google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 歴史の必然?!「仲宗根梨乃の美楽クールダンス!」に注目: ひとくちメモ

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2014/04/13

歴史の必然?!「仲宗根梨乃の美楽クールダンス!」に注目

ついに仲宗根梨乃先生の冠ダンス講座が始まった!ソチ五輪が終わり大阪市長選も終わり、単に忙しいだけの日常を過ごしていたボクにとって救世主のような番組だ(笑)。毎週待ち遠しくて録画しては何度も見てます。

いまテレビで一番待ち遠しいのは何かと聞かれたら、テレビ東京の『ローカル路線バスの旅』の最新作と答えるけれど(笑)、そっちは特番。それを除けば今クールの最高の愉しみが教育テレビ「趣味Do楽 仲宗根梨乃の美楽クールダンス!」なのです。このダジャレで彩られたタイトルに惑わされず見た方がいい(笑)。

ボクが仲宗根梨乃さんに注目したのはK-POPの振付師としてでしたが、テレビで最初に見たのはテレ朝「ナツメのオミミ」でした。そのときもベシャリの面白さをブログに綴ってます。その後NHKのディープピープルなどもチェックしましたが、ついに教育テレビでダンス講座ですよ。ダンサーかつ振付師の仲宗根梨乃さんにとってはまさに王道と言ってもいいでしょう。

教育テレビのバラエティ化路線はずいぶん以前からですが、もともと学問や知的探求というのは楽しいものです。だからこの路線は大正解ですし、そういう教育テレビの改革の波が成功しているテレビ教育の流れと仲宗根梨乃という傑出した存在とがこの時代に出会えたということを素直に喜びたいのです。

なんだか来賓挨拶みたいな文章になってるな。まあいいか。仲宗根梨乃さんはマイケル・ジャクソンに憧れて19歳のときに単身渡米されたそうです。そして米国でダンス修行を積んでジャネット・ジャクソンの振付やブリトニー・スピアーズのツアーダンサーとして頭角を現します。

ご本人が番組第一回でおっしゃってたのですが、仲宗根梨乃の振付はこれまであるダンスのいいところをチャンプルしたチャンプルダンスだとか。沖縄・米国・韓国・日本で仕事をして来た経歴からもチャンプル感が感じられて、その無国籍・多国籍な感覚がとてもオリジナルなものになっていると思います。

●少女時代は仲宗根スクールの優等生だ!

ボクはキムヨナファンとして極一部で認知されてますが(笑)、やっぱダンスが好きなんです。キムヨナが優秀なダンサーでなく優秀なアスリートなだけだったら、もしかしたら興味がなかったかもしれません。

とはいえ自分でダンスが踊れるかといえばまったく踊れません。ダンスを見るときの思いを例えるなら、病床で世界旅行を夢見る少女のようなものです...。音楽を聴く感覚の延長線上にダンスがあるのは、やはりマイケル・ジャクソンの功績かもしれません。

そういえば先日まで教育テレビでやっていた坂本龍一教授の「schola」で、20世紀はダンスの世紀だったという話が出ていました。ストラビンスキーの春の祭典(1913年)がバレエ音楽の革命として受け入れられたところから、ジャズやビーバップ、エルビス・プレスリー、ロックンロールなどダンスのための音楽が大衆化してゆき、マイケル・ジャクソンという究極のダンス・ミュージックにたどり着きます。

マイケルの凄いところは音楽とダンスとの一体化、シンガーソングライターダンサーだということです。そしてそのどれもが最高のクオリティを持っていました。自分で踊りまで出来る。チャップリンのような才能と現代的な感性を持った天才だったのです。そしてその才能がビデオ技術確立の時代に重なって、ミュージック・ビデオ(ミュージック・クリップ)という新しい表現方法が生まれました。音楽のリスナーも耳だけでなく視覚や身体活動を伴う鑑賞に進化したわけです。踊れませんが見て楽しめるダンスに。20世紀は紛れもなくダンスの世紀だったのです。

K-POPもこの流れの最先端にあります。音楽と不可分なダンスミュージックの大衆化が20世紀から21世紀への大きな流れになっています。そしてビデオ技術もネットワーク技術に乗って世界中に伝播出来る時代となり、大衆も自分で踊り、それを配信しはじめました。21世紀はまさにダンスの大衆化の時代です。

そんな時代の流れのなかで「仲宗根梨乃の美楽クールダンス!」が出てきたのは歴史の必然とも思えますね。ただ美しいダンスが誰にでも出来るものじゃないことも確かです。

番組で少女時代のGenieも少し解説されたりしたのですが、少女時代のダンスの美しさは驚異的な身体能力の賜物だということがわかります。普通の人じゃ出来ないし、出来てもあそこまでのキレはないと思います。

少女時代や東方神起をアイドルグループだからといって侮ってちゃ、20世紀から続く音楽の進化を体感できません。現代の音楽はダンス抜きでは語れないし、ダンスを伴う大衆芸能こそが現代音楽の王道ではないかとも思えるわけです。

そういう音楽の歴史のうえにマイケルがいてキムヨナがいて少女時代がいる。そして仲宗根梨乃やキムヨナの振付師だったデビッド・ウィルソンといった才能に活躍の場があり、注目も集まるわけです。歴史の必然といっても過言じゃないでしょう。

少女時代のライブがまた見たくなりました。最近女子バレーボールにもはまっていて昨日はVリーグファイナルを見に行っていたのですが、迫田さおりのバックアタックにはダンスに通じる躍動美がありました。一連の動作に美しさのある選手が好きです。それは天性のものかもしれませんね。

「仲宗根梨乃の美楽クールダンス!」は韓国でも受けると思うなぁ。韓国KBSあたりで放映してみたらどうでしょう?

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