SONGS 中島みゆき ~テーマ音楽の世界を見終わった!
いま見終わった。これだけの楽曲を詰め込んで30分番組ってのはもったいないなぁ。でもみゆきさんの語りが全部テロップ入りで流れて、まさに見るラジオ(笑)。今回は朝ドラ「マッサン」との絡みもあるし、テーマ音楽の発注を受けた中島みゆきの気持ちを本人の口から語ってくれた貴重でオモロイ番組だった。
それにしても光陰矢の如しと申しましょうか、安達祐実の「家なき子」から、に、に、20年!いきなり時間の流れがどどどっとのしかかってくる感じ。中島みゆきナイトで祐実ちゃんとお話してからも5年経ってしまった。5年前の今日だったんだなぁ。はぁ...。「空と君のあいだに」はドラマの印象とあいまってものすごく記憶に残る作品でしたね。カップリングは「ファイト!」だったかな?それも良かった。
そして唐十郎のスペシャルドラマ。安寿子の靴、匂いガラス、雨月の使者、どれもNHKじゃなきゃ作れないドラマだったし、中島みゆきをテーマ曲に使おうとした意図も分かった気がした。もっともその意図をうまく説明できないけど。音楽とドラマとが一体になった不思議な世界だった。この3本のドラマは、いまの夜会につながる雰囲気を持ってるような気がするんだけど。
民放では、「親愛なる者へ」は懐かしかった。当時、こういう楽曲の世界観やイメージをドラマに展開するというパターンはフジテレビで流行ってた。「Dr.コトー診療所」の「銀の龍の背に乗って」と「東京全力少女」の「恩知らず」はどっちも好き。
そして金八先生の「世情」だよ。1981年のことですか。なんか当時吸ってた空気の匂いまで思い出せそうな気分になるんですよ。このシーンを見ると。ドラマのシーンとは直接関係のない歌詞なんだけど、歌声とメロディと時代の雰囲気と、なにかマッチするものがあったんだろうな。瀬尾一三さんが番組の音楽プロデュースをされてたとか。みゆきさんとの面識はまだなかったそうだ。
コンサート縁会での世情は沁みたね。いまとなってこのコンサートはボクにとってのほろ苦い思い出になってしまったのだけど、中島みゆきというシンガーソングライターはそういうリアルな生活と切っても切れない存在なのです。出会えてよかったよ。
そして「地上の星」ですね。これは新しいみゆきファンも昔からのファンも老若男女問わず広く知られる歌になった。シンガーソングライターでありながら歌謡曲のような広がりを見せた記念碑的な作品だと思う。 NHK紅白での黒部ダムのインパクトは相当なものだったし、プロジェクトXという番組の素晴らしさともマッチした。ボクもちょこっとくらいは貢献できてたらうれしい()。
SONGSを見直しながら書いてきました。ちょうどここで終了。オレのタイピングスピードもまだ衰えてないな。今月は久しぶりに夜会にもはせ参じる予定です。それではおやすみなさいませ。
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