「俺たち 今会おう」feat.チャン・ギハと顔たち!
一昨日は待ちに待った「チャン・ギハと顔たち」のライブだった。全然ライブと関係ない情報だけども、T-araのウンジョンもT-araデビュー前からチャン・ギハと顔たちの大ファンだというのがなんだかうれしい(笑)。T-araペンにも知って欲しいと思ってさ。
対バンはキセルと怒髪天。各1時間で3時間立ちっ放しで疲れた!3つともまったくベクトルの異なるバンドだったな。一緒に行った친구 부부(S夫妻)は怒髪天の大ファンだった。
この日はなんとそのS夫妻の結婚記念日だった。それも10周年だ。ライブが終わって焼肉食ってるときに思い出した。ということは10年前のこの日、私もハワイにいたわけだ(笑)。昔のホームページにそのときのことも書いてた。もう10年前なんだなぁ。今年は10年ぶりに石巻にも行ったしそういうめぐり合わせの年なのかもなぁ。
そんな記念日だったことを忘れてライブに誘ったオレもオレだったが、夫婦で来てくれたことがうれしかった。なにも出来なかったので、当時の写真と昨日のライブの思い出をオーバーラップさせた写真を作ってみました(笑)。また行きたいなぁワイハー。
さてライブです。1つめはキセル。明らかに客層とアンマッチングなおとなしめのバンドでしたが会場は結構あったかい反応でしたね。個人的には好きなタイプです。10年前くらいにこういう音楽ばっかり聴いてたから。喫茶ロックっつーか。ノコギリバイオリンの音色もテルミンっぽい。オレがテルミンに凝ってたのもまさに10年前でした。怒髪天とは客層がまったく違うけど(笑)、なんだかホッとする音楽でしたね。
そして怒髪天。喫茶ロックから演歌ロックへ(笑)。180度転換です。ステージ前のかぶりつきも怒髪天Tシャツが増えてきました。
この日のライブ、オレの整理券は1番でした。こんな早い番号だったことがなかったので入場でもたつき、間違えて取材関係者列に並んだりしてたので100人目くらいの入場でした。それでかぶりつきはあきらめ、4minuteのときのように手すりのあるど真ん中に陣取りました。チケットも記念にアップしとこうかな。
私は怒髪天の音楽をちゃんと聴いたことがなかったのでYoutubeで予習していきました。
>http://www.youtube.com/watch?v=E13CXrl-bX4&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=O48L2u_jMMI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?NR=1&v=TZifn9K7cmw
まさにお約束オンパレードの時間でした(笑)。お約束とは曲の一部にあわせて会場がひとつになれるようなパフォーマンスのこと。K-POPではポイントダンスなどがお約束といえるかもしれません。
でもただのイロモノだと思ったらバチが当たります(笑)。演奏は上手いしぶっとい音圧でとにかく熱い。そして底抜けに明るい。MCも面白すぎる。こんなステージを見せられたらそりゃファンは大満足して帰るだろうと思いました。
チャン・ギハと顔たちと怒髪天とのつながりは、怒髪天のラジオ番組だったそうです。世界のオリジナリティあふれる音楽を紹介するなかでチャン・ギハを紹介した縁で今回の対バンが実現したとか。
チャン・ギハと顔たちをナマで見るのは2度目でした。昨年のライブハウスではヒカシューとのコラボだったりして面白かったんです。またライブ終了後は握手してサインも貰えました。しかし今回はハコも大きくなり観客も増えていわば外タレでした...。
怒髪天で温まりまくった観客席でしたが、チャン・ギハと顔たちのライブも言葉の壁を超えて盛り上がりました。日本盤CDの2枚目が発売されたばかりで、キーボード正式加入によって曲の幅が広がったように思います。チャン・ギハと顔たちの曲もいくつかピックアップしてみます。
http://www.youtube.com/watch?v=ixfXGcuINx4
http://www.youtube.com/watch?v=3vaB3xoPTA4&feature=relmfu
http://www.youtube.com/watch?v=dvwwGisCBOM
http://www.youtube.com/watch?v=18wRCK48r3M
今回のステージでは、リードギターとベースの立ち位置が逆になったり、着ている服が小奇麗になったり(笑)、メガネをやめたりと小さな変化もありました。
チャン・ギハと顔たちの音楽は、喫茶ロック、演歌ロックの流れから言えばフォークロックという言い方も出来るけど、トーキングブルースのような歌があるかと思えば、パンキッシュなのもあって、そのどれもが一度聞いただけで「チャン・ギハと顔たち」の音楽になってる。そんなとこが好きになると病み付きになる原因かもしれないですね。
スローテンポな曲では韓国歌謡を連想させるマイナーでメロウなメロディラインがいい。ハイテンポな曲ではK-POPとも違った中毒性のあるリフレインと、韓国語の持つ歯切れの良さがうまくリズムに乗っていて、溜めやブレイクが心地いい。
もちろんお約束になりそうなとこもたくさんありますよ。まだ日本のファンが慣れていないので怒髪天ばりのお約束とまでは行かないけど、そこはチャン・ギハのパフォーマンスで上手く盛り上げていました。1stアルバムの2曲目の曲アムゴットオプチャーノー(아무것도 없잖어)のキメのところはみんなで叫びたい!
怒髪天もチャン・ギハと顔たちもライブパフォーマンスが持ち味ってところが共通項かもしれませんね。
ライブが終わった会場で発売されたばかりの日本盤CDを買いましたが、一緒に行ったS夫妻がチャンギハと顔たちを気に入ってくれたので、そのCDをその場でプレゼントしました。オレは韓国版を持ってるから。日本語の歌詞カードは欲しいけど、そこはコピーしてもらえばいいし(っつーか自分で訳せって話しもある)。
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