映画・テレビ

2008.07.10

正義の味方の見方は志田未来の未来

母島の旅を書いている途中ですが、日テレドラマ「正義の味方」についてちょこっと書いておきたい。というかこのドラマは早く書かないと視聴のベクトルがブレちゃいそうだから。

個人的にはこのドラマ、志田未来の未来を占う、その一点で見たいと思っているところ。志田未来については、なにげに結構書いてきた。その根底にあったのは「志田未来は子役なのか?」というテーゼだ(テーゼってなに?)。

子役としてウマい。子役として魅せる。子役として秀でている。そういう見方を半分はしていたが、もう半分は役者としての未来を感じさせる存在としての志田未来を買っている人も多いのではないか。成海璃子とは違った存在感で。

「正義の味方」はコメディのようである。いま(いろんな意味で)旬の山田優が主演かと思いきや、どうやら志田未来とダブル主演の様相だった。

志田未来は困ったり深刻だったりする役で抜群の存在感を魅せる。そんな志田未来がコメディの主演なんてどうなのか?と若干の不安もあったのだが、この役は山田優に対するカウンター的なポジションで、視聴者は山田優に翻弄される志田未来の困ったり深刻だったりする演技に笑いながら接することが出来る、という仕掛けになってる。

なるほど!この手があったかってな感じだ。

コメディエンヌのあり方まで考えさせる志田未来。そしてこのシチュエーションを与えられる引きの強さも持ってる。やはり大物感ありだ。

となると、このドラマは志田未来が子役なのか役者なのか、その分岐点として重要な意味を持つ。志田未来のキャリアのなかで、そういう位置にあるのが今回の「正義の味方」なんだ(>オレ目線でしかないですが...)。

だから、田中好子と佐野史郎が両親だったり(ついでにキャンディーズをハミングでハモってみせたり)、ものすごく贅沢なドラマで申し訳ないが(って誰に?)、今回の「正義の味方」の見方は、志田未来の「未来」を見せてくれるかどうか、その一点に絞って見ていきたいドラマだ。その贅沢さを置いてでも、未来を見たい。見せてほしい。

追記 -----
そんな志田未来中心主義のオレだが、もうひとり気になる存在は、志田未来演ずる中田容子の友人の一人、小松響子役の中村静香。

この子は上野樹里主演映画「幸福のスイッチ」で妹役をしていた(映画デビュー作)。そのときの天真爛漫な演技は実に爽やかだった。当時のオレも「今後期待できる逸材」と評価してる

今回はチョイ役だけど、こういうときにちゃんと仕事してみせるのが大切だ。見てる人はちゃんと見てるからね!

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2008.06.24

ドラマ監査法人

NHKの土曜ドラマ「監査法人」が面白い。この枠は以前から注目のドラマが多い。前回の「トップセールス」も、実は前クールでもっとも面白かったドラマだ。ただ、いかんせん話数が少なくて、ここに書き込むタイミングを逸してしまう。今回の「監査法人」も全6話ですでに2話終わってしまった。

だいたいいつも3話目くらいから面白さを判断し始めることが多いので、そうなると土曜ドラマはもう半分終わってる。名作中の名作「ハゲタカ」も「人生はフルコース」も「ちゅらさん4」も、ちゃんと書けずに終わってしまった。

というわけで「監査法人」は、書いておこうと思ったわけ。それにしてもNHKの経済ドラマは銀行に厳しいっすね(笑)。悪の枢軸は銀行っていう基本路線が明確。気持ちいいっす!

ボクも某監査法人と仕事したことありますが、正直、厳格監査って効率悪い。通常業務の合間を縫って協力してるわけだけど、膨大な時間を割かれる。あれもってこい、これ説明しろ、(ま、言い方はもっと丁寧ですけれど^_^;)。言うのは簡単だからねぇ...。

例えば企業がみんなこんな非生産的なことをさせられているとすると、収益に影響するんじゃないかとも思えてしまう。悪く言えば「営業妨害」みたいにすら感じるときがある。資料集めに使った残業代を監査法人が払ってくれるわけじゃないからね。

前に倒産した取引先からの債権回収のため、弁護士事務所で法廷用の書類をガッチガチに固めたことがあるけど、それに近いことを四半期ごとにやってる。そりゃキッチリやって清廉潔白かつ透明な決算書類は大変大切だ。しかしここで出来上がる書類は正しいことが前提なので、完璧になっても生産性はまったくあがってないどころか、逆にコスト増なだけ。書類の保存だって保管費用がかかるんだよ。監査法人の倉庫を無償提供してくれないでしょ?

「いや、それによって株価に影響する」というのももっともなご意見だとは思う。株主資本主義でしたっけ?ボクなんかそういう考え方「ケッ!」って思うけど。内申書にビクビクして本当の学びが身につかない優等生の姿にちょっと似てる。現場を巻き込むなよって思う。

まぁ、「監査難民」って言葉もあるくらいだから、監査してくれる監査法人がなくなったら決算が通らずに、それこそ存亡の危機に陥る。なんだかわけのわからないスパイラルに巻き込まれる可能性があるから、協力せずにいられない。三谷幸喜のコメディみたいな話だ。

そもそも本家米国のSOX法は、一部の巨悪が露呈したがために、あらゆる企業なり事業主を性悪説で見ようという法律じゃないの?アメリカが没落していくのは、こんな非生産的なものを全体に適用しようとしてるからだと思えてならない(すでに緩和策も取られているとか)。もっともモラルハザードが進んでいけば、それも経済衰退を招くんだろうけど。行くも地獄戻るも地獄のSOX法。どうあがいても世の中、盛者必衰ってことよねぇ...。金融版禁酒法じゃない?

