google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 夏旅2023 夫婦編(11)~ フクギ並木通り ~: ひとくちメモ

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2023/08/27

夏旅2023 夫婦編(11)~ フクギ並木通り ~

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7月26日(水)名護のホテルホテルゆがふいんおきなわ宿泊二日目。この日は美ら海水族館へ行く予定で朝から名護バスターミナルに歩いて行ったが、美ら海水族館の先には2022年NHK朝の連続ドラマ「ちむどんどん」のロケ地として有名になった備瀬のフクギ並木もある。

路線バスの終点はそのフクギ並木まで徒歩5分の場所にドカーンと建っているホテルオリオンモトブリゾート&スパだった。美ら海水族館のひとつ先のバス停だ。この終点まで行けばフクギ並木に歩いて行ける。さわやかな朝のフクギ並木をサイクリングして、そのあとゆっくり美ら海水族館という行程のほうが楽しいように思い終点までバスに乗った。これが大正解だった。

終点のオリオンモトブリゾート&スパはとても綺麗でゴージャス感のあるホテルだった。そのエントランスに路線バスで降り立つ。せっかくなのでこのリゾートの景色もしばし楽しんで写真も撮った。フクギ並木にも美ら海水族館にも徒歩で行ける立地も素晴らしい。

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備瀬のフクギ並木の入口まで徒歩5分。そこにあった並木レンタサイクルに向かった。昨日の古宇利島での経験から高低差とか所要時間について端的に質問したところ、一時間もあれば十分回れるとのこと。電動キックボードと電動アシスト自転車がどちらもラスト2台だったがサイクリングがしたかったので自転車を借りて出発。

備瀬のフクギ並木には一通り順路が設定してある。基本的に民家の間を縫って観光をするわけで「おじゃまします」という感覚で静かに回る。路地や小径の情緒がどんどん薄れゆく日本のなかでこの懐かしさは貴重だ。それもただ懐かしいだけでないのは沖縄という島の持つ独特の風土と無関係ではないだろう。

道は平坦なので電動アシストでなくても良かったかもしれない。もちろん電動のほうが楽だが。走り始めて10分くらいで妻が電動アシスト自転車の電池が切れそうだと言い出した。今日は予備電池は持っていないので私と自転車を交換した。しかしその後、電池切れは起こさなかったので残量計の不具合だったのかもしれない。

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20分もすると備瀬崎海岸に着いた。ミーウガン(離れ小島)への眺望と呼ばれる海岸だ。海水浴をしている家族もいたが、我々が訪れた二日後だったか、ここでシュノーケリングをしていた子どもが溺れてドクターヘリで運ばれたニュースを那覇のホテルで見た。島は見えるが湾ではなく、島と島のあいだを外海の潮流が流れる複雑な海だ。砂浜ではなく岩場でもある。静かに見えても油断すると危険だと思う。

備瀬崎海岸に着いたとたんに雨が降り出した。そこそこ降ってきたので、駐車場の側の大きな樹木の下に入って雨宿り。こういうときにスマホのお天気アプリは助かる。確認すると15分もすれば止みそうな気配だ。とりあえずそこで雨をしのいでいたら、お天気アプリのいう通りに雲が去り雨は止んだ。

レンタサイクルも1時間コースだし、グズグズしていられないとまた走り出した。復路は海岸線をひたすらまっすぐ戻るだけだが、ところどころにいい感じの小径が左側に現れるので、そのたびに止まっては写真を撮る。海側から小径を撮り小径側から海を入れてまた撮る。夫婦で自撮りもする。小舟が浮かんでいたら伊江島を背景にまた撮る。風景画のなかを走っているようだった。

それでもまだ時間があるので、通っていない路地裏も行ってみようと小径のひとつに入って行った。樹木に囲まれて気分よく走っていたのだが、裏道に入ると、道をふさぐかのようにでっかい2匹の蜘蛛がそれぞれ巣を張っていて、前を走っていた妻がいきなり自転車を止めた。私だったらそのまま突っ込んでいたかもしれない。

これだけ大胆に道をふさいで蜘蛛の巣が2つも張られているんだから、住人すら通っていない裏道だったのだろうか。いやはや立派な蜘蛛と蜘蛛の巣だった。見ている分には蜘蛛の巣の美しさも好きなので何枚も写真を撮り、蜘蛛の巣の下を自転車を押して通り抜けた。後から調べるとどうやらジョロウグモ(女郎蜘蛛)のようだ。だとすると益虫なのでそのままにしてあったのかもしれない。

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ほぼピッタリ一時間で並木レンタサイクルに戻ってきた。もう次の客に説明を始めていて商売繁盛で何よりだ。1時間で回れるという言葉通りのコースだった。良心的だなと思ったが2時間乗られるよりも回転を速くした方がいいのだろう。自転車を返したらお菓子をくれた。

備瀬のフクギ並木には、よさげなカフェもいくつかあるが、まだ時間は10:30ごろでカフェも開いていないので、美ら海水族館まで歩いていくことにした。ほんの一時間程度のプチサイクリングだったが、なんとも気持ちの良い時間だった。雨に降られたのも、ちょっとした暑さしのぎになったし、雨上がりの並木道というのもこれまた風情がある。前向きに楽しむ性格なのだ。

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