手放せない書籍たち
今日もまた片づけを続行中。昨日は祐天寺で某新年会が午後からあり、午前中だけの作業、今日はその余波で午前中はほぼ寝ていて午後から作業となった。
書籍のなかでもいったん棚に入れていた文庫本や新書を再度吟味して、七割程度を手放すことにした。もっとも文庫や新書なんて値がつかないだろうが、残してもいても今度それらを古書店に持って行ってもらうとなると値がつかないモノばかりになってしまうので、どうせならこの機会にやはり処分しようと思い立った。
同時に単行本やMOOK類で残すものはそれなりに分類し始めた。とはいえ、この分類というのが難しい。作家ごとにまとめるとかサイズごとにまとめるとかジャンルごととかいろいろ分類のしかたはあるが、限られたスペースなので同じ作家でもサイズの異なる書籍は分けざるを得なかったり、分けた先でスペースに収まるちょうどいい量がないジャンルは類似ジャンルを近くに置いておこうとか、考え始めるときりがない。しかもうまく収まった後からまたそのジャンルが見つかったりする。
私の趣味や仕事がらみの書籍ばかりだからまとまるかと思ったがなかなかそうもいかず。それなりにジャンル分けを考えてみたところ、音楽関係、テレビ関係、アニメ関係、映画関係、人文MOOK関係、教育関係、旅行関係、ルポ・ノンフィクション関係、国内小説、海外小説、ビジネス書、IT参考書、相場関係、韓国語関係、辞典類、パンフ類、楽譜類、写真集、雑誌類、単行本1点モノ系というところか。
●ひとつのジャンルになった人々
なかなか仕分けが困難だったのだが、そんななかでも同じ著者やジャンルでまとめやすい書籍類も結構ある。それは私が数十年に渡って影響を受けてきた人々ともいえる。そういう本がまとまって保管できるのはなかなかうれしい。現時点でどんなジャンルを残すべきだと判断したかメモしておこう。次回の大片づけがいつになるかわからないが参考にしてくれ(>未来の自分へ)
まずは中島みゆき関連本。結構あちこちに散乱していたのをそれなりにまとめることが出来た。まだ全部発掘できてないかもしれないが。
次は星新一の文庫本。中学生時代に買ったものがほとんどだが、全部まとめなおした。文庫本だし売ってもあまり値がつかないだろうから置いときたい。
同じ理由で太宰治の文庫本。村上龍の文庫本となぜかセットでおいてる(笑)。量の問題が大きい。本多勝一の文庫本も全部まとめておいている。本多さんの場合は単行本もたくさん持っているがそちらは古書店に売ることにした。個人的に手放す覚悟という意味合いで。本多勝一著作集を手放せれば青春時代に読んだその他の大多数の単行本は手放せる気がして。
ナンシー関の著作もたくさんあるがこちらは捨てないで本棚に入れた。ナンシーさんが亡くなった後、ほとんどテレビコラムに興味がなくなってしまったのだが、こうして並べてみると消しゴム版画作品集といった趣もあり手放すのをためらった。本棚のサイズに合ったというのも大きい。
エリヤフ・ゴールドラット博士の著作やTOC理論解説本も並べてみた。博士も亡くなってしまったが、記念碑的な意味合いで並べておく。
昨年ノーベル賞を受賞した中村修二教授の著書もかなり持ってる。これはタイムリーなので売るかどうするか迷ったが、ゴールドラット博士とセットで棚サイズに合ったのでおいて置く。
ダニエル・グリーンバーグ先生関連も希少本的な感覚もあり全部おいて置く。日本に新しい公立学校をつくる会の活動も終焉を迎えてしまったが、いつかこれらの書籍が必要になる時代が来てほしいという希望もある。
林輝太郎さんの著書も全部おいて置く。林さんも亡くなった。その独特の文体に見せられ、いまほど相場に関する書籍がなかった時代、林輝太郎先生の相場技術書を読みふけったものだ。相場関係ではトレンドフォロー関係とマーケットの魔術師関係、そして本当に意味のある数冊は手元に置いておく。その他有象無象の書籍は綺麗なまま古書店に並ぶはずだから誰かに活用してほしい。
宮本常一関連本もまとめておいて置く。民俗学関係もほぼ一緒に。サイズがまちまちなのが大変。またサンカ関連本などもほぼ同一ジャンルとみなしてまとめることにした。
城山三郎の小説も文庫本が多いがまとめておいて置く。ビジネス小説はほとんど手放すが城山三郎は特別。いつでも買える気はしているが手放すとすれば次回以降だろう。
マンガでは手塚治虫、飯森紘一、ちばあきお、白戸三平、藤子不二雄、松本零士、古谷三敏、山本直樹、水木しげるなどなど全部そろっているものはとっておく。
その他数冊単位で取り置きする著者は星野博美さんはじめ何人もいる。ミュージシャンやテレビ関係者。映画関係者の著書はほぼ同ジャンルとしてまとめる。柄谷行人と中上健次、リービ英雄などもお友達グループとしてまとめた。
ざっくりとそんな感じ。逆にまとめて手放す著者の本もたくさんあるがそれはあえて書かない。覚えておく必要がないし、後で後悔するのもいやだから。
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