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2012.04.14

オンエア後の感想戦と「ホームにて」の解釈で罪滅ぼし(笑)

J-WAVE東京REMIX族「中島みゆきの歌詞の極み」の放送が終了しました!まず最初に感じたのは編集の力!テレビに出たときも感じましたけど、番組作りのキモってやっぱ編集の力だなぁ。プロの仕事ってすごいな。

それと番組終わりの五郎さんとしょこたんの振り返りコメントがめっちゃ暖かかった!まったく極まってないのにフォローしてくれて。全曲集も持って行ってよかった。最後にお二人がそこに触れてくれて。タネあかししてもらえた感じになんだかうれし涙が出てきそうでしたよcrying

5/2発売のしょこたんのべすとも予約しちゃいましたよ!10周年のことや前に深夜番組で作ったベジータ様の歌詞のことなんかも聞きたかったけど聞けなかったのが残念でした。アジア進出も大成功を期待します。ジャッキー・チェンはボクも大好きです(笑)。

というわけで、一区切りついたので今回も後夜祭ならぬ感想戦という名の反省録を書いておこうかなと。個人的な妄想エンディングトークですわ(笑)。

実際にボクがしたヨタ話は放送された倍以上あって(笑)、そこが反省ポイントだったわけですが、きれいに取り除かれたり再編集されたりして、流れるような番組になってました!胸をなでおろしてますわ。

ツイッターを見てると面白かったという声もあれば、極みっつっても2曲かよ的なコメントもあって。これ事前アンケートでは「中島みゆき(or 歌詞分析)の極み」と、中島さんオンリーでいくのか歌詞分析(歌詞解釈)全般でいくのか、ちょっと決めかねていたんです。

「地上の星」は課題曲だったから必ずやることになっていましたが、それ以外は迷いがあって、「ヘッドライト・テールライト」はぜひやりたいというのと、そこから派生した谷村さんの「昴」も入れておく必然性はあるだろうくらいまでは決めてました。「地上の星」のつばめをラジオ目線で語れたのは今回が初なのでそれもうれしかったです。

これ以外の曲については、いろんなネタをお渡しして作家さんやスタッフさんに進行台本をお任せした感じでしたが、結局すんばらしい編集の力で両方いいとこだけ活かしてもらえてたという感想です。

一言だけいっとくと、「バン・バン・バン」は「そもそも分析しきれない曲はありますか?」という質問の答えとしてむりやり解釈してみたものでした。でもいま放送を聴いて間違ってなかった!と思いましたね(笑)。

童謡については童謡でも何かありますか?ということだったので、昔からいろいろ考えてる太郎系のなかから(笑)「桃太郎」と一般的に知られてる「やぎさんゆうびん」を選んだわけです。このジャンルは入り込むとFM放送じゃなくなっちゃうんで軽めに…。やぎさんゆうびんは「3番4番がなきゃ終われないよ」って部分はカットになってましたね。いずれこのひとくちメモで3番4番の妄想的歌詞追加もしてみましょうかね。

●ホームにて

最後は「永遠の嘘をついてくれ」でした。これはウソのない詞なんじゃないかということで締めましたけど、一番好きな曲やフレーズは何ですかって聞かれるのはとても難しいですよね。ここはとにかく悩んだんですけど、一応ラジオ番組でもあり、いいエピソードもあるし現場にいた強みもあって、この歌を選ばせていただきました。

それでも3曲ですから、極まってるかというとどうだろう?ってボクでも思いますわ。そこでひとくちメモではもう一曲中島みゆきさんの「ホームにて」を少しだけ解釈してみたいと思います。罪滅ぼしっつーんですか。

事前アンケートでは「中島みゆきさんの歌詞が他の歌手とは明らかに違う点ってどんなところでしょうか?」という質問の答えに「ホームにて」を引いて書いていて、放送で触れる機会があれば触れてくださいということだったんですけれど、中島みゆきさん以外の歌詞で舞い上がってしまって触れられませんでした。桃太郎やってる場合じゃなかったよね(coldsweats01)。

「ホームにて」のキモは何気なく聞いていると聞き過ごしてしまうような一言の重みではないでしょうか。そのフレーズは歌いだしにありました。

♪ふるさとへ向かう最終に 乗れる人は急ぎなさいと
♪やさしいやさしい声の駅長が 街なかに叫ぶ

この歌はなんらかの事情があってふるさとへは帰れない主人公を歌っているのですが、その事情について説明はいっさいありません。ただ帰りたいけど帰れないんです。

一般的に駅のホームには乗る人と見送る人がいます。素直に聞き流せばホームでそれを眺めている主人公、あるいは乗るか送るかどちらかの当事者としての主人公がホームにいて、そこでの情景描写をしているかと思います。

でもこの歌いだしの駅長の言葉はおかしくないですか?「乗れる人は急ぎなさい」とは言いませんよね。ちょっと日本語として違和感がありませんか。

普通は敬語で「ご乗車されるお客様はお急ぎください」のような言い方ですけれど、語調を整えるにしても「乗られる」といった敬語ならわかります。また安全面を考えれば「急げ」と駅長が言うでしょうか。

そう考えてしまうと歌詞解釈のスイッチが入ってしまいます。この「乗れる」は可能表現であって、駅長の言葉が「乗れる人は急げ。おまえは乗れない人だろう」と問いかけているように主人公には聞こえているんじゃないだろうか。

事情はわからなくても、そういうふるさとの捨て方をしたおまえには帰ることなんて出来ないだろうと、やさしい駅長の声が叫んでいるように聞こえてしまう。急げとせきたてられても乗れない人としての自分が躊躇しているんです。ホームにて…。

美しいメロディで歌いだしからものすごい絶望を歌うんですね。このギャップもまた魅力のひとつだと思います。こういう1フレーズが重要な意味を持っていたりします。ふるさとを捨てるというモチーフは、たとえばその後の「異国」という歌にもつながっていきまよね。

シンガーソングライターの場合は歌詞がいくつもの歌でリンクしたりすると、それがひとつの作家性として立ち現れてきます。そういう楽しみもありますよね。長くファンをやっていると楽曲も溜まるので、そんな心理分析チックなことも楽しいです。あくまでもひとり上手な妄想的解釈ではありますけれども。

それと番組最後に五郎さんとしょこたんが触れてくれた中島みゆきさんと動物との関係につきまして興味がございましたらこちらをご覧あそばせ。以上、番外編エンディングトークでした。いつもながら客観的な編集がないブログだから饒舌すぎるなぁ。違う意味で反省、…するもんかっ(笑)。

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