夏旅2023 夫婦編(16)~ 名護から那覇に移動 ~
7月27日(木)早朝の名護市は雨が降っていた。二日間の名護滞在も終わり沖縄旅行の後半二日はまた那覇市へ戻って宿泊する。この日は移動日のような一日になりそうだがそれももったいないので名護から那覇に戻る途中にどこかに寄りたいと思い、いくつか候補を考えていた。
しかし高速バスを途中で降りるとそこから先の足がない。タクシーでもいいがそれも毎回呼んだりとせわしない。そこでいったん那覇まで戻ってホテルに荷物だけ預けてバスで佐喜眞美術館に向かうという計画を立てた。
●土地勘のなさを露呈し時間ロス
ここで土地勘のなさで少しタイムロスしてしまった。名護バスターミナル前から高速バスのやんばる急行バスで戻ることは予定通りだった。来た時にも乗ったので勝手知ったる高速バスだ。予定時刻より若干遅れて出発した。次に泊まるホテルは国際通りにあるハイアットリージェンシー那覇だったので、とりあえず往路で乗った県庁北口まで行けば、そこからゆいレールなり徒歩なりで牧志駅方面へ行けばいいと考えていた。
このルートは無駄が多い。ゆいレールの駅をふたつも通過している。古島駅前とおもろまち駅前だ。このどちらかでバスを降りてゆいレールに乗り牧志駅に向えば効率的だったはずだ。そのことに気づいたのはおもろまち駅前を通ったずいぶん後だった。この辺は繁華街だなぁなどとバスの中から見物していたが、そのうち那覇市内の渋滞に捕まった。
乗り継ぎ予定のバスの時間が結構ギリギリだったので、この渋滞で予定通りに県庁北口に着かないことが分かったとき、ゆいレールに乗るならおもろまち駅前で降りたら良かったのかと気づいた。しかし高速バスは前払いだし、乗ったときには手前で降りるという選択肢すら頭になかった。途中下車をやめた時点で県庁北口に行けば何とかなるとしか考えが及ばなかった。
県庁北口には予定より遅く着いたので、スーツケースを引っ張りながら速足で国際通りを歩いた。端から端まで歩くような距離だ。これは荷物を預ける時間も考えると予定のバスは無理かと思っていた。
ハイアットリージェンシーはチェックアウトで忙しそうな時間帯だった。入口を間違えて裏側の階段を上り2Fから入ってエスカレータでロビーに降りていった。荷物を預けようとカウンターに近づくと「チェックアウトですか?」と聞かれたので、「いや今晩泊まるのだけど荷物だけ預けたくて」と伝えると、瞬時に手続きしてくれてあっという間に荷物を預けられた。さすがだ。
荷物を瞬時に預けられたので、急いで正しいエントランスから外に出た。エントランスに並んだ車もいい車が多かった。さすがだ。
バス停はそれほど遠くなく、なんとか乗ることが出来た。市外行のバスは逃すと時間ロスが大きいのでハイアットリージェンシーの対応には感謝しかない。もともと良い(高い)ホテルではあるが、さすがだ。
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