FATCATを青田買い
最近、新人歌手のFATCATが結構注目され始めた。今日のMCountdown(韓国と日本で生放送)のなかでも中盤にご出演!
ソロデビューした一ヶ月前あたりは、音楽番組のトップバッターばかりだったので、このスピードで新人歌手がMCountdownの中盤に歌えるのは異例の出世のような気がする。
もちろんほとんどの音楽番組に最初から出演できている時点で、かなりの大型新人なんだろうなということは容易に想像できる。
ヘビーローテーションだから聴きたくなるのかとも思っていたが、Youtubeで画像を探してしまうくらいのこの中毒性はまさにK-POPだ!
このツンツンした感じ。好きだなぁ(笑)。好き嫌いがハッキリ分かれるタイプといえるかも知れない。1990年生まれだって。オレ1990年生まれに弱いのかな?キムヨナもジユンも1990年生まれ。世代論的に興味深い。
まだまだ情報が少ないけれど、注目度が高いことは間違いない。既にアイドルが飽きられはじめている韓国だから、ソロ歌手でK-POPアイドル系のノリで出てきたのはそういう状況分析と事務所の戦略なんだろう。
それにしてもこの秋のK-POPの充実振りは素晴らしい!素晴らしすぎる!K-POPを聴き続けていて本当に良かった。K-POPがなかったらオレの音楽人生の空白が埋まらないままだったと思う。
もともとスノッブなオレの特性がK-POPを見逃すはずがなかったともいえる。そこは自画自賛してみたい(笑)。でも、韓国語をはじめたからK-POPを聴き始めたわけで、その後のK-POPブームまでは想像していなかった。
K-POPが韓国語学習やキムヨナの金メダルより先に大ブームになっていたら、ここまではまったかどうかはわからない。たぶん天邪鬼だからブームに背を向けていただろう。だけどそのうちきっと気に入ってどうしようもなくなりそれまでの遅れを取り戻そうと今以上にのめり込んでいたかもしれない。ちょうどユッコ断ちのときのように(笑)。
1990年生まれのキムヨナが2010年に金メダルを取ったというエポックで、1997年のIMF危機後の韓国が真に世界デビューしたような気もする。キムヨナの金メダルとK-POPの世界戦略とは分けて考えられないような気もする。これも世代論的な話に出来そうだ。クソっ!大学生だったらこれで卒論書けるんだけどな。それにかこつけて韓国に旅行しちゃうな(笑)。
ポップスを死ぬほど聴いてきた人でもK-POPに難色を示したりする人がいるけど、それは21世紀のポップシーンを見誤っていると断言したい。
もちろんこれは日本のポップシーンなんていうガラパゴスの話ではまったくない。純粋にポップミュージックの話をしているのだ。
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