google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg オーラルケアのキーワードは「骨が溶ける!」: ひとくちメモ

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2015/05/16

オーラルケアのキーワードは「骨が溶ける!」

以前、ブラッシング技術の免許皆伝によって教えられた秘伝(笑)のワンタフトブラシについて書いたが、あれからもう7年になろうとしている。いまも定期的にオーラルチェックをしてもらっていて、昨日は2007年当時と昨日現在のレントゲン写真とを比較しながらレクチャーを受けた。

結果的には歯茎の後退もなく、もちろん虫歯もなく、詰め物も安定していて問題なかった。前回の点検時(2年前)に前歯が少し欠けてしまった相談をして詰めてもらった前歯のCRすら見逃しそうになるほどに…。その技術の確かさとオレのケアの努力を点検できた

しかし常に点検は欠かせない。

多くの人は歯が痛くなってから病院に来たり、歯茎が半分くらい後退したころ(痛みもほぼないころ)に来たりするそうだが、そうなってからではもう遅い。後退した歯茎は二度と戻ることはない。徹底したオーラルケアでも現状維持がやっとになる。

しかし意識を突然変えることは困難で現状維持すら難しいのが現実だそうだ。だから問題ない時期から定期健診をすることが重要なのだ。それは歯石除去のためとかホワイトニングといった動機でもいい。早く始めて継続することが重要だ。

なんて素直なんだろうオレ()。内科診療にはめっちゃ懐疑的なのに。糖質制限を信用して薬物投与拒否するオレと歯科での素直なオレとどちらも同じオレなのだ。歯科とは技巧の世界。職人の世界であり波長があうのかもしれないが、それだけでなくやはり論理的な納得感の違いにあると思う。

内科は腐ってる。特に大学病院は腐りきってる。そんなバイアスももちろんあり、製薬会社と結びつき科学を歪めようとしている疑惑をどうしても払拭できない。そんな腐った連中が権威を持って呪術のような医術を伝播させている。あたかもそれが唯一の常識であるかのごとく。医学生が反論しようものならパージされる。到底科学的態度とは言えないヒエラルキーに支配されている。それが内科の現実だ。ここが大きな違いかもしれない。

歯科検診のときは、毎回常に歯周病菌についての質問をされる。常に同じ質問なのでどう答えればいいかわかりきっているがそれでも常に聞かれる。この愚直さも好感が持てる。

最初の数年はそれでも間違えて答えていた。歯茎が下がってくるとか、歯茎が腐るとか、菌に侵されるとか適当なことを言って叱られていた。そこには重要なキーワードが抜けている。「骨が溶ける」だ。歯でも歯茎でもなく「骨」というキーワードが出てこないと合格できない。骨リスクを意識しなければならないのだ。

正直、毎日必ず歯を磨いているかと問われればNoだ。疲れ切ってバタンキューという日も結構ある。だから歯垢や歯石からは逃れられない。しかしそのレベルと歯周病との間にある大きなかい離に気付ければ正しい歯磨きはそれほど困難でもなかった。

毎日歯を磨く人でも技術が低いと虫歯になる。それは言い訳のために営業先をまわっているだけの営業マンのようなものだ。やってるだけで成果は出ない。電動歯ブラシでも同じだ。よい道具でもレベルの高い技術なくして成功はない。それを歯磨きに教わった(笑)。

先日、電動歯ブラシに超こだわりを持っていた友人がなぜか虫歯の治療をした。13万円かかったそうだ(インプラントは思いとどまったという)。また友人の電動歯ブラシは1万円以上もする。これだけのケアをしていても虫歯になる。その話を聞いたとき、100円歯ブラシで歯磨き粉もつけずブラッシングして定期点検をしているオレはおそらく遠い目をしていただろう。

そんなオレだが完璧からは程遠い。水平磨き、垂直磨きはできていてもカーブしている歯と歯の間には磨き残しがある。ワンタフトブラシの使い方ももっと向上できるはずだ。

また歯磨き粉をつけずに20分でも30分でも磨き続けているオレだが、最近はそうやって磨いた後に仕上げとして歯磨き粉をつけて二度磨きをすることもある。数日に一回程度だが。そのときにはフッ素成分の含有量が多いライオンのCHECK-UPを使っている。歯科医のお墨付きありの歯磨き粉だ。

これって内科の薬商法と同じ構造じゃないのかという疑いは当然あるわけだが、そもそもが歯磨き粉なしを推奨する歯科医があえて薦める歯磨き粉という順序で知ったのは内科と異なる。内科のようにまず薬ありきではなく、歯磨き粉なしに抵抗がある患者の要望に応えての紹介なのだ。ほんの少しつけて磨くだけなので同時に10本なんて買ったらいつまでも無くならない(笑)。

定期点検した日の夜は予約していたウルフギャングステーキ丸の内店で肉を食べまくった。久しぶりに女性と二人で内緒話(笑)。糖質もずいぶん摂った。そもそもがやわらかいプレミアムなTボーンステーキではあったが、こういう肉をいつまでも食べられる歯と健康を保ち続けなければならない。年取って肉が噛めない歯になってしまっては糖質制限も出来なくなってしまうではないか!

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