google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 雪の要塞はネリュングリ北部だった: ひとくちメモ

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2013/12/08

雪の要塞はネリュングリ北部だった

JALの座席シート用ディスプレイ前の記事「帰国便からシベリア空撮」のなかで、雪の要塞と名付けた写真が気になり、どこなのか探してみた。ちょっとミステリーチックで楽しい。

あれだけの大きさで雪の塊のような山があれば、何かしら名前くらいはあるだろう程度の思いつきで始めた。最初は検索キーワードに「シベリア 氷柱」とか「シベリア 雪山」などで画像を探したがこれは失敗。そこで今度は近くの都市からあたりをつけようと思った。

JALの機内ディスプレイで航路を表示して写真を撮っていた。この景色がどのあたりかの記録用に撮ったものだったが、飛行機の右上方面にヤクーツクという都市が見える。この都市と飛行機との位置関係をもとにGoogleマップ上を探した。

蛇行した川はいくつか見つかったが、さすがにどの川のどのあたりかまではわからなかった。しかし雪の要塞はヒントになる都市を発見でき、そこから突き止めることが出来た!

次の画像は雪の要塞の約1分後に撮影したものだった。デジカメは日時まで記録できるのが素晴らしい。カメラの設定は日本時間のままだったが、写真の前後関係と撮影時間の差は確認できる。最初は遺跡かとおもったがどうやら街のようだ。

鉱山都市ネリュングリ

この写真の特徴は左下の「CCC」のように見える構造物だ。これと同じものがGoogleマップで見つかった!そこはネリュングリ(ロシア語ではНерюнгри)という鉱山都市だった。ヤクーツクから南西へ740kmの場所にある。JALの飛行機はこの都市の上空を飛んでいたわけだ。

試しにネリュングリでgoogleマップを検索してみるとこうなる。拡大していくと、まさに「CCC」が見つかり、縦とななめに走る大通りの位置関係も写真と同じだ。

そしてこのネリュングリの街をもう少し高度を上げて俯瞰してみると、左上にはまさに雪の要塞と同じ地形がGoogleマップに表示された!ちょっと感激(笑)。まるで中学生の課題授業のようじゃないか!?

ネリュングリには空港も鉄道もあるようだ。炭鉱開発で日本ともつながりがあるようでもある。「ネリュングリ」なんて都市名を書いたのも今日が初めてだがなんだかうれしい(笑)。いま深夜4時過ぎです!

こんな極寒のシベリアに6万人もの人が生活しているというのも驚きだ。ちなみにmsn天気予報でネリュングリの天候も調べてみた。今日は晴れ時々曇りで最高気温がマイナス20度だ!まさに極寒だなぁ。

だがネリュングリの街から北西にある「雪の要塞」そのものが何であるかまではわからなかった。鉱山なんだろうか。ウィキペディアにはネリュングリが南ヤクート炭田の中心都市とも書かれていたので、雪の要塞は南ヤクート炭田なのかとも思うが確証は得られなかった。

こうして、ちょっと通りかかった街がネリュングリという街だったことが判明したわけだが、「空港もあるし行ってみたいか?」となると正直微妙だ。これでホントに行っちゃうフットワークの軽さには憧れるのだが。行くとしても暖かい季節がいいな(笑)。

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