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2013.07.22

奥多摩プチソロツーリングとあきる野映像市'13

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ホンダドリームで点検・整備をしてもらったときに「今後はもっと乗るようにします」と宣言してからはや一ヶ月。ようやく公約を果たすべく7月20日(土)にプチソロツーリングへ出かけました。やっぱ整備されてると走りが違うなぁ(笑)。普通に走れる(それが普通なんだけど)。もちろんバッテリーはあがったままなのでキックスタートです(bleah)。

今回は、この日あきる野市で毎年開催されている伝統ある映画祭「第29回あきる野映画祭」のオープニングイベント「映像市'13」を鑑賞する予定だったので、それと絡めて奥多摩へ行ってみようと思いました。

出発はちょい遅めで10:30ごろ。3年前の奥秩父プチソロツーリングのときは多少早起きして出かけたわけですが、朝から出かける人とか運送業者の皆さまが朝は集中するので、そういう忙しい皆さまがある程度落ち着いた時間を選んでみたわけです。これが良かったのか、463号線もかなりスイスイ行けて快適でした。

天候も曇り時々晴れという感じでここ最近では涼しい日でしたね。初めて道も迷わず、といっても3度目のツーリングですが(笑)、計画したルートで青梅駅まで到達しました。さいたま市内を出発し、国道463号から都道179号に渋滞する463号分岐点の一歩手前で曲がって入り、そこから青梅駅前まではほぼ一直線ですから簡単です。

そこで秋川街道に左折すれば、映画市会場のまほろばホールがある武蔵五日市駅までこれまた一直線ではあるのですが、お目当ての短編映画「smoke」(不破達彦=コーディーフワ監督)は17時ごろだと聞いていたので、少し寄り道しようと青梅駅前をそのまま直進して奥多摩方面に向かったわけです。

奥多摩方面に入るとバイク率が格段にアップしますね。それもハーレーとかでっかいバイクも結構いて、さすが「奥多摩路!」と思いました。スーパーカブ110には残念ながら出会いませんでしたが、地元のスーパーカブのオッサンとかはいらっしゃいました。

●どこからでも絵になるが凡庸さを超えるのが難しい

Okutama_hatonosu002奥多摩湖まで行くと時間的に厳しいため、以前からここは美しいと聞いていた鳩ノ巣のあたりを目指し、白丸ダムのところにバイクをとめて歩きました。

ここは約4.40kmの遊歩道の終点(起点)となっているようでハイキングの団体さんに出会いました。道が狭いので道を譲って「こんにちは!」と韓流スター気取りで声を掛け始めましたが、まさか70名もの団体さんだとは思わず、ずいぶん挨拶しました(笑)。

でもこういう自然のなかではお互いに自然と挨拶の言葉が出てくるのがとても気持ちいいです。ほとんどの方が挨拶を返してくださいます。「すみませんねぇ。70人いるから」という情報も20人目くらいのお一人からの情報でした。

巨岩はどうしてこう私の心を惹きつけるんでしょうか。安谷川渓谷に行ったときも、規模は小さいけれど巨岩に惹かれました。大きな岩というだけなのに...。地球を感じる物質だからかなぁ。

今回は録音機材は持たずに出かけたのですが、鳩ノ巣渓谷は結構流れが速いので、渓流録音するには場所を選ぶ必要がありますね。おそらく景色の良いところはダメで、緩やかな溜まりのようなところが録音的にはベストポイントだと思いました。ロケハン的な感じで回れてよかった。

それにしても、どこを切り取っても絵になる風景です。特に絵画向きだなと思います。写真で撮っても美しいのですが、それだけに凡庸な写真になってしまいそうな風景だと思いました。

HDRアートモードでもいくつか撮りましたがダメですね(笑)。右上写真がそのひとつですが、緑や巨岩のラインが強調されすぎて、うるさい画面になっちゃいました。やはりこういう風景画は手で描くほうがいいな。そしてこの風景はハイキングの心地よい疲労感とともに身体で感じ、目に焼き付けてくるのが正解だと思います。

●あきる野映画祭~映像市'13

鳩ノ巣渓谷をほんの少し歩いて汗をかいたのですが、カブに乗って走り出すとすぐに乾きました。本当に涼しくてバイク日和でした。もと来た道を戻って秋川街道に入り、一路武蔵五日市駅を目指します。プチ山越えも気持ちいい。

