google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg ハワイイ・クルーズ紀行 2018 4日目ハワイ島ヒロCBP: ひとくちメモ

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2018/12/02

ハワイイ・クルーズ紀行 2018 4日目ハワイ島ヒロCBP

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Day 4:2018年10月09日(火)
08:00 Hilo,Hawai'i入港
Carlsmith Beach Park

10月9日(火)ハワイ島のヒロ港。前回、ハレアカラでサンライズにもサンセットにも憧れはないみたいなことを書いたが、ハワイ島ヒロでは本当はマウナケアのサンライズツアーに行きたかった()。

ただ、日本語ツアーはもちろんなく、英語のツアーも満席だった。そこでツアーデスクの日本語がしゃべれる女性スタッフにキャンセル待ちを依頼した。とても親切な方で、寄港地ツアーの予約デスクまでついてきてくれて、あれこれ交渉してくれた。しかし結局当日までキャンセルは出なかった。

そこで、ヒロ港でサンライズを撮ってみたわけだ。ハワイ島ヒロ港沖の豪華客船からのサンライズも、それなりにレアなんじゃないかと思って…。ほら、同じ太陽じゃないか!

Hilo_img_day4_paperこれが撮れたのは毎晩届く船内新聞のおかげだ。

この新聞は英語版がまず届き、その後、頼りになる日本人スタッフみどりさんによる日本語翻訳版が届く。日本人客には二か国語の新聞が届くわけだ。

新聞には翌日の船内イベントの場所・時間や注意事項が書かれていて、とても大切な新聞といえる。これなしでハワイイ・クルーズは出来ないと思えるほど重要な新聞だ。

この新聞に日の出・日の入り時刻も書かれていて、それを元に朝起きて撮影したというわけだ。

部屋から撮影できたのも左舷の部屋だったからというところもあった。ハワイイ・クルーズは左舷の部屋のほうが見どころは多いように思う。最終日のナ・パリ・コーストも左舷のバルコニー付き船室なら部屋から見ることが出来る(見えない部屋もあるようだが)。特等席というわけだ。

Hilo_img_20181009_084156_1撮影後、おなじみのビュッフェ、アロハカフェで朝食を食べた。

マウナケアツアーに行けなくなって、ではキラウエア火山ツアーはどうかと探したが、火山活動が活発化している昨今、船の寄港地ツアーもなかった(正確にはヘリコプターツアーはあったが結構高額であきらめた)。

かつてはキラウエア火山側の行路(南まわり)を採っていたプライド・オブ・アメリカも、いまは北まわりのコースでヒロからコナへ向かうため、キラウエア火山を観に行くには自分で何らかの現地ツアーを申し込むしかない。

しかし前回書いたように、現地ツアーを申し込むのはクルーズではハードルが高い。ハワイ島に来てどちらの火山も見られないのは残念だったが、それだけに昨日のハレアカラが愛おしいのであった。

●ビーチを求めて彷徨う二人

そこで、この日はダウンタウン散策か無料シャトルバスで買い物かの選択肢だけかと思われた。まぁそういう何もしない日があってもいいかという気分にもなっていた。

しかし部屋に戻って Google Map を見ているうちに、ダウンタウンと反対側に20分も歩けばケアウカハ・ビーチ・パークがあることを発見。航空写真で見ると(いい時代だな)、ハワイ島らしい黒い岩場で美しそうだった。ガイド本にはほとんど記述がなく地図も載っていないが、イチかバチか水着を着て行ってみることにした。

Hilo_cimg5276この道を行けばどうなるものか

危ぶむなかれ

危ぶめば道はなし

踏み出せばその一足が道となり

その一足が道となる

迷わず行けよ

行けばわかるさ

というわけで、引用が長くなったが、もちろんアントニオ猪木の「道」だ。一休禅師の言葉が原典らしい。まさにその通り。いい言葉だな。一歩踏み出すか踏み出さないかで人生は違ったものになるわけだ。

ビーチ散策も行けばわかった()。朝から暑い中、二人で歩いた。前にも後ろにも歩く人などいない。20分ほどでビーチに着いた。整備された綺麗なビーチパークで停泊しているプライドオブアメリカを眺めた。

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ただ、ここで泳いでいる人はおらず、ここから9分程度で行けるオネカハカハ・ビーチ・パークまで足を伸ばすことにした。このビーチへは大きな車道を通らずアパパネ・ロードという側道を歩いた。