そんな非生産性を日本にも導入しようってのがJ-SOX法ってヤツだと思うんだけど。きっとこれで経済がさらに停滞して、そのうちゆり戻しが来るよ。例えるならダイエット後のリバウンドってヤツ(笑)。締め上げて再度緩めたら、それこそモラルはさらにハザードっちゃうよ。

不正をする輩は、どんな法律が出来てもやっちゃうんだからイタチごっこ。そのとばっちりを厳格監査という名の非生産性システムで普通の企業が受けるわけ。どんなに厳格なことしても限界あるでしょ。正しいけど非生産的。この「正しさ」ってヤツも扱いにくい概念だね。結婚式での長いスピーチみたいな感じ。お願いした手前止められない(笑)。よかれと思ってやってくれてるわけで...。

とまぁ、私見はこのくらいにして、「監査法人」はドラマとして面白い。巨悪を相手にしているときは、監査法人がまさに正義の味方だ(笑)。そして目に見える悪の背後には、必ず銀行という名の諸悪の根源(ボスキャラ)がのうのうと生きさらばえているわけだ。

そういうことなら銀行を最初から徹底的に調べ上げればいいんだけど、銀行にはカンタンに公的資金を導入しちゃったりするニッポン。チグハグだねぇ。そういう世の中を完成させたのがコイズミだったことは死んでも忘れちゃならないよねぇ。

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2008.06.13

渡辺“ジェニファー”直美

今週の爆笑レッドカーペットでレッドカーペット賞を取った渡辺直美。ますます磨きがかかってますな。

今回はビヨンセじゃなく、ジェニファー・ハドソンがドリームガールズで歌った名曲中の名曲「And I Am Telling You I'm Not Going」でした。

これは楽曲のインパクトと渡辺直美のインパクトによる、ある種ワンマンコラボカーペットだったな。

この曲は実力のあるスターを作り出す魔法の曲だ。

ジェニファー・ハドソン、ラキーシャ、そして渡辺直美...。

共通点は、肉体派ってことかも(笑)。

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2008.05.05

水谷豊のCDは通常版必聴!

音楽を聴きたくないっ!と書いてから舌の根も乾かぬうちに音楽CD紹介ですけれど(笑)、水谷豊さんご出演の「SONGS」(NHK)観ました。すばらしい!

なにがすばらしいって、番組のなかで「表参道軟派ストリート」(作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童)を歌われたんですよ!正直10代でなきゃ歌えない(いや21世紀の10代でも歌えない)恥ずかしい歌詞を、当時の自分の映像とデュエットですよ。

リラックスした水谷豊さん、はじめて見たような気さえしました。

水谷豊という特異な役者について、ボクは大いなる勘違いをしていたようなのです。ボクは水谷豊はオトコ市原悦子(家政婦は見た)ではないかとずーーーと思っていたのでした。

その独特の雰囲気・オーラに包まれた演技力。他の誰にも替えることの出来ない存在感。棒読みに見えて、しかしそのセリフ回しでなきゃ完成され得ない苦悩する若き犯罪者(の役)。

原田美枝子と夢の共演映画にして秀逸な「青春の殺人者」や、「俺たちの勲章」第15話「孤独な殺し屋」こそが、ボクにとっての水谷豊の真骨頂なのでした。

しかし、SONGSのなかで言われたのは、ドラマのなかに(演技ではなく)素の自分を観てもらいたいということでした。熱中時代を引いての談話でしたが、ボクは驚愕しましたね。あの存在感は素の自分なのかって。おそるべき役者ですなぁ。

そして50代で歌う「表参道軟派ストリート」です。素の自分で歌える歌じゃないんですよ、ホント!22年ぶりのCDでも、制作者側は悩んだと思うんですよ。この曲をセルフカヴァしてもらうのかどうか。

それでかどうだかわかりませんが、初回限定盤には「表参道軟派ストリート」が入ってません。通常版のほうにだけ入ってるようなんですよ(発売まで若干日があるので変更あるかもしんないけども)。

普通、初回限定盤(DVDもついてる)を買いたくなるもんですが、水谷豊22年ぶりの新作「TIME CAPSULE」は通常盤で「表参道軟派ストリート」を聴くことがもっとも重要だと思ったりしているわけです。

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2008.04.29

現代少年コナン

2008年昭和の日、未来少年コナンDVD-BOXをようやく見終えた。今年7月には洞爺湖サミットが開かれる予定だけど、未来少年コナンのなかで2008年7月といえば、地球は超磁力兵器による世界大戦で地軸が捻じ曲がり大陸が海に沈んでしまった未来でした...。未来少年コナンはその約20年後の物語。

いまの世の中、21世紀、人間界はテロの世紀といわれ、自然界では地球が悲鳴をあげている。世界大戦はなんとか免れているけれど、世界の覇権争いでは一触即発な環境が醸成されつつある。未来少年コナンの中で描かれたさまざまな問題が露見しているともいえます。

しかし未来少年コナンをあらためて見直して、これはレジスタンスの物語だったということが良くわかります。1978年の日本といえば、安保闘争が敗北に終わった後、高度成長の只中にありました。そこに宮崎駿のコナンが登場しました。その後の宮崎作品はほとんどコナン外伝のようなものかもしれない。コナンにはすべてのエッセンスが詰まってる。

インダストリアの支配(独裁)を企み最後はギガントに乗って世界征服を妄想する男レプカから、少女ラナを救い、レプカの部下だった女性士官モンスリーを寝返らせ、ハイハーバーを守り、生まれ故郷である残され島へ開拓者として戻っていくコナン。超人的なヒーローであるコナンがインダストリアでは抑圧された人々を助け、レジスタンス運動を成功に導きます。

いまの世の中、アメリカ帝国主義からテロと呼ばれているものすべてが本当に悪なのか。レジスタンスとテロリストとは、それに関わる自分自身の立ち位置によって正反対の見方になります。未来少年コナンのなかで描かれたレプカ対パージされた人々というわかりやすさが今ないのは、中間層にいる人々がどちらかといえば権力者側の情報に泳がされている可能性があるのではないか。

いっぽうでインディーズ系メーデーのような運動は広がり、格差社会のなかであえぐ人々の自発的な闘争も始まろうとしています。日本のレプカをあぶり出し、格差のない世の中を開拓しようとする人々。そのような時代にコナンは必要ないかもしれない。ただ一人のヒーローよりも、人々の力・自発的連帯が世の中を変えるのかもしれない。

ところで今年7月の洞爺湖サミット、そのパンフレットは名探偵コナンです。2008年7月はコナンが熱い(笑)。ボクはやっぱり反体制で、(押し付け愛国心ではなく)自発的愛郷心のある未来少年コナンが好きです。腐っても体制側のパンフになんかなって欲しくないやね。

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2008.04.26

聖火ランナークイズスタート!

