGSでスタジオライブを演奏されていましたが、その映像からは「完全復活」に確信を持てました(2/12に再放送!)。単発イベントやサプライズゲストとしては昨年も神出鬼没でステージに現れていたGODですから、まったく不安はありませんでした。

しかし武道館ライブがいよいよ始まったところで、巨大スクリーンに闘病生活のスナップ写真が時系列に映し出され、その1枚目は丸坊主の清志郎、いや栗原清志という一人の“ぼくの好きなおじさん”の痛ましい姿でした。一瞬「ドキッ」としました。

しかしスナップ写真が次々と進むにつれ髪の毛が生えてきて、ある日そのおじさんの髪の毛がツンツンに立ってきてキヨシローに変身していったのです。その写真から会場は割れんばかりの大声援。そしてギンギンギラギラのラメ入りスーツでこちらを指差したあと、「完全復活!」の文字が。まだ一曲も演奏してないのに、会場は完全にトップギアに入ってました。

完全復活!日本武道館そこからは怒涛のライブへ入って行き、仲井戸“チャボ”麗市がシックでクールに登場したときには涙が出そうでした。「君が僕を知ってる」はチャボがちゃんと弾けたことがないという理由で(笑)毎回やるそうなのですが、この曲はこの二人の友情のシンボルなんじゃないかと思ってます。また個人的には、チャボの好きなタイプの曲はボクの好きな曲と完全に一致することをボクは知ってるので(笑)、チャボがいると常に満足できる楽曲が聴けるのです!

「よォーこそ」のときには思いっきり「チャボー!」と叫ばせていただきました。

忌野清志郎の正直さ、まっすぐさも坊主頭の写真ににじみ出ていたように思います。構えない自然体で筋が通っている生き方が、ボーカリストとして類稀なる声を持っているミュージシャンに宿っているこの奇跡がオンリーワンな存在である所以じゃないかと思ってます。

虚飾の世界(モンキービジネス)のなかで、いかに誠実に生きられるかを常に目に見えるカタチで表現してきたからこそ、またその誠実さがロックンロールと矛盾しないことを体現してきたからこそ、ここまで愛されるミュージシャンキヨシローであり続けられるのだろうと思います。

もちろん面白いってのもあるけど。子どものころに聴いていたキヨシローの思い出って皮肉な歌ばっかりですから。「キミかわいいね」とか「三番目に大事なもの」とか。

あと世界同時テレビ放送で佐野元春が「SHAME」みたいなマジメな曲歌ってるのに、清志郎は「はたらく人々」で「とてもよーく働くーおとなしーい人がいるーよいしょこらしょうんこらどっこしょ」っつって、日本各地の女はよく働くみたいなの歌ってたし。でもこの曲は一回しか聴いてないのにめっちゃ頭に残ってる。

NHKの「YOU」でアントニオ猪木に肩車されて歌っていたこともあった。肩車を猪木にお願いしてるとこもちょっと映っていたのだが、「すごいこと猪木に頼むなぁ」と思ったものだ。

元気が出るテレビの「元気が出る音頭」もすごかった。「出そうでなかなか出ない」みたいな歌詞。正直、復活ライブで「おかげさんでこんなに元気!」って歌って欲しかった(笑)。

久米宏のTVスクランブルで、サーファーがこけまくる映像に「こんなんなっちゃった」が被せてあってめちゃめちゃ爆笑し、この曲を収録した「BEAT-POPS」を即効で借りた(金がなくてね...)。エリーゼのためにの「あの子の嫌いな仲井戸麗市(なんでだよっ!)」って歌詞も好き!

