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1 post from November 2017

2017.11.01

夏旅2017 ~ファイナル!?~ 

夏旅も今年で18年目を迎えた。お盆前、九州方面に帰省する男どもと単なる旅好きな男が集まって、最初はガソリン代&高速料金を浮かせようと始まったこの帰省旅行だが、いつのまにか旅行がメインとなり、途中宿泊地も増え、明らかに主旨が変わっていった。18年も続いたのは楽しい旅だったことに尽きる。

だが漠然とこの旅もいつか終わりが来るのかなという思いがよぎらなかったわけではない。それがどんな風に訪れるんだろうかなどと旅の途中に話したか話さなかったかも記憶が定かでない。とはいえ、まさかこのオレ自身が結婚してそのトリガーになろうとは数年前までは夢にも思っていなかった。

もちろんこの旅が今後も続く可能性はあり得る。今年の夏旅はそのモデルケースのような感じもした。

これまでは最初から山口県までずっと同じメンバーで車に乗ってスタートしたが、今回は自動車の持ち主かつ言い出しっぺのS氏がひとりで出発した。8月、初日は静岡県在住の元上司I氏の自宅を訪問し旧交を温めたそうだ。

その翌日、名古屋にて創設メンバーのM氏(名古屋在住)をピックアップし、ふたりで和歌山県へ向かったという。なんでもNHKスペシャル「列島誕生 ジオ・ジャパン」で紹介された日本一の巨石“古座川の一枚岩”を観に行きたいということで、男二人の一枚岩観光となったようだ。前日は台風で大変だった中部地方だったが、その日は快晴だったようだ。

●今年のメモリアル森友学園の大阪へ

8月9日(水)にようやくオレとE氏とが合流する。二人とも別々に出発し新大阪駅集合とした。ポケモンGoでかなりのステージにあるE氏は早朝から新大阪入りし、ポケモン探しで大忙しだったようだ。どこかの公園で知り合ったという地元の同レベルのポケモンマスターと意気投合し、その後は二人でポケモン行脚をしていたという…。最近のポケモンは集団でかからないとダメらしく渡りに船だったようだ。オレにはさっぱりわからない世界だが、打ち込める趣味があるのはいいことだ。

オレはゆっくり出発し昼前に新大阪に着いた。汗だくのE氏と改札前で合流し、和歌山組を待つが、案の定遅れている。想定内だ。とりあえず喫茶店に入り涼んで待つことにした。こういうときはスマホのおかげでどこまで来ているかの連絡がとれるからイライラせずに済む。18年前には考えられなかったことだ。こんな瞬間に世の中の移ろいを感じる(confident)。

ようやく和歌山組が到着したので、駅の近くにあったキャプテン翼スタジアムというフットサル場横でシトロエンピカソに乗り込み全員集合。

とりあえずオレが「今年行くならここだ!」と思っていた場所へ向かった。そこは「瑞穂の國記念小學院」だ。

瑞穂の國(安倍晋三)記念小學院

まさに2017年を象徴する建造物だ。安倍首相の妻昭恵氏を名誉校長と称え、国の土地をこっそり8億円も値引きして安く売り飛ばし、安倍晋三記念小學院とも言われたが、その疑惑がバレそうになると一転、籠池理事長を罵倒し詐欺で投獄してしまった安倍政権。売り飛ばした証拠書類を役人に廃棄させ、その隠蔽の実行犯を国税庁長官に任命した安倍政権。同時に明るみになった加計学園の獣医学部設置問題とあわせ疑惑追及が厳しくなると、国会の冒頭で解散権を発動した安倍政権。これほどまでに腐敗した安倍政権のまさに象徴としての記念小學院というわけだ。

建物自体はとても素晴らしいもので、これはこのまま残して何かに使った方がいい気もするが、解体されるのだろうか。こういう技術をもっと誠実なかたちで使える国になって欲しいものだ。

観光がひと段落したところで、遅めの昼食にしようとなった。和歌山組は元祖ネギ焼きの店にこだわっていたが、あいにく定休日だったため、お好み焼きの美味そうな近くのお店を探すことになった。これもスマホだ。そして決まった店は「AT THE 21」というお店。ヘアサロンのような外観だったが、量も味も大満足のお店だった。和歌山組はネギ焼きを食べていた。オレはオムそばを食べた。

●毎年恒例の岡山県QUCHIへ

大阪を後にして岡山県に向かった。岡山県といえば安倍晋三のお友達、加計学園のお膝下。まさに安倍晋三のお友達めぐりの旅の様相だが、そんなつまらない時間を過ごすためでなく、今年もQUCHIで奈義ビーフの熟成肉ステーキを堪能するために岡山入りした。

2015年の夏旅で初めて訪問して以来、2016年の1月、同年8月、そして今回が4回目のQUCHIになる。

Quchi_20170809

今年も女性店員さん(演劇と星を眺めるのが好き)と談笑しながら注文したが、2年越しでようやくどのくらいの量が適切かがわかって来た我々(delicious)。それでもついつい食べ過ぎてしまうわけだが。