いまNHKでクイズ特番やってるよ。聖火ランナーが誰かを当てるリアルタイムクイズ(笑)。

厳重警戒で護送されてる(?)聖火ランナーの名前は公表されていない。

アナウンサーも幅広い著名人を知ってないといかんから大変だぁ。

マスコミ新入社員の感度チェックに使えそうだぞ。

NHKはウラで名簿を入手しているかと思っていたが違うのか?

やっぱインサイダー取引する局員もいるから信用されてないんだな(>_<;)。

それにしても面白い光景だなぁ。なかなか見れないコメディだ。

個人的にはオリンピックのハイライトだな。聖火護送集団!

思わず録画し始めた。でもYouTubeで出てくるだろうな。楽しみ。

欽ちゃんに沿道からモノ投げんなよ!失敬な抗議方法だ。

でも透明の盾に守られて笑顔の欽ちゃん。

アナウンサーもそういうことにはあまり触れない。

昭和のプロレスラーにトイレットペーパー投げるみたいなシチュエーション見れないかなぁ。

これ、お祭りなの?どー見ても政治デモに見えちゃうよ。

映像を見ながら思わず「安保!反対!安保!反対!」って口走っちゃったよ。

でもこの隊列は機動隊なんだよなぁ。時代は変わったなぁ。

映像からひとつも楽しさや期待感が伝わってこない。聖火リレーなのになぁ。

何のために走るのか。何のために守るのか。

世の中の矛盾を凝縮して、聖火リレーはなぜか世界を駆け巡る。

火をあがめるのやめようよ。

かつて火は神聖だったかもしれない。

けれど、いまや戦火が世界を席捲してる。

日本の国旗「日の丸」はとってもいいデザイン。だけど汚された。

火だって同じじゃないか。オリンピックそのものが汚れてて。

聖火も日の丸も、崇めながら汚してきた人々がいる。

彼らを象徴するものだから、気持ち悪い。

お、福原愛ちゃんだ。これはサービス問題だな(笑)。

欽ちゃんにモノが投げつけられたってコメントがニュース風に流れたぞ。

ここがハイライト中のハイライトだったのかな?

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メルシィ!人生 放映決定!

いま日本でこの映画の放映を心待ちにしている人がどれくらいいるのでしょう?フィリップ・デグリーの新作を心待ちにしている人より多いかな?でもボクには因縁ありのこの映画。ついに放映決定です!

2007年1月に「映画四昧」のなかで「メルシィ!人生」をamazonで予約したことを書きました。しかし、待てど暮らせど入荷せず。結局この年の12月まで引っ張って断念(というか強制キャンセル)させられていたのです...。

ボクには(っていうか誰にでも?)、欲しいけど手に入れられないモノのリストが頭の中に常にありまして。その1ページ目には“愛”と書かれているんですけれど(笑)。落ち目のアイドル歌謡かよ!

で、そのリストの中の文字を発見する能力にかけては、他の追随を許さない私がここにいるわけです。まぁオレの頭のなかだけの世界だからね。

今朝も何気なく、いや原田美枝子デビュー作「恋は緑の風の中」とか、トニー・ビル監督の「マイ・ボディーガード」などが放映されないかをチェックしていたんです。そこで発見したのが「メルシィ!人生」でした。

やってくれるぜ!さすがシネフィル・イマジカは映画ファンのためのチャンネルでござんすねぇ。

さて、放映日ですが、シネフィル・イマジカの紹介ページにリンクしときます。って、なんだ?3月からやってんじゃん。まったく見つけてなかったなオレ(笑)。他の追随許しまくってる!ま、いいさ。観れれば。いや録れれば。5月は最後のチャンスだ!

前夜祭と称して「奇人たちの晩餐会」をもう一回観ようかな。

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2008.04.23

櫻の園 リメイクじゃなかった

昨日書いてからリメイク情報もググってみたら、リメイクじゃなさそうですね。中原俊監督・じんのひろあき脚本という前作「櫻の園」の最強タッグが、また違った視点で女子高演劇部を中心に据えた物語を紡ぐってことみたい。

いわばスタートレックTNGにおけるスタートレックDS9のような、カムイ伝におけるカムイ外伝のような、そんなイメージでしょうか(?)。大林監督の「転校生」と「転校生さよならあなた」との関係にも似てる。うん、この関係が一番しっくりくる。そして「さよならあなた」も名作に仕上がってたじゃないっすか。

戦国自衛隊とか(>この例えもうええっちゅーねん!)。「櫻の園」ってタイトルの重さというか思い入れがあるので、前作ファンからの拒否反応は当然あると思う。でもそれを作品力で克服していくという方法論(突破口)が見つかっている現在、営業的な戦略として前作と同タイトルをつける意味以上に、アーティストの力量が問われるチャレンジという切り口で捉えたい。

拒否反応というリスクを超えたところに、また新たな名作が生まれる可能性がある。それは単にハリウッド的な“パート2”という以上の。まぁパート2、パート3にも名作はあるけれど。ゴッドファーザーみたいに(もうええって...)。

スピンオフっていうと新作に失礼ですが、前作ファンもそういう目線で楽しめばいいように思う。まぁ映画の出来次第ってところはありますが。期待したい!

※ゴッドファーザーのDVDコレクションBOXは本編とぜんぜん関係ないけれど(笑)、あまりにジャケットがかっこよすぎなので、写真を載せたくなった次第。

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2008.04.22

櫻の園 リメイク

ここ二ヶ月くらい、日に3~4アクセス程度だけど毎日、むかーし書いた桜の園評のページにアクセスがあって。このページは地味だけど書いた当時から途切れることなく結構アクセスある。でも最近顕著だったのさ。なにかあるのかなと思っていたら、名作日本映画「桜の園」がリメイクされるとか。

リメイクもいいけど、これを機会に前作をブルーレイディスクで再発売して欲しい!絶対買う。

ついでに女子高つながりで、日本テレビの名作ドラマ「名門私立女子高校」のDVD化(あるいはCS他で再放送)も望んでおきたい!最終回の1つ前の回のデキがいいドラマこそ名作の名にふさわしいということを最初に悟った懐かしいドラマだ。

リメイク情報なーんも書いてなくてすんまそん...。別に反対したりしてないっす。ただこの機会に乗っかって昔の桜の園ブルーレイ化運動をと思ってさ(笑)。

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2008.04.20

地デジブロックノイズに怒れスポンサー!