武蔵五日市駅にはすぐに着きましたが、会場がわかりません(笑)。たしかまほろばホールは図書館だったなと思って、買ったばかりのスマホで図書館を探してたどり着きましたが、老朽化のため閉館中...。そこでこの映画祭を紹介してくださった方に連絡をとり、会場は交流センターだとわかりました。幸い図書館跡から目と鼻の先だったので15時ごろに着きました。

映像市では15本の短編映画を上映されました。審査員投票等で来年のあきる野映画祭メインスクリーンへの出品が決まる“市”という趣向のようです。私が到着したときは既に13本目の「赤いろうそくと人魚」というアニメーションが始まっていました。

この短編アニメーションがものすごく良くて驚きました。小林七郎監督は御年80歳とのことですが、日本を代表する美術監督で、ルパン三世カリオストロの城などの美術監督をされた方でした。

絵に力がある。昨今の商業主義に毒された、いわゆる“チャカチャカ”動くアニメではなく、本当に作りたいアニメーションを作ったとのことでした。日本むかしばなしを思い出される絵と、小林“おしん”綾子さんのナレーションのすばらしさも特筆ものでした。

小林七郎監督のアニメーションへの意欲と現状への批判精神、そしてそれを裏付ける作品の質の高さに、ものすごい説得力を感じましたね。この日の審査員得票数もダントツ1位でした。こうして公開されるのは貴重な作品だったそうなので、この作品に間に合って本当に良かったと思いましたね。

その次の「おねえちゃんになったひ」(佐藤健人監督)という小品は、梅佳代の写真を連想させる日常を撮った映像作品でした。この映画祭では常連の監督さんらしく、毎回出てくるお子さまの成長を地域で見守るという、もしかするとこの30年近く続く映画祭にもっともふさわしい作品かもしれないなと思いました。

今回はタイトルが示すとおり、主人公(と思われる)お子さんに妹が生まれる日、生まれたその瞬間を映像に収めた作品でした。妹さんが取り上げられたその瞬間に立ち会っている映像が残るというのはすばらしいことだと思います。この子が成長して、またカメラを持って未来の映画祭に作品を出品するようになったら楽しいだろうね。

そしてコーディーフワ監督の「smoke」です。不破監督は私が沖縄会で飲んでる知人の仕事仲間だった方だそうで、その知人宛に今回の映画祭のメールが来たものを私に紹介してくださったのでした。

この映画の撮影中に大きな交通事故に合われたそうで、この日の舞台挨拶は満身創痍という感じでしたが、作品への思いを熱い口調で語られて気力の充実を感じることが出来ました。

作品は極私的な体験がテーマになっていました。身近な人の最初の死との出会い、そしてその15年後にまた同じシチュエーションとの出会い。その2つの死の間にあった15年で変わったものと変わらないものを、タバコと火葬場のエントツで表現して見せた繊細さに不破監督のロマンチシズムを感じましたね。

私もふと親戚の伯母さんや祖母の死のときのことを思い出しました。そういう思いを誘発する短編映画でしたね。明るい映画ではないけれど、ただ暗いだけの映画でもない。この落ち着いたトーンが持ち味なのかな?この日の審査員投票では同率3位でした。

3本しか観なかったのはちょっと残念でした。13:00から短編映画ばかり4時間半見続けるのはつらいかなと思ったのと、初の奥多摩ソロツーリングの誘惑に負けた結果ですが、全部観たかったなぁ。次回以降の宿題ですね。この映像市だけを観に行く価値はあると思えたイベントでした。もっと多くの映画ファンに認知して欲しいと思いますね。自主製作映画ファンにもね。

●帰りは夜道

17:30には終わると思っていた映像市でしたが、そのあとの映画祭の作品紹介が長くて、18:00出発になってしまいました。闇夜の山越えは避けたいと思って必至に走りましたが、曲がらなくていい秋川街道を曲がって、真逆の道に入ってしまいました。八王子方面へ爆走していたのに気づいて途中で引き返しました。

秋川街道までは何とか日のあるうちに通り抜けられましたが、そこから先はもうまったくわけもわからず、真っ暗な入間の畑のど真ん中を爆走しました。途中で国道16号の指示板が見えたので、寄らば大樹の陰(?)ということで、昼間は避けていた国道16号を通って帰りました。

東京都に行ったのになんで川越を通って帰ってんねん!と思いつつも、知ってる道という安心感もあり、超大回りになりましたが、3時間くらいかけて帰宅。途中スーパーに寄ったりもしたため、帰宅したら21時を回っていました。走行距離は180kmくらいでしょうか。途中給油もせず、気温も高すぎず、疲れたけれど快適なプチソロツーリングでした。奥多摩はまた行こう。もう少し奥まで!

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