google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg サガリバナ嬢のララバイ: ひとくちメモ

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2013/07/12

サガリバナ嬢のララバイ

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♪ハイサイ あつくて 眠れない夜は
♪ハイサイ あたしを たずねておいで

春は菜の花、秋には桔梗、そして今宵はいつも夜咲くサガリバナと。中島みゆきの「アザミ嬢のララバイ」のように夜になるとこんな風に咲いている、石垣島のサガリバナ群生地に行ってまいりました。

こんな風にと書きましたが、これはフラッシュ焚いて撮影してるから綺麗なんですけれど、周りに明かりはまったくありませんから、懐中電灯を持っていかなければ何も見えません。

不思議な植物です。夜になったら花開き、朝になったら散ってしまう。それを夜毎繰り返すのです。誰に見せるわけでもなく。お月さまだけに向けて花開いてるんでしょうか、これこそまさに常夜灯のような花でございます。

野生の花です。ある時期の夜しか咲かず、それも一晩割いたら朝にはポトリポトリと花を落とす。それでも次の夜にはまた人知れず花をつけるサガリバナ。

中島みゆきさんのファン歴三十ウン年といってますが、こんなにみゆきさんの楽曲が似合う花に出会ったのは初めてです。サガリバナの生き様はまさに中島みゆきの女歌やララバイそのもの。そんな花が北海道じゃなく南国石垣島にあるんだから、それも面白い。

昼間はどんな感じかというとこんな感じです。

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これは、夜は真っ暗だから場所がわからないだろうと思い、レンタカーで石垣島一周する予定だった6月30日に朝から石垣島最北端を目指し、その途中にサガリバナ群生地を探してロケハンしたときに撮影したものです。このロケハンがなければ、深夜のサガリバナには出会えてなかったと思います。朝の9時くらいでしょうか。

そしてその夜、日付が変わって7月1日深夜1時ごろに再び訪れて撮った写真がこれです(違う木だとは思うけど同じ群生地です)。

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真っ暗ななか、懐中電灯を向けるとこんな状態に。いやー自然ってのはなんとも魅力的なものですねぇ。夜だからいろんな虫が光に寄って来ます。もしかしたらハブもいたかもしれない。でも真っ暗だから何も見えません。もうボクにはサガリバナ、お前しか見えない。そんな気持ちです(笑)。

深夜でなくても日没後から咲き始め、朝まで咲いているそうです。石垣島のコンビニ(COCO!)でも売っている『月刊やいま』も今月の表紙はサガリバナでした。思わず購入!いま石垣島に行ってるなら買うしかないし、見に行くのもいい思い出になりますよ。8月までは咲くみたいなので。

でも車+懐中電灯は必須です!平久保橋を渡って約200m行くとサガリバナという小さい看板がでてますので、そこを右折。未舗装の道を進んでいくと保存会の皆さんが作られた看板が見えてきます(車のライトが当たってれば)。そこに数台駐車できるスペースがあります。日没後ならこの時点でもう真っ暗闇です。早朝日の出前くらいに行ってみるのもいいかもしれません。ポトリポトリと落ちるサガリバナに出会えるかも。

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ちなみに、石垣島最北端平久保灯台の昼と夜はこんな感じ。

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とにかく、懐中電灯はお忘れなく!

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