テレビが地上波デジタル放送に完全移行するスケジュールだが、デジタル化されて視聴者はアナクロな問題に悩まされている。先週金曜もそんな一日だった。

関東は大雨で風が強かった。朝から天気予報は「今後さらに風雨が強まる」と言っていた。それを聞いて「こりゃぁ、今夜のドラマは録れないかもしれないなぁ」と漁師のような気持ちで予約録画をしていた。

案の定、結果は散々。「パズル」は6分だけブロックノイズが録画され受信停止(録画も切れてた)。初回でつまづいたのでもう観ないかも。ただでさえ今クールは録画予約が多い激戦なのだ。昼の番宣特番まで録画したんだけどな。

around40」では途中厳しいまでもストーリー展開がわかる範囲で進行したが、最後に天海祐希がプロポーズを断るシーンから測ったように完全ブロックされた...。途中、なんで断わるのかと問いかける松下由樹だけ一瞬口の動きが読めた(>_<;)。怒り心頭のオレも注文の多いオトコ、アラフォーのひとりだ。悪いかコノヤロー(笑)。

もちろん回避方法がないわけじゃない。ケーブルテレビにも入っているし、アンテナの質や向きを替えることで向上するかもしれない。だが問題はそんなとこにない。

アナログで普通に見れていた番組を完全シャットアウトするブロックノイズは、CMだってブロックする。スポンサーの利益を著しく損ねているのだ。

ゴールデンタイム、プライムタイムって言葉は視聴者にとってというよりも、スポンサー料金設定の話だ。そんな時間帯に莫大な資金を投入して広告宣伝しているスポンサーの15秒が、風が吹いただけでまったく視聴不能になるのが地上波デジタルだ。

こんな事態にスポンサーは怒らなければならない。あるいは指向性の高いネット広告ほかに投資を向ける必要性が高まるかもしれない。

最初はテレビ局内部からも「東京タワーから見てある一定方向では映らない」とまでいわれていたデジタル放送なのだ。それを推し進める国家の意図がどこにあるのかは知らない(米国にあるのかもしれないが)。まぁ見せたくない映像を完全ブロックできるデジタル放送は国家には有益かもしれない。しかし視聴者に格差を生み、スポンサーに不利益を与える品質をこのまま放置しておいていいのだろうか。

オレに資本があれば、ブロックノイズで難視聴になった地域を特定する事業を作る。それでそのブロックされた地域に対するスポンサー不利益を算出してテレビ局に返金と慰謝料(あるいは再放送)を求め、その料率でオレの会員スポンサー企業からマージンを受け取るというビジネスモデルだ。逆視聴率調査。ヤクザみたいだが公益性がある(笑)。

そんな軋轢を避けるためにも、地デジはなんとしてでも品質向上をしなければならない。完全デジタル化まであと3年ある。スポンサーも視聴者も納得する品質を求む!!

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2008.04.19

樹里っぺ期待通り!ラスト・フレンズ

CX木曜22時のドラマ「ラスト・フレンズ」はかなりいい。今朝の5:30ごろようやく第二回を観ることが出来た。撮りだめビデオでテ・ツ・ヤ!朝からハイですマ・サ・コ!ソーレ、ヒットエンドラーン、ヒットエンドラーン!ホームシアターでポップコーン...。

さて気を取り直して本題へ。(ジャニーズ枠も含めた)旬の俳優総動員で顔見世的になるのを心配していたけれど、まったく問題なさそうでホッとした。そんなキャスティングの問題なさとは真逆に、ドラマのストーリーは現代若者が抱えるさまざまな問題総動員だ。それぞれが持つ悩み(秘密)がどのように絡み合っていくのか、ドラマの展開に引き込まれる。

なかでも上野樹里が最高にいい。2005年に「樹里っぺに期待すっべ」を書いてから、上野樹里の映画はとりあえず全部観てる。2006年「亀は意外と速く泳ぐ」の記事のなかで、ドラマ「翼の折れた天使たち 最終夜」での演技を“新しい領域”と書いた。また、「たぶんどんな役でも入り込める、真っ白なまま成長できる逸材だと思う。でも今度はまたスウィングガールズ以来のパーっとド明るいキャラを見てみたい。」とも書いていた。

その後は、秀作「幸福のスイッチ」を経て、ご存知のとおり「のだめカンタービレ」で大ブレイクだ。のだめオーケストラの公演にも駆けつけた。まさにド明るいキャラを見せてくれたわけだが、あまりに“行っちゃってる”ので、戻ってこれるのかをショージキ心配していたのだ。

しかし、のだめ的世界からのリハビリ(笑)ともいうべき英国旅行(BSハイビジョン「輝く女 上野樹里」)で“のだめ臭”を洗い流し、また真っ白になって戻ってきたのであった。もっともTBS「冗談じゃない!」その他は、まだリハビリ中だったと捉えているが(^_^;)。

そして今回、長澤まさみとの共演だよ。昔から両雄並び立たずとかいろいろ言われるが、今回のキャスティングははっきりとコンセプチュアルであり、個性が立ちやすい。プロデューサはじめスタッフの尽力を感じるね。ジャニーズ枠もあってのこの手腕(笑)。

上野樹里はもはや女優といいたくない。真に役者だよ。将来、どんな役が待っているかわからないけれど、白紙に色をつける役者資質は良いスタッフに恵まれてこそ育つはず。

はからずもラスト・フレンズでは性の問題に絡む秘密を持っていそうな役柄だけど、上野樹里自身の将来も、女優(女)という枠を取っ払って、ひとりの役者として勝負できる作品を期待していきたい。

今クールは上野樹里の大飛躍と、唐突だけど釈由美子(テレ朝「七人の女弁護士」)が持つ向上心へのオレ自身の感性が間違ってなかったことを確認できてうれしい限りだ!なんだか徹夜が増えそうだ...。

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チョーウケる!おんな任侠筋子肌

毎週水曜深夜にやってるテレビ東京「週刊真木よう子」は、毎週「真木よう子主演」という部分だけが共通しているオムニバスドラマ。その第三回が「おんな任侠筋子肌」だった。さっきようやく見たが、もー昭和の匂いプンプン!

