google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 夏旅2019 夫婦編初日 倉敷美観地区: ひとくちメモ

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2019/08/20

夏旅2019 夫婦編初日 倉敷美観地区

夏旅から実家に戻った後、妻とは15日に岡山駅で待ち合わせていたが、進度の遅い台風10号の上陸が危ぶまれた。お盆に台風が本州上陸、それも年中好天で有名な宇野港(直島フェリーのりば)を直撃しそうだ。そして8月14日の午前中、翌日の山陽新幹線全線運航中止の発表。すぐに徳山駅に向かった。妻にも連絡し、切符の払い戻しと翌16日の同時間に振り替えするよう話した。15日の夜宿泊予定だった宿にもキャンセルの連絡を入れた。これで台風が居座るようなら、すべての予定をキャンセルするしかない。とりあえず準備だけして15日夕方のJR発表を待っていた。

台風は若干速度を上げ、16日(金)の移動は問題なく出来ることがわかった。そこで15日の夜泊をキャンセルした Uno Port Inn に連絡し、17日(土)の夜泊可能かを確認したところ数百円高い部屋1室だけ空いておりOKとのこと。前日キャンセル料が100%の宿だったが差額だけで確保できた。16日の夜は予約していた後楽ホテルの最上階コーナールームにそのまま宿泊できる。これで出発できる。

16日はお昼に岡山駅で集合し、いったん後楽ホテルに荷物を預けて倉敷の美観地区に向かった。妻が大原美術館に行ったことがないためぜひ行こうと決めていた。大原孫三郎児島虎次郎石井十次などの話をついついしゃべり続けてしまう私だが、妻はうまく聞き流す(笑)。

とりあえず腹ごしらえ。倉敷アイビースクエアのレストランでランチを食べた。このホテルも一回泊まったが、何度行っても気持ちいい空間。ここからは児島虎次郎記念館を最初に見たいと思ったが、なんと閉館していた。2020年秋に移転して「新児島館」としてオープンするらしい。虎次郎ファンの私としては、新装オープンは喜ばしいが、妻に「里の水車」ほかの作品を見せられないのか…と思った。しかし心配ご無用!大原美術館で鑑賞できた。

大原美術館はいつ来ても楽しい。現代芸術作品もいい作品が次々と展示されていて進化している。2016年のDOMANI明日展でひときわインパクトがあった松井えり菜さんの「サンライズえり菜」(2011)があって嬉しかった。松井えり菜さんは岡山県出身なんですね。

他にも小出楢重(1887-193)の「Nの家族」(1919)や佐伯祐三「広告“ヴェルダン”」(1927)、ルチオフォンタナ「空間概念 期待」(1961)、北城貴子「Reflection – muison-so –」(2006)などが印象深かった。とくに北城貴子さんの作品は、印象派の現代的な解釈というか、とても惹きこまれる魅力を持っていた。他の作品も見てみたくなった。

Okayama_dinner_20190816_211336 あっという間に17時を回り、白桃ジュースなどを飲みながら駅に向かった。夕食は夏旅恒例のQUCHIに行きたかったのだが、今年5月に休店になっていた。店舗のあったところに行くと入居者募集の看板が寂しかった。しかたなく岡山駅前を徘徊し和風居酒屋で夕食を食べた。

後楽ホテルではフットバスを借りて足を労った。スマホの万歩計を見ると17,000歩以上歩いていた。次回、新児島館が出来た暁にはぜひ訪れたい。山陽新聞社から出版されていた『児島虎次郎』(1999)も復刊して欲しい。あるいは新たな児島虎次郎関連書籍なども期待したい。

さて、明日は台風で仕切り直しとなった直島だ。前日泊まる予定だったUno Port Innを明日に変更した。明日は朝7:10の電車に乗る必要がある。Uno Port Inn ではチェックイン前の荷物を朝7:30から預かってくれるので、8:00頃荷物を預けて8:22のフェリーに乗る予定だから。そのためには6:00頃には起きて準備しないと。早く寝ようといいつつ、0時過ぎてようやく眠った。

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