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2013.10.13

キムヨナゆかりの韓国・フランス・カナダで連想

私にとってキムヨナにゆかりのある3つの国といえば、生まれた国の韓国(富川市)、オリンピックイヤーのGPシリーズでショートプログラム007を初披露し優勝したフランス(パリ)、そして練習の拠点かつ冬季五輪で金メダルを取ったカナダ(バンクーバー)になる。これらの共通点をあれこれ妄想してみようというヨタ話だ。

まず韓国以外の2国はハングルダジャレにゆかりがある(今日のブログはこのレベルです coldsweats01)。

パリとは韓国語で「はやく」という意味になる。파리を빨리と書けばだが、日本語なら同じだろ。

またカナダをハングルで書くと가나다となる。これは日本語でいえば「あいうえお」の「あいう」に相当する。実際ハングル練習を始めたときに最初に覚える日本語の五十音表のようなものをカナダラといったりする。まぁ、캐나다を가나다と書けばだが、日本語ならおなじだろ。

キムヨナはカナダを拠点にパリで早く五輪に出場したいと夢を持ち韓国に金メダルを持ち帰った。ハングルダジャレ地域だったから気楽だったのかもしれない(そんなわけないが、ヨタ話ならいいだろ)。

ダジャレ以外のつながりがなにかないかと考えてみると、歴史上の大国と隣国という共通点があった。中国の隣国韓国、英国(大英帝国)の隣国フランス、そして米国の隣国カナダ。どこも辺境ではないが、大国の隣という微妙な地域だ。

そういう地域のメンタリティを勝手に想像してみると、大国への憧れあり、反発心あり、依存心あり、競争心あり、といったプラスマイナスのないまぜとなった感情があるのではないかと思う。そして基本的に大国への対抗心は隣国ならではの大きなものを持っているし、独立心は旺盛だ。

フランス人は英語を知っててもしゃべろうとしないし、カナダはアメリカ人と同一視されることをことさら嫌がる。韓国人も、日本にいると反日ニュースばかり目立つが、反中感情もかなりのものだ。隣国というのはそういうものなのだ。

特に隣が大国だったりすると、いつ飲み込まれるか、いつやられるかという不安が常にある。だからこそ、日常的に負けず嫌いになり、「やられたらやり返す。倍返しだ!」(by 半沢直樹)の気分が国中に醸成される。それが国民性、国民気質となっていくわけだ。

そんな国を選ぶようにして2010年までのキムヨナは活躍してきた。特にオリンピックという最終目標が絡む年に。そこにはフィギュア後進国韓国からやってきた一人の強いフィギュア選手を奮い立たせる空気があったような気がする。

矢沢永吉の「成り上がり」に似た根性を受け入れる土壌が、大国の隣国にはあるような気がする。そしてまさに現代韓国という若い国はそんな成り上がりに夢を見るのではないか。ハングリー精神といってもいい。

ハングリー精神だけならもっと貧しい国や小国はたくさんあるが、勝つには科学的トレーニングや優秀なスタッフの存在が欠かせない。それを満たせる地域でハングリー精神旺盛な土地柄というバランスが良かったような気がする。

次の冬季五輪はロシアのソチだ。ロシアではソ連時代も含めて初の冬季五輪開催だという。ソチはハングルで소치と書く。日本語読みでもこれ以外に書きようがない。ハングルダジャレにならないソチ。キムヨナにとって物語性に欠ける土地かもしれない(そんなわけないが、ヨタ話ならいいだろ)。

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