その後の原発反対ソングだったりパンク調君が代を歌ってみたり、その場その場ではいわゆる権力側からのバッシングもあったりするわけだけど、清志郎にはそういう権力者が持っている建前だとか利権だとか、そういうものを笑い飛ばすジャーナリスティックな精神があった。ソロになってからのほうがCD買ってるな。

もちろん笑い飛ばしながらも、自分にとってメリットがあれば「つ・き・あ・い・た・い」って言うしたたかさもある。それを全部あからさまにさらしながら生きている様に、こちらもつきあいたいって思っちゃう。ボクもニューエイジ調君が代「kimigayoukoso」を作ったりした。

生卵そして。今回のライブ。実はナマでライブを観るのは初めてなのだった。清志郎のボーカルをナマで聴く機会が初めて訪れたのが昨日だった。そういう意味でも感慨深く、また完全復活ぶりがうれしかった。

今回の復活に際して、何か出来ることはないかと考えていたところ、amazonで忌野清志郎を検索したら25周年記念の忌野清志郎画報「生卵」に商品画像がないことが判明。そこで記念つながりで、カスタマー画像をアップしてみた。自己満足な世界が世の中と画像でつながっているというこの微妙な感覚が好き。

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2008.01.27

「THE LONGEST DATE」PR紙完全収録!

唐突ですが、映画「THE LONGEST DATE 一番長いデート」です。1985年製作の日本映画ですけど、知ってる人います?あまりいないかも。ボクらの自主制作映画だから(笑)。でも原作は赤川次郎先生です。

右下の画像は、その映画の脚本。実家で見つけました。きったないけど全40ページの堂々たる脚本です。もちろん手書き。当時、ワープロなんてハイカラなモノはありませんでした(あったかもしれないが高校生の所持品ではなかった)。

文化祭で上映したのですが、それに先駆けてPR紙も作っていました(1985年9月14、15日執筆)。こっちの存在は完全に忘れていたけど、いっしょに保存してあったので、今回はそれを完全収録してみたい!オレ一人で書いててほとんど自己愛の世界だけど(^_^*)。いまと文体が変わってない、いや、いま以上に回りくどい文章をご堪能ください...。個人名はできるだけニックネームか姓名の一部伏字にしときます(笑)

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2008.01.19

旅の重さ

テレ東「たけしの誰でもピカソ」がフォーク特集だった。南こうせつが拓郎の「今日までそして明日から」を歌った。この曲を聴くといつもこの曲が主題歌だった映画「旅の重さ」の風景を思い出す。それほどに印象的な映画だった。

映画「旅の重さ」をDVD化して欲しいと松竹に依頼メールを送りつつ、松竹から通販でVHS(コピーガード付)を購入して何とか見ていたのだが、昨日の歌を聞いて「まだDVDになってないのかな?」とアマゾンを検索したらあった!即効で注文(お急ぎ便で)。

映画館では観ていない。子どもだったし地元で上映されたのかも知らない。いつだったか、深夜テレビでやっていたのを観て、その淡々としたロードムーヴィーに惹かれた。もちろんよしだたくろうの曲があまりにマッチしていて、音楽と四国の風景とデビュー当時の高橋洋子のみずみずしさは、映画というものの普遍的な力に満ちていた。

日本映画らしいウエットさも、いまとなっては独特の雰囲気がある。なんていうのか、21世紀、MOOGシンセに感じる暖かさという感じ(わかりにくっ!)。初めて出会った当時はセンセーショナルだったけど、古典となってからも古びず、また違った位相をも味方につけ、さらに深く情感豊かに聞こえる(鑑賞できる)、まるで倍音が増幅されていく音楽のような作品だ。

違った位相とは、例えばよしだたくろうの現在であり、四国お遍路の現代性であり、'70年代(昭和な)日本映画の再評価の流れであり、政治経済で疲弊し低迷する日本人が精神性へ向かう現在であり...。

上昇・バブルの15年、その後凋落の15年、30年という時代を歩んできたこれらの持つ個々のイメージと、そこから何かを感受するこちら側の個々の意識の変化によって、この映画のエクリチュール(イメージとシンボルとの分かちがたくかつ並列的な概念系)も21世紀的になってきている。それは懐古趣味ではなく、新たな読み方を提示し続けているこの映画の力なのだ(ってオレだけ?)。

「今日までそして明日から」という曲そして詞のエクリチュールとの関係性の変遷もまた、というよりこれこそが、私にとって「旅の重さ」の持つ魅力をいっそう強くさせてきた。昨年のつま恋、その前の復帰コンサート、どちらも「今日までそして明日から」が大変印象的な