今年の紅白は外来語表記の歌手が14組
今朝ツイッターにも書いたけど、今年の紅白には外国人歌手が3組しか出ない。少女時代、KARA、東方神起の3組だ。1990年の紅白には9組も外国人歌手が出ていた。今年の3倍だ。
それなのにやれ韓流だの、日本人だけでやれだの、外野がうるさい。別にいいじゃん。ただの歌番組だろ。レディー・ガガがもし出たらそれを批判したりしないんだろ。シンディー・ローパーが出たとき批判したのか?
それどころか外国語表記のアーティストは14組もいる。アンジェラ・アキとポルノグラフィティもいれてだけど(笑)。こっちのほうを国粋主義者は問題視すべきだ。西洋かぶれだと。
もちろんオレは批判しないけどね。ただの歌番組だから。というよりオレもKeona Keahiでwataruでポップンポールなんだから(笑)。でも最近ポップンポールをハングル表記できてうれしかったりして。
でもそんなひと言で仕事を棒に振っただけでなく離婚しそうな元俳優も今日テレビでしゃべってた。反原発で干された山本太郎と比べたらめっちゃかっこわるい。もう芸能人じゃないんだから出さなくていいのに。
とにかく西洋かぶれ風の日本人は問題視しないくせに韓流かぶれ風な者だけを問題視するかのような昨今の言説にはまったく論理性がない。ケツの穴が小さいというお下劣な日本語も当てはまるかもしれない。小さくてもいいんだけどね。所詮しょうもない話で。
自分が安全な位置にいてどーでもいいところに攻撃を加えるのが好きなジャパニーズ(=日本人と日本語で書くのが憚られる人々だから外来語にしてみた)を見ていると、この国はまだまだ未開の民族なんだなとあらためて思った一日だった。オレも未開のポップンポールです。ウッホッホー。
「絆」を大切にするのはいいが、内向きの「絆」ばかりを強調されると興ざめする。右翼にはえてしてそういう面があって、それによって救われる人がいることもわかるけど、内向き志向の「絆」の押し売りは結局「絆」から遠ざかっていると思う。もっとおおらかでいいよ。
| 固定リンク | 0
コメント