夏旅2025 夫婦編(2)~ 地獄めぐり+本当の地獄?~
翌朝7月25日(金)は、6:00起床で内風呂に入り、8:30から部屋で朝食を取った。朝から小雨がぱらついていが、割烹旅館かんな和別邸のスタッフTさんオススメの明礬地獄まで岡本屋売店の地獄蒸しプリンを買いに行くことにした。このとき宿の傘を借りながらあなたのお名前は何さんでしたっけと聞いて、某大企業名と同じTで覚えていただければと教えてくれた。
明礬地獄はいわゆる地獄めぐりと呼ばれる七地獄の外にあったが、高架の高速道路ごしに別府湾が見える好立地にあった。有料(200円)の遊歩道には足湯もあった。まだ朝早く小雨も降っていたからか観光客もまばらで、足湯につかりながら海を眺めた。
遊歩道は短く20分程度で回れる。地域猫に見送られながら、道を挟んだ向かいにある岡本屋売店へ。持ち帰り用にプリンとサンドイッチを買って、ソフトクリームを中で食べた。
その後、売店の前にある地蔵湯前バス停から11:14発の路線バスに乗って海地獄まで戻り、五つの地獄を散策した。雨は降ったりやんだり。
まだ時間があったので、路線バスで血の池地獄と龍巻地獄に向かった。竜巻に先に行き、間欠泉が噴き上がるのを見てから血の池地獄へ。
その後、血の池地獄のバス停で足元から熱い湯気が立ち昇るのを避けながら並び、鉄輪バス停に戻った。すでに14:00を回っていた。セブンイレブンで飲み物を買ってかんな和別邸に戻って借りた傘をお返しし荷物を受け取った。この時も番頭さんにタクシーを呼びましょうかと聞かれたが、すぐバスが来るんでとお断りし朝日バス停へ向かった。もう雨はやんで青空が見えていて、なんとか雨の地獄めぐりを乗り切った。
●本当の地獄を見た…
地獄めぐりは全部を回るには3時間以上かかると思う。特に路線バスで移動となると半日では無理かもしれない。今回は海地獄まで歩いて行ける宿だったが、まずは路線バスで明礬地獄まで行き、海地獄前まで戻ってきてそこの地獄めぐりをして、まだ時間があるからとさらにバスで血の池地獄と竜巻地獄をめぐった。竜巻地獄は間欠泉なので吹き上がるのを待つ時間も必要になる。世界的にもその間隔が短いところが売りだが、それでもタイミングによっては30分くらい待つ可能性はありそうだった。観覧席があるので座って待てる。
そんな雨のなかの駆け足の地獄めぐりを「本当の地獄」と言いたいわけはない。本当の地獄は海地獄を出た先にある駐車場の脇にひっそりと佇んでいるのだった。その名は山地獄。
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