google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 屋良部半島で遠足気分: ひとくちメモ

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2013/07/13

屋良部半島で遠足気分

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この写真は、崎枝小中学校の校門から撮ったもの。奥に「明るくたくましく」と書かれた石碑があるが、それは崎枝小学校50周年記念碑のようだ。手前に写っている書籍は石垣島に来る前に読んだ安間繁樹さんの『石垣島自然誌』という本の表紙。

この『石垣島自然誌』の121ページに「崎枝小学校は一九五一年の創立。中学校は一〇年後の一九六一年だ。」という記述がある。そして二〇〇一年、崎枝小学校創立五〇周年記念式典の祝賀会に著者の安間先生も出席されていた。

つまり私はその50周年記念碑と安間先生の著書をコラボレイションして写真を撮りたかったというわけだ(笑)。この著作に出会えて本当に良かったと思い、この崎枝小中学校には必ず行きたいと思っていたから。読書も含めて旅の思い出だ。

6月30日は日曜日で子どもは誰もいなかった。それも良かったと思う。平日に写真を撮っていたら不審者のようじゃないか。このくらいの奥ゆかしい企画写真がちょうどいい。

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順序が逆になるが、崎枝小中学校に行く前に平離島(ぴさばなりじま)の見える川平石崎に寄り道した。石垣島の北から南下していたのでこのほうが効率的だったからだ。なぜ順序が逆なのかといえば、川平石崎は安間先生と卒業していく3年生とのお別れ遠足の場所だったから、学校から向かうのが正解という意味で。学校から川平石崎までは約10kmあるそうで、当時の生徒たちが歩いて行くにはちょうどいい距離だったそうだ。

川平石崎からの風景(クリックで拡大)

Ishigaki20130630_sakieda002川平石崎は当時から人があまり訪れないところだったようだが、現在もほとんど観光客はいなかった。しかし景色は最高に美しかった。駐車場争奪戦が激しい川平湾とは大違いだ(笑)。もっともこっちには駐車場すらないわけだが。ただリゾートホテルのクラブメッド・カビラビーチ石垣島があるから、そこに宿泊すれば散歩に来れる。

平離島をしばし堪能してから学校を訪問し、御神崎(うがんざき)の灯台を訪れた。これら一連の見どころがある屋良部半島だが、石垣島周回道路から外れているからか、あまり観光ガイドに大きく取り上げられていない。そこがいいとも言える。

そんななかで御神崎だけはサンセットヴューポイントとして有名な場所かもしれない。そこでも安間先生の著書と御神崎のコラボ写真に熱中していたオレ(笑)。真昼間だからサンセットって気分でもなかったし。

海の中に小舟が一隻浮かんでいて、その近くに浮き輪をつけたお子様が優雅に泳いでいらっしゃる。こんな海で育ったら人生観が変わるかもなぁ。でも子どもはこんな思い出も忘れて大きくなって行くんだよなぁ。そんなことをツラツラ思いながら眺めていた。

でもその風景に溶け込んだその一隻の小舟と浮き輪のお子様がなんとも微笑ましく、時が過ぎるのを忘れてしまいそうだった。南国の魅力というか魔力というか、そんな気分も頭をよぎった。

灯台から南下して屋良部半島をグルッと一周し、また川平湾方面へ向かった。

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