リプニツカヤは木村健吾か?
この女子フィギュアスケート選手を誰かに例えるシリーズはいつまで続くのだろうか。それはオレのさじ加減ひとつである。
ユリア・リプニツカヤはすでに団体戦で金メダルを取っているし、個人戦へのプレッシャーはずいぶんやわらいでいるとも思うがどうだろう。
浅田真央とキムヨナのライバル対決は、もちろん前回オリンピックでのトップ同士による名勝負数え唄という位置づけだった。浅田真央を藤波辰巳(現辰爾)、キムヨナを長州力という位置づけで捉えればわかりやすい。
しかしそこにリプニツカヤという別の強い選手が割って入ってきたかたちだ。選手の格からいえば木村健吾に匹敵するのだが、その例えには無理がある。木村健吾はヒーローになるには地味すぎた。リプニツカヤには華がある。まるで初代タイガーマスクのように。だがタイガーは名勝負数え唄とは次元が違う。難しい局面になってきた(笑)。
リプニツカヤは木村健吾ではない。だがジュニアヘビー級でもない。だとしたら誰に例えるべきだろうか。外国人選手で藤波・長州に絡んできた強豪がいただろうか?思いつかない。そもそも外国人選手を揃えられないからこの二人で戦っていたのだ。
個人的にはリプニツカヤのイメージは前田日明だ。武者修行から帰国していきなり強かった。空気を読まずにぶんぶん足を振り上げて蹴りを入れる。格の違いなどまったく気にしないケンカ野郎だ。
だがそうなると長州・藤波とはほぼ絡まない。うーむ悩む。そもそも名勝負数え唄の例えに無理があるのか?(どう見てもあるでしょ)
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