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Hilo_cimg3321このビーチは泳ぐことが出来たが、ここまで来ると欲が出た。ここからあと20分歩けば、カールスミス・ビーチ・パークというビーチがあり、そこでは野生のウミガメが見られることもあるというGoogle情報を見つけた。

妻にハワイ島に行って何がしたいかを聞いたとき、「マンタやウミガメと泳ぎたい!」と言っていた。基本的に動物が好きなのだ。

ハワイ島はマンタと泳ぐツアーが人気だが、それはすべて夜間のツアーだった。その時点でマンタとは泳げないことが確定していて、なんとかウミガメをどこかで見たいとは思っていた。

レンタカーがあればよかったが、さすがに十年以上日本でも運転していない我々にその選択肢はなかった。そうなると、ここで野生のウミガメに出会えるかもしれないというビーチは20分、いや船から約一時間歩いても行ってみる価値はあるような気がした。

ここまで来たら行くしかない…。

●ビーチ散策でウミガメと邂逅

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船からふたつのビーチ・パークを歩いて、約1時間ほどで辿り着いたカールスミス・ビーチ・パーク。側道に縦列駐車した自動車がたくさんあったが、ビーチはそれほど混みあっていない。とても静かで整備された公園だった。

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木陰の径を抜けると黒い岩場があり、ところどころコンクリートで補修されている。そこが平らになっているのでタオルを敷いて日光浴ができる。海に入るところに手すりも付いていた。小さな入り江といった趣きで、日本のガイドブック的にいえば穴場だ。

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泳いでいる人やシュノーケリングしてるグループ、岩場で日光浴をしているTバックのギャル等がいた。日本人はいなかったが韓国人のファミリーがいた。

シュノーケリングのグループが水中で見ているのは、ウミガメだった…。来て良かった。

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野生ということだったが、かなり人になついている。そのウミガメを間近に見て、海水は冷たかったがここで泳ぐことにした。陸上は岩場で歩きにくいが水中は白砂の透明なビーチだ。

二匹のウミガメが寄って来た。触らないよう注意しながら泳いだ。そのうちウミガメが甲羅干しをしに岩場に上がると、続々と人が寄って来た。ワンちゃんを犬用サーフボード(?)に乗せて泳いでいる女性がいて、写真撮ってもいいか聞くと「OK!」と手をあげてくれた。

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Hilo_img_20181009_172118暫しここで泳いだり日向ぼっこをして過ごした。ウミガメに出会えて妻も満足してくれた。夫も(無料で)ウミガメと戯れることが出来てホッとした。千載一遇のチャンスを日本でほとんど紹介されていないビーチでゲットできた満足感でもあった。

水着が乾いた頃、その上に衣服を着て帰路についた。カールスミス・ビーチ・パークからの帰りは、それほど時間の長さを感じなかった。

帰船後は、まず船内ビュッフェのアロハ・カフェからケーキを船室に持ち込みバルコニーで食べた。その後プールデッキに出てジャグジーに浸かった。プールデッキのジャグジーは結構混みあってるが、たまたま空いたジャグジーに入った。

お湯なのでお風呂感覚。船室にはシャワーしかなく、このジャグジーのお風呂感はありがたい。

そこにごっつい白人の男性とヒスパニック系と思われる女性が二人で入って来た。小さな丸いジャグジーなので無言というのもなんだかなと思い、つたない中学英語でどこから来たか聞いてみたら、コロラドからだという。さらに一週間前に結婚したばかりだとも。そこで我々は一年前だと言ったらコングラチュレーション!と返してくれた。こっちが先にお祝いを言うべきだったのにしまったと思いつつ、会話は続かず先に出た。

その後、プールサイドではハワイアンスタイルBBQが始まった。これも船内新聞で予告されていた。大勢の人が並んで肉が焼けるのを待っている。そこに我々も並んで焼肉やウインナーをもらいプールサイドで食べた。なんともクルージングっぽい風景だった。

ハワイアンスタイルBBQを食べた後、午後6時過ぎ頃にヒロの真裏にあるコナへ出港した。夕焼けが綺麗だったので上のデッキ後方に出ると美しい風景に惹かれた多くの人々が集まっていた。

写真を撮っていると外国人の女性に声をかけられ、二人を撮ってあげますとおっしゃるので夕焼けをバックに撮ってもらった。言葉はつたなくてもこんなふれあいはあるものだ。みんな違ってみんないい。by 金子みすゞ

ヒロの旅は格言ワールドになってしまった…。

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