夏旅 15th anniversary
10周年がいつだったかと確認すると2009年だった。そこからすでに6年も経っている()。人生はほんとに短いものだな。2009年から15周年目の2014年までをざっと振り返っておこう。酒の肴に(笑)。今年の夏旅はこの後記録する予定。
2009:10周年目で宮崎港から初の九州上陸をめざし大阪南港に向かうも千円高速出口の大渋滞でフェリーに間に合わず大阪泊。とんだ10周年の幕開け。計画変更し徳島自動車道で四国入り。佐多岬を目指す。そこからフェリーで大分へ。入口は計画と異なったが初の九州上陸。関サバの夕食を終え、臼杵市のホテルを予約し2泊目。楠屋鼻や臼杵大仏、原尻の滝、大吊橋などを観光し別府入りし旅館で3泊目。翌日は朝から古羅漢探勝道で運動し本耶馬溪の青の洞門へ。中津唐揚げの名店むらかみ食堂で唐揚げを食べた。その後、福岡で解散。実家に帰り家族と笠戸島へ。
2010:前年フェリーのルートに味をしめ、この年は4時起きで渥美半島を目指し伊勢湾フェリーで鳥羽へ。ここの民宿は予約済み、夕食も民宿で。翌朝は奈良県を目指す。BGMはK-POPだ。キムヨナのバンクーバー五輪金メダルで完全にK-POP三昧だったオレ。ルシャナブツの写真を撮ったり奈良観光。阿修羅像もこの時ちょうど展示されていて拝めた。そこから和歌山市に向かい2泊目。この時、中島みゆきファンのたまごさんと再会し軽く飲み。翌日は山口県へ直行。この時は途中2泊だけで帰省したんだなぁ。
2011:この年は5年前に素泊まりした城崎温泉を事前予約して目指した。渋滞高速を避けて富山県1泊。のどぐろや岩ガキを食べた。翌日は琵琶湖を目指して2泊目、近江牛の夕食。翌朝彦根城やアニメけいおんのモデル教室などを見学し城崎温泉で3泊目。やはり素晴らしい温泉地だった。翌日は延々西をめざし山口県を越えて博多で4泊目。翌日新幹線で山口県の実家へ。実家では原発反対闘争をしている上関(祝島)方面をめざし、周防大島で両親と宮本常一民俗館や星野哲郎記念館を見学。
2012:個人的には6月に沖縄に行っているがこれは番外。新東名高速道路が開通したのでそこを通って名古屋で一泊。翌日は一宮の喫茶店で朝食を摂り京都の清水寺を観光した後、予約していた有馬温泉の宿へ。白熱の温泉卓球に興じた。翌日は広島県の宮島へ。おそらく広島で3泊目。翌日は博多へ。いや、博多に行く前に一回実家に寄っているのは確かなので、3泊目は周南市でオレは実家に泊まり荷物を一部入れ替えて翌朝東横インで合流だったかも。その後、博多で1名合流し飲み会。そして翌朝はメンバーチェンジして韓国釜山港へフェリーで旅立った。釜山で2泊。両方東横イン!初日は焼肉。翌日は慶州方面をタクシーで回りキジャンで韓牛焼き肉。最終日は甘川洞文化村観光し、夕方フェリーで福岡へ戻った。その後実家へ。
2013:この年は旅行三昧だった。夏旅メンバーのE氏と6月石垣島旅行。波照間島の黒いバカと化した。夏旅本線はリベンジの旅!ということで九州再上陸作戦。初日は大事をとって(笑)名古屋泊。翌日は悠々と大阪南港入りし2泊目のフェリーで宮崎へ。朝宮崎に到着。ドライブインで朝食を摂って海を見ていたら地元紙からインタビューを受けた。後日届いたその囲み記事はこちら。宮崎から鹿児島入りし3泊目。翌日知覧や武家屋敷を見学して熊本で4泊目。馬刺しを喰らう。翌朝鹿児島中央駅に戻り奄美へ向かうメンバー1名を降ろして再度熊本へ。熊本城観光の後、熊本で解散。初の九州新幹線で実家の山口県周南市へ戻った。100分程度。非常に近い。この年は実家からさいたまへの帰路もピカソ迎えに来てもらい車で戻った。途中、京都に1泊。この時の京都の夜が実に居心地が良かったため、京都泊のプレミア感を実感した。京都を出て一路首都圏へ。しかし例によって東名高速の出口付近は30kmの渋滞。それを避けて一般道に降りたが、246号で曲がれずあれよあれよとヤビツ峠へ。渋滞も信号も対向車もなかったが、幽霊でも出そうな真っ暗な山道だった。鹿に出会った。2013年はこの後、11月にパリへ一人旅。海外一人旅は初めて。その顛末は嫌というほど書いたので()、そちらに譲ろう。
2014:とにかく東名高速の渋滞出発はテンションが下がるので中央道で山梨へ向かう。シャトー勝沼でワインを購入し滋賀県へ。夜他のメンバー2名とホテルで合流しあたりをつけていた近江牛焼肉へ。超美味で感動。翌朝は徳島へ向かう予定だったが淡路インターで足止め。台風直撃だった。一晩ここで過ごしたオッサンに遭遇。それは避けたいし徳島のホテルは予約済みだったので、遠回りにはなるが一か八か瀬戸大橋経由で四国入りを決断。淡路インターから引き返した。これが奏功し無事(ただし台風直下の)徳島で2泊目。翌朝は小雨になっていたが台風の爪痕がそこかしこに。その日は道後温泉へ向かう。松本駅前でメンバー1名がお別れ。悲劇はそのあとに訪れた。ピカソのクーラントが駐車場のフラップに接触し破損。走行には問題ないがここからクーラーのない夏旅に突入。涙は心の汗だというが、汗は心の涙かもしれない()。宿は道後温泉から車で30分程度の今治で3泊目。翌日は山口県の実家へ。この年も復路はピカソのお迎えだった。もちろんクーラーなし。窓を全開にしたシトロエンが高速を突っ走る。この年も途中京都に1泊。翌朝も暑いのでおとなしく爆走し首都圏へ。途中で日本一裕福な村、飛島村もちょこっと見学したが。クーラーなしの高速渋滞、それも観光バスのすぐ後ろとかキツイ。天候も不順だったがなんとか帰宅できた。
こうして振り返ると、やはりトラベルはトラブルというか、困ったときのことばかり覚えている。旅のちょっとしたトラブルは脳を活性化させるのかもしれない。旅をしない人は旅する人より早死にするという説もあるらしい。運動してまで寿命を延ばそうとは思わないが、旅(と糖質制限)で長生きできれば御の字だ。
目的地はメンバーそれぞれの地元なのでルートは限られると思ってきたが、最近はそうでもない気がしている。まだまだ訪れていない土地はたくさんある。また、夏旅はシンプル化してもいて、だいたい3泊を基本線として計画できればいい。そして美味しい食べ物がやはり魅力だ。
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