google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 波照間島の黒いバカ!: ひとくちメモ

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2013/07/07

波照間島の黒いバカ!

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♪焼く前に日焼け止めくらい塗ろう!
♪焼く前に日焼け止めくらい塗ろう!
♪はてるまちゃん!はてるまちゃん!スキスキ!

♪初日焼けても手当てせず
♪鳩の糞くらいしか脳がない
♪二日目三日目カンカン照り!
♪それで焼けてりゃ世話ないぜっ
♪波照間島の黒いバカ!
♪石垣島の黒いバカ!
♪竹富島の黒いバカ!

というわけで、いきなりみうらじゅん率いる伝説のバンド大島渚の名曲「カリフォルニアの青いバカ」の替え歌から始まりました「波照間島の黒いバカ!」でございます。もう帰ってきて一週間になるのにまだ腕が黒いし痛いし痒いです!

3泊4日とはいえ天気は最高に晴れ渡り、日焼け止めひとつ塗るくらいわけないはずだったんですが、鳩の糞くらいしか脳がないんで思い至らず、八重山の日差しをなめてましたね。日焼けのひとつもして帰るかというレベルをはるかに越えて焼けました。

石垣島のお店の店員さんにも、帰りのエアコミューターのFAさんにも「痛くないですか?」を連呼され、ジモティにそんだけいわれりゃ世話ないぜ!波照間島の黒いバ~カ!と心のなかで歌って帰ってきたわけです。

●天気良好、波高し!

Hateruma20130629_001それにしても連日天気だけはよかった。初日は昼に羽田を出発し夕方新石垣空港に着いたのですが、その日は高波で波照間行きの船が欠航していました。天気は良くても波が高いと船が出ないことをそこで知りました。翌日波照間島行きを予定していたので、こりゃ次善の策を考えておくべきかなと思いました。

翌朝、波は高いけれど船は出ることを知りました。とりあえず行ければ行こうと決めていたので、朝8:30の波照間行きに乗りました。日帰りですが、帰って来れなきゃそのとき考えようくらいの感じでした。ちゃんと帰れてよかった。

波照間に着いたらすぐにレンタルバイク(50cc)を借りました。小笠原諸島母島に行ったときの快感が忘れられないため、バイク以外の選択肢はなかったです。個人的には「波照間島で普通の自転車を借りたカップルは別れる」というジンクスを作りたいくらいに、起伏もあるし暑いし疲れると思います。免許を持ってるなら迷わずレンタルバイクでしょう。特に日帰りなら。

ただしバイクでも自転車でも日焼け止めは必須!あるいは長袖を着るだけでもいいかも。バイクに乗ると両腕を太陽にさらして移動してるようなものだから、確実に焼ける(火傷のように焼ける)。

またバイクはブレーキの点検を必ずすべきです。ボクの借りたバイクは右のバックミラーが取り替えられていたんで事故車かなとは思っていたんですが、まさかのブレーキ故障車でした。普段スーパーカブ110に乗ってて、ハンドルブレーキは無意識に右を使い勝ちだったので、危うく壁にぶち当たりそうになったりしました。日本の交通法規を忘れそうになるような島ですが、事故だけは気をつけましょう(ていうか整備もしっかりせぇっちゅーねん!)。

●波照間島の青い海

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凡庸な見出しですが、海の美しさでいえば波照間島のニシ浜は今回最高に美しい浜だと思いましたね。遠浅の白い砂浜からつながるエメラルドグリーンとブルーとのグラデーションは、まさに南国です。また人影もまばらでそれもまた良かったです。

天気は良かったのですが、波が高いだけあって風は強かったですね。もちろん日常生活をするぶんには問題にならない風力だったのですが、波の音を録音しようと準備してバイノーラルマイクをオンにした瞬間、「こりゃダメだ」というくらいに風の音が大きかったです。

Hateruma20130629_003ニシ浜ビーチから時計と反対周りに少し下った先に、おそらく毛ビーチだと思うのですが、小さい浜があります。毛ビーチは今回の旅の前にカメラっ子純情Eちゃんから、「珊瑚のいい浜がありますよ」と教えてもらっていた場所でした。

その写真をみて母島の石次郎海岸を思い出し、これでいい音が録れなきゃ自然音録音が趣味なんていえないねと豪語しての旅でした。

しかしこの日は両サイドの岩壁が風をさえぎる角度になく、正面からモロに風が吹いている感じ。岩陰に隠れたりして何度かトライしたのですが、なかなか満足いくものになりませんでした。これは次回の宿題でしょうね。

毛ビーチに限らず今回は天気こそ最高だったものの、録音という観点からは連日風には悩まされました。フィールド録音は単にマイクで自然の音を拾っているわけじゃなく、様々な要因の重なり合う時間を捉えるアートなんだということをあらためて感じましたね。写真とはまた違った場所や感性で自然を捉える難しさを学んだ旅でした。

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