漢字語を写経する日々
最近パソコンがなくても困らない生活なので、ブログの更新もあまり進まない。余った時間で、先日Google翻訳先生に読み上げてもらった漢字語をプリントアウトし、それを見ながら漢字を書いている。
あの韓単語集の見出し語だけをそこそこ大きな活字で羅列しても、A4サイズのコピー用紙4枚で収まった()。それで1冊本が出来てしまうのもすごいが、その程度なら覚えられそうだという気にもなる。
これだけを全部覚えれば、500語程度の単語を覚えたことになってしまう(例文まで含めれば800語と書いてあった)。さらにすべてが漢字語なので、単漢字にバラして組み合わせれば他の単語にもなる。外国語の初級単語が1000~1500語レベルといわれるが、その半分程度を覚えたも同然なのだ。
実際に韓国語では、一般に漢字語の頻度が60%にもなるという。漢字語の予測がつくことでかなり有利になるのだ。それ以外の基本動詞などは初級の学習で自然と身につくので、あとは文法をそれなりに覚えておけば、とりあえずコミュニケーションは取れそうじゃないか(発音がどうのこうのという話しはここでは問わない)。
外国語で日本語母語話者がこういう体験をすることは非常に少ない。ここが韓国語学習の面白いところでもあると思う。ヨーロッパのいくつかの言語どうしを欧州人が身につけるときはこんな感覚なんじゃないだろうか。もっともまったく文法も文字も何もかも異なる外国語を学習する面白さを否定するものではない。
せっかくA4用紙に漢字語を500語書き出してるんだから、これを漢字に戻すテストをしてみたら面白いと考えて、ハングルを見ながら漢字を書いていった。雰囲気を出すために筆ペンで(笑)。
これがとっても面白い。分からないところは空けておいて、答え合わせのときに赤ペンで埋めていく。間違った漢字もバッテンをつけて正す。すると自分の苦手な漢字語が浮き上がってくる。
これを一通りやったら、今度はその漢字を見ながらハングルを書いてみる。これも筆ペンで。そうやって繰り返しながら、覚えていない漢字語をあぶりだしていく。
ここまですれば、オリジナル単語帳に書き込む資格があるんじゃないか(笑)。そう、この作業はオリジナル単語帳を作るための予行演習になるのだ。はやくオリジナル単語帳にカラフルなカラー筆ペンで書き込みたいという欲求がボクの学習の追い風になっている。
オレの知らない言葉出てこい!という気持ちになり、本来ネガティブ要素となりがちな“覚えられない単語”が、ポジティブ要素になってしまうのだ。この手書き学習はかなりいい。
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