夏旅2023 夫婦編(6)~ ニライカナイ橋の展望台に立ち寄り ~
●ニライカナイ橋の眺望
斎場御嶽入口の南城市観光協会でタクシーを呼んでもらいガンガラーの谷へ向かうことにしたとき、タクシーで行くならニライカナイ橋の展望台に寄ることが可能かをとっさに職員さんに聞いていた。せっかく路線バスでなくタクシーなんだからという気持ちで。そしたら時間的にも問題ないということで立ち寄ることにした。
ニライカナイと聞けば「ニライカナイからの手紙」という2005年の映画をすぐ思いだす。そもそも私の沖縄好きはNHK朝ドラの「ちゅらさん」から来ていて、国仲涼子さん握手会にも行った。そこから沖縄を舞台にした作品をいろいろ見始めて、そのなかに「ニライカナイからの手紙」もあった。たしか休暇をとって平日に文化会館での上映会を見に行ったんだった。主演の蒼井優のポスターのイメージが新鮮だった。
それ以上の情報はないわけだが。しかし展望台というからには行ってみたくなった。タクシーが来ると職員さんが「ガンガラーの谷まで行かれるけど途中にニライカナイ橋の展望台に寄ってください」と運転手さんに伝えてくれた。
乗り込むとすぐにタクシーの運転手さんは「台湾から琉球に来て56年になる」と身の上話を始められた。どういう心境だったのかわからないがご本人の昔話をいろいろと話してくれた。こちらも必死に沖縄の知識を絞り出しつつ、前に来たのは34年前くらいで道路も左側通行から右側通行になってすぐだったといった相槌を打つと即座に「730」について話してくれたりした。また方言が消えていくのはさびしいという流れから「方言札」の話などもしつつ、ニライカナイ橋の展望台にはすぐに着いた。
タクシーから降りて直線の道を数十メートルあるくと展望が開ける。展望台といってもちょっとした景色の良い路肩といった感じ。ニライ橋・カナイ橋は新しい道路で歴史的な建造物でもないのでそれほど感動はないが、途中で寄れたという満足感はあった。ここで妻が撮った風景写真のなかに蝶が写り込んでいた(上右写真)。おそらく大きな蝶なのでオオゴマダラではないかと思う。沖縄県の県蝶となっている。
数分の立ち寄りだったが、寄り道大好き(だから行き当たりばっ旅大好き)なので良かった。そこから約20分でガンガラーの谷についた。その道すがら大規模な工事現場の横を通った。ショッピングセンター的なものが出来るようだ。風景も時代とともに変化していく。
●ガンガラーの谷へ
ガンガラーの谷には15:20くらいに着いた。受付にあるいていくと大きな鍾乳洞のなかにカフェがある。ここがツアー参加者の待機所になっていて、1ドリンク(飲み放題)を注文してハイビスカスティを飲んだ。15:40の回もまだ空きがあると言われたが、カフェで冷たいものを飲みたかったので予約通り16:00の回のままにした。
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