ニヤリとした真木ようこのドアップに、真っ赤な毛筆体(というか女囚さそり書体)でデカデカとタイトルの筋子肌が出た瞬間、バカウケ!気分は一気に昭和の東映映画にタイムトリップ。当時の映画の“文字の威力”ってキョーレツ。東映ヤクザ映画とか。いま観ると新鮮でもある。

そして30分間、ぜんぶ梶芽衣子と不条理な世界観のパロディで一気に突っ走った。オレ自身はもう柳原可奈子のパロディかというくらいに「超ウケるー!」を連発して一気に見終わった。キル・ビルのタランティーノ監督にぜひ見せたい!

阿部サダヲ、阿藤快ら豪華出演陣を使ってのこのバカっぷり(笑)。のっけから“スナック&バーさそり”にて、恨みつらみで筋子の化け物になった真木よう子が、熱くたぎる筋子肌で復讐に現れる。

銭湯の跡地で真木よう子と戦う阿部サダヲの顔は怖かったな。まるでスタートレックTNGのデータ少佐のような顔だった。

そもそも毎週異なる12人の真木よう子主演ドラマというアイデアそのものは、「24人の加藤あい」のパロディともいえるか。

パロディにパロディを重ねて徹底的に笑わせてくれた今回の「おんな任侠筋子肌」は秀逸だった。今後もタナダユキ(タカダワタル的)や三木聡(時効警察)などの注目作品が目白押し!

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2008.04.06

太陽にほえろ2057

正直、「28日後...」を観てなければこのすんばらしいSF映画を観ることはなかったかもしれない。あるいはまた、ブルーレイディスクでなかったら買っていなかったかもしれない。ダニー・ボイル監督の映画「サンシャイン2057」は古典的SF映画好きで画質にこだわりのある映画をブルーレイで観たいというオレにうってつけの映画だった。

「サンシャイン2057」、なんてつまらないタイトルなんだろう(笑)。でも「2057年宇宙の旅」じゃなくてよかった(笑)。個人的には「太陽にほえろ2057」がいいと思うのだが、あきらかに観客をミスリードしてしまうか?太陽にほえたくなる映画だ(?)。

ボスは石原裕次郎ではなく真田広之。大変すんばらしい役柄と演技だ。でも日本じゃ真田広之というとスターの一人であり、そんなスターの真田が外国映画にメインキャストで出ています的な感覚(偏見)を持ってしまうと、この映画もなんだか観るまえに敬遠してしまうヒトがいるかもしれない。なんだか芸能界特有の仕掛けの匂いが漂うから。

でもそれは大きな間違い。基本的にはワールドワイドに手垢のついていない役者を集めてリアリティを出している。トム・クルーズが出ていたらオレもきっと敬遠したことだろう(笑)。アジア系の俳優を多く使う意味も、2057年という近未来の覇者はアジアだというひとつの見識の現れ。「たそがれ清兵衛」の好演がこの「サンシャイン2057」につながったようだ。

SF映画は静かなのがいい。「2001年宇宙の旅」とか「ソラリス」とか。スターウォーズもいいが、スタートレックの知的な興奮、人間ドラマ、そういうのがいい。宇宙は静かな場所だ。そして死が隣にある世界である。荘厳さと閉塞感。古典的SF映画の静けさへのオマージュが随所に感じられる。

そして圧倒的な映像美。恐ろしくもありがたい太陽という存在を美しく描いている。この美しさが、映画後半のカルト映画的な展開への伏線ともいえそう。

全編見終わってすぐに監督のコメンタリーで再度観始めた。さらに科学監修のブライアン・コックス博士によるコメンタリーまで収録されているところもカルト映画ちっくでいい。

ダニー・ボイルってのは、なかなか社会派で実力もある監督だと思うが、興行的には当たり外れが大きい。しかし「トレインスポッティング」や「28日後...」のようなヒット作品があればこそ、「サンシャイン2057」のような映画好きのための映画もこうしてブルーレイディスクになってくれる。そしてトレインスポッティングも今月ようやくブルーレイ化されて発売だ。

こういうバランスは結構いいのかもしれない。オレの大好きなソダーバーグ監督も似たような側面を持つ。ハリウッドでカネ儲け映画を録り、その余波で好き勝手な映画も撮る。最終的には好き勝手な映画のほうだって評価されるようになるはずだから、表層的な売れ筋映画だけやっていくより戦略的にも正しい。ただこれができるには筋の通った映画哲学のようなものが必要だろう。日本でいえば大林宣彦監督がそんな感じの監督だと思う。

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2008.04.05

ひとくちメモメンテナンス日程

ココログが個別ブログごとのメンテナンスを実施するようです。その間、コメント・トラックバックが受付できなくなります。

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通常、1分~10分程度でメンテナンスは終了いたしますが、この「ひとくちメモ」はデータ量が非常に多いため、メンテナンスが終了するまでに10分以上の時間が必要となります。

現時点でのメンテナンス予定は以下のとおりです。

メンテナンス日   :2008-04-09
メンテナンス所要時間:14分程度

※日付、所要時間は変更となる場合があります。また、詳細な時間帯はご案内できません。ご了承ください。
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というわけで、4/9は一日の間のどこか14分だけコメントが受付られなくなります。4/9にコメントしていただく場合には、コメント欄に書いた文字をいったんメモ帳かなんかにコピー&ペーストして送信をクリックするなど、リスク回避してくださいね。

4/9といえば、今朝シネフィル・イマジカでやってたキッズ・ショート#13「ミスター悪魔の恋人探し」の再放送があります(17:00)。

今朝偶然観て、ちょっと面白かったので再放送は録画予約済み。2006年ドイツのTom Brachtさん、Tim Weimannさんが監督の15分アニメ。予告編はMy Date from Hell @YouTubeへ。

ショートアニメの小品でも、こんだけクオリティの高い映像と音が作れるくらい制作現場は進歩してるんだなぁ。

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2008.04.03

文化庁 映画「靖国」を国会議員に試写

日中合作映画「靖国」はぜひ見に行こうと思っていた。

ついでに靖国神社遊就館にも寄って常設の映画も観たい、そう思っていた。

右翼を恐れてか都内の映画館はことごとく上映取りやめ...。

なんなんだ、まったく!