また今回は結婚報告もさせてもらった。2年間で4回しか来ていない客なので常連というほどではないが、死ぬほど食らう4人組は目立つからか(coldsweats01)、とてもよく覚えていてくれて、デザートを注文したらオレのだけスペシャルヴァージョンで作ってくれた。
shine感激shine

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夏旅が今回ファイナルだとすると、今後は毎年というわけにもいかなくなると思うが、今度は夫婦で訪問することを約束した。

岡山県で一泊し、翌朝、ポケモンマスターのE氏は早朝に宿を出て東京に戻った。武道館でコンサートがあるという。強行スケジュールのなか夏旅に参加してくれてうれしい。名古屋のM氏もここで別れ、実家の神奈川に戻った。ここからはS氏とオレの二人旅だ。

●たまごかけごはんの聖地へ

オレが糖質制限を始めたのは2012年のことだった。最大12kgくらい減量できた。あれから5年、ちょっと糖質摂取量が増えて来て若干(2kg程度)の体重増はあるものの、ほぼ維持出来ている。

S氏もオレから遅れること数か月、糖質制限を始めて16kgほど減量に成功した。しかしなんとなくもとに戻ってきている感じは否めない…。

そんな二人が、この夏旅の懸案事項となっていたたまごかけごはんの聖地を目指すのはファイナルにふさわしい行事に思えた。以前、高速道路の降り口を間違えて素通りしてしまっていた。リベンジするならこのときしかない。

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たまごかけごはんの店、食堂かめっち。1杯350円、おかわり無料で何度でもOK。ただし卵だけのおかわりは有料。極少量でもごはんをつけておかわりすれば無料というシステムだ。おばちゃんがグイグイおかわりを勧めてくる。バクバク食べる客を見守るのが大好きといった感じだ。それに甘えて我々は、2杯、3杯、4杯とおかわりした。4杯目あたりではもう勧められなかったが、帰りがけに「もー、腹いっぱいです!」と告げると、おばちゃんも満足気な笑顔で見送ってくれた。

●日本海側へ

西へ向かうことだけが夏旅の基本ルール(帰省だから)だが、岡山駅前から美咲町までたまごかけごはんを食べに行ったことで、ちょっと逆行してしまった。そこからまた瀬戸内に戻っても新鮮味がないため、中国山地を越えて日本海側へ行こうということになった。このあたりの決断は、行き当たりばっ旅らしさそのもので楽しい。

とりあえず、真庭市を抜けて境港を目指した。目的地はないわけだが、こういうときは岬を目指すのが正解だ。だって日本は島国だから(happy01)。無目的に走り続ければ必ず突端に行きつくのだ。そして美保関灯台に到着した。

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若干小雨もパラつく天候だったがこういうう機会でないと来ない気もする。ロケーションとしてはとてもいい。気持ちの落ち着く風景だった。

ここからの道程は何も決まっていなかった。しかしすでに午後2時を回っており、どこかでもう一泊という雰囲気ではあった。とにかく西へ向かおうということで出雲方面へ。

しかし長崎まで帰省するS氏は、出来るだけ西へ進んでおきたいということで、浜田市か益田市を目指すことにした。どちらにするかは道路の混み具合と今夜の宿がとれるかどうかによる。結局、益田市までは行けず、浜田市のワシントンホテルプラザに宿泊し、近くの居酒屋で夕食をとった。のど黒祭りをやっていた。

●周南市へ

8月11日(金曜)山の日。朝から雨が降っていた。後は帰るだけなので早々に出発。朝食を食べるところもなく走りつづけた。途中大雨に降られたりしながら、315号線を周南市に向けて走った。実家に着くころには雨は上がっていた。

こうして18年間続いた、夏の行き当たりばっ旅ファイナル(?)はゴールしたのであった。オレを実家に降ろしたS氏は長崎へ向けて走り去っていった。その風景は毎年同じように見た風景だった。

結婚しようかなと漠然と考え始めたのは2011年3月11日の大震災がきっかけだったと思う。人生のなかで遭遇する天変地異としては最大の大災害だった。9月に震災地を巡って、その思いは更に大きくなっていったような気がする。とはいえ、映画を観に行くようにじゃあ結婚するかとすぐに夢の世界に没入できるほど世の中は単純でもなく、6年後に実現したというわけだ。

つまり2011年にある意味ビッグバンによって結婚願望の芽生えがあり、翌2012年に運命的に糖質制限と出会い、2014年頃から断捨離も断続的に続け、身心ともに健康的になったところで幸運にも良い縁があったという流れのなかで振り返るとき、あらゆる行動には理由があり、つながっているんだなと思ったりする。そしてある行動が次の行動を誘発する、ある種の再帰性によって導かれていく人生ゲーム。なんだか楽しくて仕方がない。

結婚後、この夏旅を知っている人から、この旅は続けた方がいいと言われた。こういう付き合いの大切さは一生モノだぞということだった。来年どんな夏を過ごしているかは分からないが、導かれるままに楽しめれば人生は豊かになるんじゃないかと思う今日この頃です。

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