ハワイイ・クルーズ紀行 2018 7日目前編 カウアイ島で買い物
Day 7:2018年10月12日(金)
09:30 Hilo Hattie 買い物
18:15 The Breathtaking
Na Pali Coast
プライド・オブ・アメリカの最終日。最終日は暗くなる前にナ・パリ・コースト周遊があるため最終乗船時間は14:15。そこでこの日は買い物の日と決めた。
ハワイの土産物といえば今も昔もヒロハッティ()。無料シャトルバスで訪問し土産をいくつか購入した。その後、そこから歩いて9分のレッドハイビスカス&ギフトに向かう。日本でほぼ紹介されていないがネット情報では安いと評判だった。
東洋系のおばさんが切り盛りしていて雰囲気はいいが安くはない。田舎にある個人経営の商店といった趣きだ。手ぶらで帰るのもなんだかなと思い、女性のビキニ姿をかたどったお色気系のぐい飲み1個購入。
小銭が溜まっていたのでできるだけそれを使おうとしたがあと2セント足りなかった。それを見ていた店のおばさんが、2セントおまけしてくれた。こういうところも田舎の個人商店っぽいところ。おかげで小銭はずいぶん減った。ただ、決して安くはない()。
再度、ヒロハッティに戻った。そこでさらに土産を買い、ついでに近所のウォルマートにもちょこっと寄った。ウォルマートは手提げ袋に異様に厳しく、入口横のロッカーに全部入れるよう指導された。万引き防止なのかテロ防止なのかわからないが大変な世の中になったものだ。
その後、またヒロハッティの無料バスで港方面へ。途中でビーチ近くのレストランで降りる人たちがいたので一緒に降りた。船まで歩いて10分くらいのところだ。
我々はそこから昨日散策したビーチに向かった。マリオット・リゾートのビーチに向かっていると日系人の従業員から話しかけられた。彼はおばあちゃんが北海道にいて、9月に起きた北海道胆振東部地震で心配だったといった話を英語でした(と思う)。ハワイで日系人に出会うことは結構あると思うが、道端でこんな話題になるほど、日本はいま天変地異の国なんだなと感じたりした。
その後、ABCストアやハワイアンキルトショップなどでお土産を購入。コンサートタイプのウクレレなども売っていて、弾いてみるか聞かれたが思いとどまった。買えないしな。
一通り買い物が済んだら、早めに戻ってアロハカフェで昼食。お昼のメニューには焼きそばやカレーがありそれをチョイス。しかしどちらも甘め。南国風か?
そして午後2時過ぎ、いよいよナ・パリ・コースト(ハワイ語で絶壁の意)に向けて出港。
車では近づけずトレッキングするか空から見るかクルージングで近づくかしかない秘境だ。
左舷の船室なのでバルコニーからも見られるはずだが、デッキに出てみようと出かけた。
まだ3時間程度時間がある。とりあえず船内でまだいったことのない場所を観に行こうと、最後の船内探索に出かけた。まぁ、それほど見て回るところも残っていなかったが。
午後3時45分、日本語の下船説明会があるのでリバティレストランに向かう。ここで現時点でのキーカード(クレジットカードとヒモづけされた船室キー兼船内限定買い物カード)の請求明細をもらう。すると、3UDP以外に、ひとり50ドルがプレゼントされていた。鉄板焼き店で撮った写真の購入代が、このもらった50ドルから引かれているではないか!
さらに妻にも50ドルがプレゼントされており(別のクレジットカードを登録したからだろうか?)、それは減っていなかった。常に私のカードで支払っていたからだが、これを今日中に使いきらないとリセットされることが判明。
「先に言ってよ!」と思ったが後の祭り。先に知ってたらあのカクテル飲みたかったなとか、みみっちい感情が渦巻いたが、とにかく使い切ろうとショッピングエリアに向かった。もともと買いたかったものが有ったのだが、このときにはもう売り切れていた…。そこで違うデザインのものを買ったりして、なんとかもらった50ドルを消費した。
●暗雲立ち込める午後…
なんとも雲行きが怪しい…。ナ・パリ・コーストを眼前にするまで2時間あまり、まだ人も少なくデッキチェアに寝そべって空を眺める午後。
高積雲(ひつじ雲)は巻積雲(いわし雲・うろこ雲)よりも低いところに出来る。ひとつひとつの塊が大きく層が厚いため影が出来ることで見分けがつくそうだ。
初日からここまで、毎日いつ雨に降られるかと思っていたけれど結局一日も雨に悩まされなかった。しかし寄港地ツアーを予約するときには天気予報も参考にするため、結構悩んだりもした。結果オーライではあったが。
天気予報は毎日、常にくもりと小雨とだったが、島の天気というのは実に予報しずらいんだろうなということが分かった。イチかバチか行ってみるしかない。迷わず行けよ、行けばわかるさ(二度目だな…)。
しかし最終日、ここに来てついに雨に降られてしまうのか?降らないまでも、この厚い雲でナ・パリ・コーストが隠れてしまうんじゃないか?そんな思いで待った。
そして、ナ・パリ・コーストに着いた。
山肌が目視できるあたりまで来ると、まだ雲はかぶっていたがその荒々しい自然の造形に感嘆。時がたつにつれて空も晴れて行き、刻々と陽射しも変化し、それにあわせてナ・パリ・コーストも変化していった。まるで断崖そのものが生き物のように。(後編へつづく)
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