google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 2022年歴史的な夏の出来事メモ: ひとくちメモ

« 盛岡プチ散策 ~江口寿史「彼女」展~ | トップページ | 夏旅2022 夫婦編(1) ~宮崎空港でスーツケース破損~ »

2022/08/17

2022年歴史的な夏の出来事メモ

今年の夏は歴史的な夏だった。トピックスを書いておきたい。

コロナウィルスの第7波が全国に広がっている。当初武漢株といわれたウィルスもオミクロン変異株(BA5J)と呼ばれる別物に変異し、私の周りでも毎日のように感染者が出ていた。2~4回のワクチン接種を行った人も次々と感染している。同一ワクチンの多接種は抗原原罪と呼ばれる現象を起こし変異株への新規免疫の獲得を阻害し生命の危険もある。過ぎたるは及ばざるがごとし。要注意だ。しかし行動制限はされず、ほぼ3年ぶりに旅行会社や航空会社が活況で、お盆の帰省渋滞も復活した。

7月8日には、安倍晋三元総理大臣が街頭演説中の奈良市で、山上徹也という男の自作銃に撃たれ死亡。政治的な思想犯でも暴力団による襲撃でもなく、容疑者は母親が新興宗教(統一教会系)に搾取された家庭に育ち、この宗教団体の広告塔となっていた安倍晋三を襲撃したという衝撃的な動機だった。この事件を発端として、統一教会と政治(特に自民党)との関係(癒着)がクローズアップされ、連日ワイドショーで報道されている。

自民党は安倍晋三の祖父岸信介の時代から統一教会と関係を持っていた。統一教会は敗戦国日本から富を収奪するために米韓インテリジェンスの出先機関として存在しており、岸信介が自身の命乞いをして日本国を売り飛ばした結果と考えられる。戦後復興とは朝鮮半島や米国が富を搾取するための強制給餌(フォアグラ生産法)だったと思う。

バブル時代をピークとしてその後は30年間の超長期停滞社会だが、安倍晋三は下野した時期に統一教会に政治的命乞いをして復活した。売国右翼の誕生だ。いや、おそらく小泉純一郎とともに北朝鮮訪問をしたときにも統一教会ルートを使っていると考えられる。その太いパイプを小泉も評価したのではないか。小泉純一郎は米国インテリジェンスの傀儡だったが、そこに統一教会を持ち込んだのは、岸信介の孫安倍晋三だろう。

統一教会といえば昭和世代なら誰でも知っている霊感商法と合同結婚式だが、子飼いの下村博文を使って教団の改名を許可し信者獲得を助長させたのは安倍晋三だった。教団からは秘書や選挙スタッフも送り込み、政治との連携を強めていくわけだが、そもそもの目的が教団の傀儡政権を日本に造り収奪システムを完成させることだから一貫していた。

むしろ嫌韓をあおり、右翼を装い、日本人でありながら日本民族から富の収奪を率先して実践したのは安倍晋三だった。それを選んだ国民の無知はメディアの責任でもある。植民地統治の手法が次々と機能した。敗戦国としての77年、安倍晋三の討死は想定外だったとは思うが、敗戦第一世代がリタイアする時代に植民地支配の総仕上げが始まった。

台湾有事もきな臭い。おそらく早晩激突すると予想するが、中国がどう対応するかにかかっている。中国の選択次第だろう。安倍晋三がロシアに売り飛ばした北方領土はもう戻らない。台湾有事の対応によっては沖縄も危ない。基地を持つ地域も危ない。原発を持つ地域も危ない。地政学リスクは戦後マックスであり、このタイミングで内政がガタガタとなった衰退国日本。ドル円も1990年代以来の130円台半ばで推移している。日米金利差は開く一方だ。

ここまで敗戦国日本はよく肥え太り、この先すべて(政治も富も国土も)を収奪されるかどうか、その瀬戸際に立っている2022年の夏。気候変動も怖い。豪雨災害、酷暑も年々激しくなっていく。未来の歴史家はこの夏をどう評価するだろうか。

| |

« 盛岡プチ散策 ~江口寿史「彼女」展~ | トップページ | 夏旅2022 夫婦編(1) ~宮崎空港でスーツケース破損~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 盛岡プチ散策 ~江口寿史「彼女」展~ | トップページ | 夏旅2022 夫婦編(1) ~宮崎空港でスーツケース破損~ »