google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 菅総理をもう一度応援したくなる懇談会だった: ひとくちメモ

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2011/06/12

菅総理をもう一度応援したくなる懇談会だった

今日の昼にインターネット中継でやっていた自然エネルギー懇談会はなかなか面白かったです。最後にはニコニコ動画だけで6万人が視聴していました。低速通信まで入れるともっと多くの人が関心を持ってこの懇談会を視聴していたということになるでしょう。

視聴した人の多くは、菅首相が自分の言葉で語っていたという感想を持ったのではないでしょうか。植物を使ったエネルギー開発の話をし始めたら止まらないという菅総理。

この植物話の文脈で菅総理が知人に石油を輸出も出来るという人がいるという話をされていて、それが筑波大の渡邉信教授であることはピーンときました。Keona Keahi君の書いていたオーランチオキトリウムのことに相違ありませぬっ!

こういう話も知っていてやる気もあるのに、永田町にいたら何も出来ない総理大臣になってしまう。されてしまう。夢のないこの国の制度疲労が一国の首相にまで及んでいるという風に見えました。

坂本龍一氏も気付いておられたように、現在の菅降ろしの波は原発推進ゾンビ派にとって好都合。自然エネルギーに傾く菅を降ろして原発を蘇らせようとする人々がまだまだいるということです。

地下原発議員連盟も活動を始めるらしいです。陸上じゃなくて地下に作ればいいという人々がこのタイミングで超党派の活動を始めてしまうのがこの国です。

私も菅総理では務まらないと思っていますが、降ろした後にはこういうゾンビが闊歩するのかと思うと、菅さんをもう一度支えてみても良いのではないかとすら思います。自然エネルギーへの道筋をつける必要があるので。

もちろん原発以外の復興は保守本流の人々の案を丸呑みしてでも早く実施すべき。いまは復興とエネルギー政策とをいったん分離して、実効的な権力の使い方をして欲しいです。

坂本龍一氏は田中正造の言葉も紹介されました。「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」という言葉ですが、すべてが現代の原発とは真逆であることに驚かされます。

田中正造といえば足尾銅山事件。故・城山三郎が小説『辛酸』で描いておられます。城山三郎の小説は20冊以上読んでると思うけど、なぜか「辛酸」は読んでない。たぶん足尾銅山事件そのものをあまり知らなかったからだと思います。この機会に読みたいと思います。

私の実家の近所にも上関原発予定地があります。世界最大級の原発で、もしこれが稼動して事故を起こしたら私の実家も被災します。まさに日本は自殺への道を歩んでいるわけです。そしてまだ原発というナイフを首根っこに突きつけられていて予断を許さない国なんです。

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コメント

菅さん、孫さん、お願いします。
彼等は日本の貴重な人材です。
日本に住んでいて日本のために滅私奉公しているんですから。

投稿: トンビ母 | 2011/07/16 05:34

トンビ母さん、コメントありがとうございます。

いま原発を止めることが出来るならどんな打算や利権も受け入れます!

どんな対価でも余りあるほどのリスクと巨大利権こそが原発の本質なので。

まず止める。そして永遠にやめる。そしてもっとマシなエネルギー政策に転換する。その道程をなんとか示して欲しいものですね。

投稿: ポップンポール | 2011/07/16 07:38

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