それにも腹が立ったが、国会議員が文化庁に試写を求めたって話はもっと腹立たしい。

カネ払って観ろよ、ボケ。

結局、日本ってタブーばかりの国家だってことだ。

これまでもそうだったけど、大衆レベルにまで浸透し始めたわけだ。

日の丸・君が代もそうだけど、自信がないから押し付けるんだ。

映画に圧力をかけるってのも、彼らの守りたいモノが揺らいでいる証拠だ。

結局、そういう幻想にしがみつくしかない愛国心なんて、哀しいだけだ...。

でもそんな哀しいタブーがどんどん大きくなっている。

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4/5追記:上記で「国会議員が文化庁に試写を求めた」ってとこのリンク先の新聞記事がいつのまにか消えていたので、別のもっと詳しい記事にリンクしておく。事前検閲ではなく、助成金の支出が正当かどうかの調査のために見たと言っているようだ。カネ払ってから言え、ケチ。言論封殺のために国会議員になったような議員に見えるが、あまりに哀しく小さい国会議員だ。右翼の運動までも小さく見せてくれるという逆広告塔としての意味はあるかもしれない。

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2008.04.02

ピンボケの思い出

昭和テレビ風雲録昔からテレビを読むのが好きでした。テレビジョン黎明期の現場を読むのが。テレビで放映される作品そのものももちろん好きですが、一番好きなのは実はその作品を作っている現場の空気感を見聞することだったりするわけです。

これまで読んだテレビ制作系書籍の主なものは、2004年に「テレビ放送50年記念ザッピング・ブックレビュー」と題して紹介したことがありました。もう4年も前なのかー。

で、今回久々に紹介したくなったのが秋場たけお著「昭和テレビ風雲録」(扶桑社刊)です。サブタイトルは「わがままカメラマンが行く!!」となってまして、この書籍はフジテレビでテレビカメラマンをされていた秋場氏の著作なのです。

テレビカメラマンの手によるテレビ制作現場のお話ってあまり読んだことがなかったです。でも、テレビはカメラなくしてはボクたちとつながれないわけで、その視点は視聴者と現場をつなぐ接点であり、大変面白く読みました。

とくにテレビ黄金時代の制作や技術スタッフどうしでの思い出話はまさに現場!ボクの嗜好にピッタリです。また著名人も、先日お亡くなりになった市川崑監督を筆頭に、石坂浩二さんやすぎやまこういちさんなどテレビ黎明期を語る上での常連さんほか、武田鉄矢さん、谷村新司さん、浅野ゆう子さんらと秋場さんとのトークは、カメラマンと役者の関係などがわかり貴重でございます。

秋場たけおさんってテレビカメラ業界のボブ・ディランだと思うんですよ。

ボブ・ディランってあのしゃがれた声がカッコいいわけですけれど、ボブ・ディランが市民権を得るまではプロの歌声は美しくなければダメでした(もちろんそれ以前からブルース・シンガーはいたわけですが)。日本にボブ・ディランの歌声が入ってきた頃、陽水だったか拓郎だったかが、「あんな声で歌っていいんだ」と開眼したそうです。

このディランのしゃがれ声をテレビカメラに置き換えれば、それは「ピンボケ」といえるのではないでしょうか。秋場たけおさんがCXの長寿音楽番組「夜のヒットスタジオ」でまさに“創作”したカメラワークのひとつ、ピンボケ画像は革命的だったというわけです(それだけじゃなく3台のコンビネーション他いくつもあるわけですが)。

ボクも夜ヒットにおけるピンボケ画像はよく覚えています。もちろんリアルタイムでは、その映像が秋場さんの創作だと意識して観ていたわけじゃないですが。イントロの演奏が始まってタイトルテロップが入って歌が始まる。その何小節かがピンボケ画像になっていて、歌の出だしでピントが合うという画面。覚えている方も多いのではないでしょうか。

あのピンボケは秋場たけおマジックだったのかーって思って。当時TBSであそこまでピンボケだと放送事故と言われかねないくらいのボヤけ加減。後発だったフジテレビだからこそ出来たとか。そして動き回るカメラワークは、当時他のテレビ局からも毎回見学者が訪れていたそうです。

そんな“動”の「夜のヒットスタジオ」を撮った翌日は、“静”の「ミュージックフェア」の現場です。こちらも長寿ですが、こちらは打って変わってギミックを使わない音楽の映像化にとことんこだわってます。美術担当はエッセイストとしてもおなじみの妹尾河童さん!フジテレビの社員だったなんてまったく知らなかったです(笑)。

ミュージックフェアは音と光(照明)の芸術ともいえる番組作りで、こちらもテレビの撮り方の金字塔です。この本には、「テレビにはテレビの撮り方がある」ということをテレビ黎明期に考え、実践し続けた著者の意気込みが感じられます。

著者の撮ったドラマや番組をいま見ることはなかなか難しいですけれど、市川崑監督と組んでハイビジョン試験放送で流されたという「その木戸を通って」とか、ライバルの日本テレビ開局三十周年スペシャル「幕末青春グラフィティ 坂本竜馬」とか、時代的にも70年代ブームのいま復刻したい杉田成道監督ドラマ「1970 ぼくたちの青春」などなど、ぜひDVDやCATVで観てみたいと思ってしまいます。

ボクが子どもの頃、フジテレビの番組は山口県ではほとんど見れませんでした...。TYS(TBS系列)がスポット買いしてた夜ヒットやひょうきん族などだけ。だから余計に観たくなってしまうのかも知れません。

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2008.03.30

久々に毎日録画に挑戦(?)「瞳」

連続テレビ小説瞳ガイドいよいよ明日3月31日から半年間、NHK朝の連続テレビ小説「」がスタートする。久しぶりに全編録画しようかなと思った。おしん以来だ(笑)。

でもおしんの頃は超高価なVHSテープに撮るしかなかった。テープ残量を気にしながら...。いまやレコーダーが勝手に録画してくれる。おしんを録った苦労に比べれば挑戦でもなんでもない。時代の進歩を朝の連続テレビ小説全部録りに感じる2008年春であった。

主演は演技力の評価も高い榮倉奈々。先ごろCXでやってた「プロポーズ大作戦スペシャル」は、まさに榮倉が主演のようだった!今回はダンサーを目指す瞳が若干二十歳にして里親に!?という設定で、舞台は下町(月島)。人情ドラマ的テイストもあるようだ。

下町テイストといえば最近はすっかり「ふくまる旅館」の好演がおなじみの西田敏行。朝の連続テレビ小説には1973年「北の家族」以来、35年ぶりのご出演とか。

榮倉の母には飯島直子。久しぶりの連ドラだと思う。朝の連続テレビ小説は初出演とか。個人的にはユースケ・サンタマリア再評価につながったドラマ「ウエディング・プランナー」(DVD化熱望中)の印象が強い。

そして、特筆すべきは鈴木聡さんのオリジナル脚本だ。鈴木さんのテレビ小説は「あすか」に続き2本目。竹内結子主演の「あすか」はDVD-BOX買って観てます。何度観ても面白いドラマですわ。その鈴木聡さんの新作ってことですよ。必見でしょ!

