中島みゆきさんの「強い風はいつも」を思い出す日
今日は強い風が吹いている。雨は降ってなさそうだが音がすごい。こんな日は外に出たくない。食材がないのがいたい!あるのは1カップの米、冷凍うどん玉1袋、パスタ700g、生玉子4個、レトルトカレー4袋。カレー三昧だな()
中島みゆきさんに「強い風はいつも」という歌がある。この歌も「地上の星」のようにさまざまなメタファオンパレードだ。
歌詞解釈魂に火をつける楽曲だが、今日は風が強くて危ないので火はつけない(笑)。外に出たくないからノープランで書き始めたKeonaKeahiの日記に加筆しつつブログに転記してるとこ。
「強い風はいつも」はしかし、「地上の星」のようにそれぞれの比喩が何を示すのかと考えるアプローチよりも、包括的にその「強さ」と“ボク”、もしくは作者、もしくはリスナーとの関係性とから「強さ」について考えはじめたい歌だ。
その「強さ」は“ボク”に様々な思いを残してゆく。その残していく「強さ」の残影の意味を考える。解釈の幅は相当広いが、だからどうなるという結論めいたこともなく、ある種の風景描写のような歌になっている。それは物理的な風景の場合もあれば心象風景のようなものの場合もある。
この抽象的な風景描写は中島みゆきのひとつの特徴ともいえる。ひとつの歌のなかにあるキーワードそのものにこだわるのもいいし、いくつもの歌に現われる同一キーワードのメタファの共通性、差異性、変化または不変などを読み解くこともできそうだ。
そもそも「風」というのは詩人の心を捉えるキーワードのようだ。風の歌10選という企画も出来そうだ。今日はやらないけど。松本隆さんも風が大好きだ。作品集は「風街図鑑」だった。
風といってすぐに思いつくのはボブ・ディランの「風に吹かれて」。いろんな歌手がカヴァしているし、オフコースは同タイトルのオリジナルを作った(これも名曲)。
他にも松田聖子の「風立ちぬ」、はっぴぃえんどの「風をあつめて」、堺正章の「北風小僧の貫太郎」、アルフィーの「風曜日、君をつれて」などなどなど風の名作はたくさんある。
風は向かい風もあれば追い風もあり、留まることのない現象でつかみどころがない。風とどう付き合っていくかは詩人の感性と密接につながっているようだ。
でも今日のように強い風の日に、ボクの思いついた歌は中島みゆきさんの「強い風はいつも」だった。あるいはタイトルに風が出てこないが「断崖-親愛なる者へ」も強い風の歌だった。この歌も歌詞解釈魂に火をつける。今日はやらないけど。
どんな風とどんな風に付き合っていくべきか。詩人にとって風とは何か。今日はやらない。とりあえず今日は外に出たくない。それだけ言いたかった。
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