スタートレックBEYONDを見て初海外旅行を懐かしむ
映画の内容についてはほぼ触れませんのであしからず。
10月21日(金)、映画「スタートレックBEYOND」が封切られた。トレッキーの末席に座す私としてはやはり見ておこうと思い、封切日の最終上映で鑑賞した。せっかくならとIMAX 3Dシアターで鑑賞した。
これが初めてのIMAX3Dだったので、3Dメガネはどうすればいいのかとか、メガネの上から3Dメガネをかけるのかとか、不安もいっぱい()。行く前に数人に3Dメガネ情報を聞いたりしたがよくわからず、予約しておいたユナイテッド・シネマ浦和に向かった。窓口で質問したらメガネの上からも掛けられるIMAX3D専用メガネを入口で貸し出しすと教えてもらい、何の不安もなく入場できた。
3D映画をなんとなく敬遠していたのは確かだ。ギミック(雑情報と言ってもいい)に引きずられて気が散るのではないかとか、目が疲れてしまうんじゃないかとか、そもそもハリウッド大作なんてお子様映画なんじゃないかとか、そういう不安もいっぱい()。
そんな不安を払拭するにはスタートレックがうってつけだと思った。それは私がトレッキーだからに他ならない。作品への信頼があるから、3Dなんかに引きずられることなく物語に入っていけるはずと思ったわけだ。
しかし、もうIMAX 3Dのカウントダウン画像の時点で完全にIMAX 3Dに惹き込まれてたな()。3D映画はいいね!奥行き感がたまらなくいい。もちろん、わざわざ3Dのために撮ったようなアングルもたくさん盛られているわけだけど、映画の後半にはそういうギミックはまったく気にならなくなっていて、3Dそのものがごく自然に"映画"していた。
字幕の文字が浮き上がって見えるのが読みやすくていいといえばいいが、やはりネイティブのほうが映画への没入感は高いだろうな。
●スタートレックとIMAXとパリの思い出
前作の映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は2013年秋のパリ旅行のとき、飛行機のなかで見ることが出来た。日本公開はその年の夏だったから「こんな新作を飛行機でやるんだ。時代は変わったなぁ」と思ったものだった。そしてトレッキーのくせに映画館で見ていなかった私は嬉々として見たのだった。
IMAX 3Dも今回初めて見たと書いたがそれは嘘だ。実は25年前に初めての海外旅行で行ったパリで見ていた。IMAXという言葉もそのとき初めて知った。わけもわからず工事中のラ・ヴィレット(公園)に向かい、ジェオードと呼ばれる銀色の球体を発見した。それがIMAX3Dシアターだった。
ウィキペディアによると1985年開業らしいから、私が見たのは開業6年目だったことになる。公園はまだ工事中だけど映画館だけは先行して開業していたんだろう。せっかくだから見ようとチケットを買って立体映像を見た。内容は忘れてしまったが、確かにその立体映像には感激した。IMAX 3Dにはそれだけの歴史もあり、子どもだましの立体映画ではないことを思い出した。
せっかくだからアルバムを引っ張り出し、そのときの写真をスキャンしてみた。前にもひとくちメモで写真スキャンしていたので、今回はアルバムに書いた手書きメモも一緒にスキャンしてみた。クリックで拡大。
この当時、まだデジカメはなく使い切りのフィルムカメラで撮った写真。だから1枚1枚がそれなりに貴重で、決意の一枚なんて言葉が出てくる(笑)。
いままた欧州に興味を持ち始めたタイミングで、パリ旅行とスタートレックとIMAX3Dが繋がったのはなんとなく嬉しい。もちろんスタートレックBEYONDも面白かった。
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