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2008.03.29

新銀行東京はハゲタカに売られるの?

「晴れた日に傘を貸し、雨の日に取り上げる」

名作ドラマ「ハゲタカ」(第二話)での松田龍平のセリフだ。銀行の過剰融資とその後の剥がしを指している。まさに言い得ているが、新銀行東京はちょっと違った。

新銀行東京は、雨の日に傘を取り上げられた人々に貸してあげるよと言って始まったが、傘なんかじゃ到底間に合わない嵐のなかでも傘を貸し続けた。ヘルメットが必要だったり、外に出ちゃいけない時にまで「傘があるよ」と言って連れ出していたわけだ。

そろそろ傘で間に合う時が来て、同じ傘をもっと安く貸してくれる従来のブランド(銀行)が復活してきた。傘が必要な人々は去り、嵐のなか傘を借りたまま行方不明になった人々(不良債権)が残った。

自分自身も瀕死の状態で貸す傘もほとんど無いのにまだ傘を貸し続けるという。無い傘をどうやって貸すのか?

そこでトミン君ちから盗んでくるわけだ。いやイシハラ君は「盗むわけじゃない、ちゃんと話し合って決めただろ」と言う。確かにそうだ。

まさか傘を盗むようなヤツだと気づいてなかったから彼を選んだ。トミン君が彼のこれまでの生き方をもっとちゃんと知っていたら選んでなかった。みんな表面しか見る時間が無いからね。面倒なことを考えたくないもんね。

でも政治が自分の生活を壊す可能性を身を持って知った。時間を作ってでもちゃんとした人間を選択しなければ自分が脅かされることを400億円の傘で気がつけばいい。これで終わりとはまったく思えないけれど...。

こうして新銀行東京は「雨の日に貸して、晴れの日に取り上げる」普通の銀行に生まれ変わろうとしているようだ。でも、盗んだ傘をお土産にして身包み剥がす追い剥ぎにくれてやろうという“秘策”を持ってるとの噂も。

どうせギャンブルなんだから、この400億円をヘッジファンドに突っ込んで一か八かの賭けをしてみたらいい。すぐに3倍くらいになるよ。でもそこはイシハラ君の嫌いなロシアや中国が主役の賭場だけど。

イシハラ君のようなハッタリだけの時代は完全に終焉を迎えたってことかも。もっと大きなサギがまかり通ってるし、せめてイシハラ君のような旧態依然とした典型的な詭弁には騙されないよう考える必要があるよね。他人事だけどね。

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2008.03.22

いま、連合赤軍とあさま山荘を観ること

何から語ればいいのかわからない。映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(若松孝二監督)を観て以来、映画のさまざまなシーンがずっと頭から離れない。ボンヤリとした知識でしかなかった事柄が明確になったけれど、同時に心に穴が空いてしまったような感じをずっと持っている。

帰って来てから、YouTubeで当時のニュースの一部を観た(左映像ほか)。映画を観る前と後とで、このあさま山荘事件映像の印象は大きく変わるかもしれない。

映画のパンフレットにあった「吉野雅邦 獄中からの手紙」を真剣に読んだ。吉野氏はあさま山荘で逮捕された一人。無期懲役で服役中だ。この映画で吉野氏を演じる役者にあてた手紙として書かれた。伝わってくるけれど届かない。映画を観たときと同じく、心の穴はますます大きくなるばかりだ。

公開されてから観たくてしかたがなかったが、3月20日春分の日にようやくテアトル新宿で観た。風雨の強い日だったが、この日も長蛇の列。5分遅かったら座れなかったかもしれない。休憩時間にも当時の学生運動のモノクロ映像がずっと流されていた。強烈に惹かれるあの時代。だが届かない。渇望と断絶と。だからそこ、迫りたかった。

私が生まれる少し前が学生運動・労働争議全盛時代で、小学校高学年くらいからフォークソングを媒介にして当時のカルチャーに憧れを抱きはじめた。あさま山荘事件やよど号ハイジャックはその後のテレビで何度も流れていた。私にとってはこれらの事件もその時代の熱さの一部であり、憧れないまでも嫌悪するニュースではなかった。

ときどき、自分が学生運動の時代に大学生だったら何をしていただろうかと思う。一歩間違えばあさま山荘に立て篭もっていたか、リンチで死んでいたか、仲間を殺していたか。それとも常に少数派でいたい私があの時代にいたら、ノンポリ学生(実は多数派?)だったか。同人誌に詩でも発表していたか。

●淡々と、激しく、映画が語る連合赤軍

映画にはものすごくフラットな印象を持った。あさま山荘に機動隊が突入し銃撃戦が行われていても、この映画の主人公たる連合赤軍のメンバー寄りには到底なれず、かといって警察(国家権力)を拍手喝采で応援する気にもなれず。このあさま山荘を(必然かどうかはともかく)結果として起こった事実として追体験した。

ただ指導者の二人、森恒夫と永田洋子にだけは虫唾が走った。脱走兵から簡単な自己批判で軍に戻り指導者となった森。何度総括と言ってたか総括したいくらいにメンバーに徹底的に総括を求め、すべて否定し結局は殺してしまう(他のメンバーの手で殺させてしまう)森。森恒夫は逮捕1年後の正月に獄中自殺しているが、それすら卑怯に思う。

永田洋子はターゲットを決めたらネチネチと攻め始める。そして森が総括要求しリンチが始まってもただ見ているだけ。いや、その様子を俯瞰し次の獲物を探していたのかもしれない。永田には革命とか思想とか、そんなものはどうでもよかったのかもしれない。それだけにデモに参加した誰もが永田になっていた危うさを感じる。永田洋子は死刑囚として36年たったいまも獄中生活をしている。

