夏旅2022 夫婦編(9) ~博多散策~
高千穂バスセンターを出て3時間17分、ごかせ号は14:27に博多バスターミナルに到着。さすがバス路線が発達した博多のターミナルはデカかった。ホテルのチェックインは15:00からだったが、多少早くても荷物くらいは預かってもらえるだろうと予約していた三井ガーデンホテル福岡祇園へ向かうことにした。壊れたスーツケースを一刻も早く置きたい。
ホテルに着くとすでにチェックインの列が出来始めていた。混雑する時期でもあり、15時を待たずにチェックイン出来た。部屋に荷物を置いて外に出る頃には行列になっていて、20分程度でも早めに来て良かったと思った。
博多は今日の午後と、明日の日中観光をして、明日の夕方に実家の山口県に向かうことにした。ここからは何もチケット予約をしておらず、得意の行き当たりばったりで気楽だ(笑)。
まずは大濠公園にあるジャックというお菓子屋を目指した。ここは福岡在住のMりんに事前に聞いていた名店だった。すでに夕方で買えるケーキも少なくなっていたが、とりあえず店名と同じジャックとシューアラクレームは2個ずつ買えた。あとは日持ちするドゥミセック(半乾き菓子)のケークオランジュとガレットブルトンを買った。保冷剤は一時間分なので、先を急いだ。
大濠公園のなかにある福岡市美術館の2階に草間彌生さんの黄色い南瓜があることは事前に調べていた。ここにある黄色い南瓜は、草間彌生作品の初めての野外彫刻作品だそう。黄色い南瓜といえば、2019年の夏旅で出会った直島の南瓜が有名だが、福岡市美術館の作品もぜひ見ておきたいと思って訪問した。
都市独特の照り返す暑さのなか、大濠公園を歩いて福岡市美術館についた。広い外階段を上ると黄色い南瓜が見えてきた。このフォルムの存在感には恐れ入る。しばし南瓜と戯れて建物に入って涼んだ。時間も遅いので有料展示には入らなかったが、インカ・ショニバレCBEのウインド・スカルプチャーや、KYNEのデカい壁画(12月までの限定公開)などを見ることが出来た。
保冷剤も切れるので、ホテルに一回帰ることにした。護国神社を通ってバス停まで出てキャナルシティ博多までバスで移動。高千穂ではほとんど使うことがなかったSuicaが使える。これは助かった。都市以外に国内旅行に行くときは小銭が欠かせないが、都市部はカードでほぼ事足りるのがとにかく便利に感じる。オートチャージは使えないので、博多駅に着いたとき若干現金でチャージしておいた。
ホテルに戻り、ジャックのケーキを食べて一休み。夕食をどうするか検討した。結構歩いたので疲れてもいて、あまり遠出をする気はなかった。たまたまホテルの隣に「もつ鍋二代目楽天地」があった。博多名物のもつ鍋でもあるし、妻も初めての福岡の夕食に地元名物というのは興味ありということでここに行ってみた。混雑していたが、カウンターなら座れたのでカウンターで食べた。隣は韓国人の女子二人組、向かいには中国人っぽい男子二人組と日本人カップルという布陣。さすがに国際色豊かだ。
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