夏旅2025 夫婦編(8)~ 竹田津港から徳山港へ ~
徳山市(現在の周南市)で生まれ高校卒業まで過ごしたが、スオーナダフェリーには乗ったことがなかったので、一度は乗ってみたかった。今回の夏旅を大分旅行にした時点で、ここから実家に帰るなら竹田津港からフェリーにしたいと思い、そこから逆算して豊後高田の昭和の町を訪問し、その前日に宇佐のグッドステイみずほ泊だったとも言える。もちろん昭和の町は昭和100年の夏旅というコンセプトから外せなかったが。
昭和の町から竹田津港フェリーターミナルまで路線バスで約40分。フェリーの出発時刻は14:00だったが余裕をみて13:00頃に着くバスに乗った。天気が良かったのでバスから眺める海の景色は綺麗だった。時間が許せば長崎鼻にある「不均質な自然と人の美術館」というめっちゃ気になる美術館に寄ってみたかったが今回は行けなかった。
時間通りにフェリー乗り場に着いた。ちょうどお昼どきなのでアルフォンソで買ったパンを食べながら待った。待合室に姫島のポスターがあり妻がそれに反応した。
国東半島の沖にある姫島には船で行ける。私と同じ離島好きだったのかと思いきや、車エビ祭りというワードに反応したのかもしれない。大の海老好きなのは知ってる。姫島観光を検索すると電気自動車のレンタルもあった。私はそっちに反応したが、いつか国東半島と姫島の旅もしてみたいと思った。
定刻通り14:00にフェリーは出港した。乗客はまばらだったので、雑魚寝スペースを広く使えた。出港してすぐに見える姫島を目に焼き付けた。
徳山港には16:00に着いた。徳山港から徳山駅は歩いてすぐだ。この時間に徳山駅に着ければ新幹線にも接続できるから九州から関西辺りまでは行けるなと思った。水上交通の面白さを感じることが出来た。徳山湾は瀬戸内海なので多くの島々があり風光明媚だと思う。島のある風景は私の原風景でもあり、帰って来たなという気持ちになった。大分県と山口県をつなぐスオーナダフェリーは両県と組んで、もっと観光に力を入れた方がいい。地元が気づいていないだけで、この近さと風景は観光資源として相当なポテンシャルを持っていると思う。
実家までは路線バスで帰った。両親が若い頃は自家用車で迎えに来てもらっていたがもう80代だ。実家にいる妹も妹の次女も平日なので仕事中だ。しかしこの夏旅は裏テーマがローカル路線バスの旅でもあり(妻もそう思っているかは定かではないが)、路線バスで帰るのも楽しい。昔とは運行路も異なる。街の変遷が路線バスの経路を変えていた。
実家には妹の三女と今年生まれた三女の娘が来ていた。妹もいまや祖母というポジションにあるのだ…。それにしても赤ん坊はとにかく可愛い。これからどんどん大きくなっていくのだろう。すくすくと成長してほしい。実家の母は声に張りもあり元気だったが、父は足が弱くなり歩くのもままならない感じでベッドに横になっていた。しかし意識はしっかりしていて話は出来た。
翌日の出発は15:00頃だったが、妹の次女の時間が空いていて車で徳山駅の新幹線口まで送ってくれた。さいたま市の自宅には22時近くに着いた。帰宅前に近所の中華食堂でラーメンを食べた。この食堂も30年近く住んでるが初めて入った。結構美味しくてまた来ようと思った。






























































































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