リンチによって殺された学生たち。彼らのセリフのなかに印象的なものが多かった。暴力のなかで正気に戻ると死が待っている。そんな組織だった。まるで裸の王様に「王様は裸だ」と言って死んでいくようだ。

山田孝が死ぬ直前に叫んだ「俺が死ぬことで革命が前進するなら、喜んで殺されてやる!革命は、どこにあるんだ?森!おまえこそ総括しろ!」という言葉は、メンバーの誰もが思っていただろう。しかしついに森・永田自身へぶつけられることは無かった。

最年少の加藤元久君(当時16歳で加藤3兄弟の3男)は、山岳ベースで兄の死と直面し早々に正気を取り戻していたがどうすることも出来ず、あさま山荘での銃撃戦へと突っ込んでいく。彼のセリフは少ないが、正気の人の言葉で印象に残る。理想に燃えて翻弄され挫折した青春だった。

権力を笠に着て気に入らない振る舞いの同志をリンチしていく組織。内ゲバはどんな組織にも起こりえる。誰もが永田洋子や森恒夫になる可能性がある。それを自覚しない人ほど永田や森のようなリーダーになる可能性がある。自覚があるからこそ客観性が生まれ謙虚になれるのだ。

あさま山荘事件後、敗北を悟った多くの学生が「自分たちは彼ら彼女らとは違う」と思っていないだろうか。企業戦士の鎧をまとって、いま指導者層(50代後半から60代)となっている彼ら彼女らは、本当に永田・森と違うのだろうか。違わないからこそ謙虚になる必要があると考えたことがあるだろうか。

あさま山荘世代が現役指導者層であるいま、この「実録・連合赤軍」が公開された。国家権力に利用された“学生運動の敗北”がいまの世の中をいまだ覆っている。永田・森と似た心性を持つコイズミ・あべ路線(自己正当化と批判者パージによる権力誇示)の政治が、無気力な敗北世代のチルドレンを支配しようとしている。過去の検証を淡々としつつ、日本もイデオロギーと無関係に「権力」について再点検が必要な時代だと思う。

3時間10分食い入るように見つめた映画だった。この映画に限っては、あえて個々の役者について語ることは瑣末な感じもするのだが、遠山美枝子役の坂井真紀にはひとこと触れておきたい。坂井真紀が「総括要求」で自分を殴り岸部一徳のような顔に腫れ上がる。戦慄の走る場面だ。

最近はドラマ「エジソンの母」とかバラエティドラマの印象がある坂井真紀だけに、この壮絶な役はひとつのメルクマールになったのではないか。坂井真紀の親友でこの映画ではさらぎ徳二役を演じている佐野史郎が、坂井にオーディションを薦めたそうだ。さすが!

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2008.03.20

できるメデューサのルール

松丸友紀アナはいつからホーリーになったのか?昨夜のゴッドタンは第4回を迎えるヒドイ女サミットだったが、名前テロップが松丸・ホーリー・友紀になっていた。だからどうというわけでもないけど、ちょっとご報告まで(笑)。

さて本題は「できる人のルール」(秀和システム刊)だ。普段のオレは、この手の自己啓発系ハウツー本はまったく買わないのだが、今回は特別。だって加茂洋子タン著だから。

加茂洋子はゴッドタンと続きでやってる番組「メデューサの瞳」で活躍中の魔性のヘッドハンターだ。メデューサの瞳は来週最終回とか。その記念に加茂メデューサの著書を買ってみたというわけ。このタイミングじゃなきゃ買ってないと思う。

そこにはある意味松丸アナの格言にも似た(?)「できる人のルール」があとがきまで入れて30項目あげてある。1時間もあれば読み終えられる本だった。

「メデューサの瞳」での加茂メデューサは容姿端麗かつ鋭い洞察力で、人の職業等を見抜く。そういう眼を持った女社長が定義する「できる人」とはこういう人のことなんだ!へーっていう本だ。それが1時間でわかるなんてお得!

せっかくなのでこのルールを自分に当てはめて考えてみると、謝る時は「ごめんなさい」というルールはなかなか新鮮だった。女性らしいご意見。

確かに「すみません」「申し訳ございません」ってのは日常よく使うけど、ぶっちゃけ心底謝ってるわけじゃない。申し訳なさを持っていることは確かだが、ある種定型句のようなもの。

でも「ごめんなさい」はなかなか使ったことがない。「めんごでやんす」はよく言ってるがぜんぜん謝った感が薄いだろ(笑)。

逆にこれまで「ごめん」って言った瞬間を思い出してみると、オレそのとき号泣してるよ...。

心底悪かったと思ってたり、自分に出来なかった悔しさとか辛さとかがないまぜになって、さらに相手の状況への想像がどんどん広がって行って止まらなくなり号泣...。

感情がものすごく高まったときには無意識に「ごめん」って。使ってるよ。

加茂洋子タン!正しいっすよ。さすが。このルールを読めただけで良かったよ。

ってオレができる人だって主張したいわけじゃないけど(笑)。

オレは良いときと悪いとき、やる気のあるときとないときが極端にブレる“でき”の予測不可能な気分屋だから。三振かホームランかみたいな。使うほうは大変さ。って知らないけど(((^_^;)。

ただそれだけにちょっとしたことでも気分にレバレッジをかけられるので、出来るだけ「できる人のルール」のような日常を過ごしつつ、高揚感をいい方向に持っていく生活をしたいね。

うーむ、軽いハウツー本もたまにはいいなぁ。でも加茂洋子メデューサ本だったからに違いない。だってミーは気分屋だから!いつかオレもヘッドハントされてみたい。加茂メデューサ限定仕事抜きで(笑)。でも見抜かれそうで、ちょっと怖いぞ(>ヨワヨワなオレ...)。

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2008.03.18

ブラボー善男!

いやはや、傑作ドラマだったな。

「あしたの喜多善男」だ。

近来まれに見る出色のドラマだった!

最終回まで見ごたえ充分。

ネガティブ善男が消えてブラボー善男出現な気分だ。

そして諸手を挙げて賞賛したい。

こんなドラマがあったんだと思わせられた。

ブルーレイでBOX出して欲しいんですけど...。

語り明かしたいところだけど、あえて語らない。

とにかく見て欲しい。これがエンターテイメントだよ。

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2008.03.09

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