HDRアートモード画像で綴る夏旅2016
最近はスマホがあるので通常のスナップなどはそれで事足りるけれど、HDRアートモードはアプリじゃなくカシオのデジカメで撮るのがやっぱ好き。2012年の夏旅で撮りまくったHDRアートモード。今回も同じカシオのデジタルカメラで撮ってきました。
今回の西日本は太陽光線がギラギラ照りつける熱い夏。鞆の浦や岩国錦帯橋では波光きらめく海辺や河川、コントラストの強い石畳がとてもHDR向きでした。
アートモードの点では、ちょうどいま新版画の川瀬巴水に惚れてる時期だったことも大いに影響してます。川瀬巴水の版画のような風景画をデジカメで撮りたいというひとり遊び感覚で風景を眺めていました。
直島地中美術館でモネの睡蓮を鑑賞し、ちょうど瀬戸内国際芸術祭2016の期間中だったりして、脳内で印象派と新版画とが共鳴しあい、「風景版画のようにHDRアートモード画像を激写する!」という目標が出来たのは直島から宇野港に戻った時でした。それで宇野港以西のHDR画像しかないわけですが()。
鞆の浦、阿伏兎岬、錦帯橋、そこには川瀬巴水も訪れた美しい街並みが残ります。それを版画のような構図でHDRアートモードで撮ろうとしました。なかにはちょっと現代アート風の写真もありますが、それも含めて「“私家版”瀬戸内国際芸術祭2016」と銘打ってみました()。
●HDRアートモード写真展示会2016
写真は縮小してますが、サイズ以外の加工はしてません。カシオZR200で撮ったままの画像です。こんなファンタスティックな画像が一瞬で撮れてしまうカシオのデジカメはすごい!(と2012年にも語ってます。)
画像にカーソルを当てるとどこで撮ったかが表示されます。また、画像をクリックすると大きく(800×600pix)表示されます。
画像だけの転載は不可です。
こんな感じ。版画っぽいアングルを意識してるつもりだけど成功してるかどうか…。鞆の浦は戦火で焼けず昔の風景が残った街。それゆえに近代産業化は難しいけれど、観光地としてはとても素晴らしい資源です。外国人にもっと紹介して美しい日本の風景と歴史を語り継いで欲しいと思います。
最初の現代アート風の写真がHDRアートモードらしい写真だったので、その気になって旅の節目節目でHDRアートモードで撮影していました。もっと早く思い出しとけば、フェリーや明石、直島からの風景も撮れたのにな。
直島にはモネの睡蓮を模した庭が作ってあって、そこをアートモードで撮ってみたかった。それがかなわなかったのでモネの庭で撮った普通の写真を自宅で印象派風に加工してみました。それも出品してみます。
| 固定リンク | 0
コメント