我的韓流2010
とりあえず今日から帰省するので、今年最後のブログになるかな。ゴガクルのおぼえた日記は12月の月間皆勤賞がかかってるから、年末まで実家でなんとか1行くらいは書く予定です。リービ英雄氏の「我的日本語」を読み終えて韓国語を学ぶ意義がまたひとつ深まった年末です。
今年をふり返るといっても、ほとんど韓国語とK-POP中心で過ごした一年だったのは皆さんご存知の通り。まぁ、そういうブログじゃなかったから唐突に韓国韓国言い出してなんやねんと思ってる人もいるかと思いますが(笑)。
もっとも「ひとくちメモ」はひとくちギャグからはじまってまったく様相が変わってきたわけで、それは変化こそ人生、道草こそ生き甲斐というボクのライフサイクルの一側面を誠実に表してもいるわけでして。こういうブログにしようとか、そういうのないわけで。記事の一本一本が独立している雑誌のようなものだと思って書いてます。
●すべてはキムヨナからはじまった
2010年は前年から続いてきたキムヨナへの思いが冬季五輪金メダル(2月)で最高潮に達しました。ボクの韓国ブームのすべてはキムヨナからはじまったわけです。
1988年のソウル五輪を、ボクはバイト先だった自動車部品工場のテレビで見てました。自動車とバイクの中型運転免許を取ったのもこの年。そのときのソウルはただの外国の都市でしかなく、オリンピックもほとんど興味がなかったのですが、水泳競技でジャネット・エバンスの独特な泳ぎ方と水しぶきが工場のテレビにやけにまぶしかったことを覚えてます。
極論すれば(大学デビュー的な意味合いでいえば)韓国は1988年に世界デビューした若い国といえます。しかしその後1997年末からのアジア通貨危機で破綻しIMFを受け入れ復興の道程に入ります。キムヨナはこの間に生まれ(1990年9月5日生)、2010年にオリンピックで金メダルを取りました。
キムヨナは7歳で本格的にスケートを始めたわけですから、韓国がまさに経済破綻した頃です。経済的にどん底にあった韓国のその後の成長とキムヨナの金メダルへの道とは重なっていました。だからこそ2010年冬季五輪でのキムヨナ金メダルは、どん底から這い上がってきた韓国にとって非常に大きなエポックだったように思います。
全国民がキムヨナに韓国の成長過程を重ね合わせ、一つの到達点として五輪金メダルが象徴的な意味を持っていたのではないかと思います。フィギュアスケートの採点方法にはいろんな見方が語られますが、国家復興という大きすぎる物語を背負い、その重圧に負けずノーミスで五輪を終えた姿に私は本当に感動しました。
またサムスンやLGなど韓国企業の躍進も同時代的なエポックです。財閥解体後の詳しい経済復興プログラムについてはよく知りませんが、いま現在の韓国企業の目線は常に大アジアそして世界に向けられています。
そのような成長経済のなかに2002年前後からの韓流ブームも位置づけられます。ザックリと見れば、韓国の文化輸出は政策としてまずは成功したといえます。そして2010年、K-POPはその流れをさらに拡大し、しっかりと大アジアそして世界をターゲットに見据えて動き出しているように思えます。
●今年はまった韓流芸能界
今年ポスト・キムヨナとしてボクの前に現れたもうひとりのヒロインは、4minute(ポミニ)のジユンでした。2009年デビューのポミニは、全員が1990年代生まれという若さをアピールしていました。ジユンは1990年10月15日生まれ。キムヨナの一ヶ月後輩になりますがまさに同時代人です。そのダンスセンスやボーカルセンスに光るモノを感じました。
他のK-POPグループでもしっかりしたボーカルを聴かせるアイドルが多くいることに驚きました。ブラウン・アイド・ガールズのガインや少女時代のリーダー・テヨン、シークレットのソン・ジウン(1990年生)などなど。ガールズばっかりで恐縮ですが(笑)。これからのボーカリストとしての成長も楽しみです。
男性グループまでは正直手が回らず。でも、チャン・ギハと顔たちは日本初ライブ(シークレットライブ)にも行けたし非常に面白いバンドでした。なんでも来春はチャン・ギハが韓国のバラエティに初めて出演するらしいです。
また最近巷を賑わしているのはDOZの「ありがっとごじゃいます」ですね。Twitterで教えてもらって聴いたら面白かった。来年は日本での活動が本格化していきそうです。
テレビではPSYが大活躍でした。"RIGHT NOW"はめっちゃはまる曲ですわ。ゲリラデートも見ましたけど、この人ほんとに才能あるなぁ。見ときましょ。
テレビも下半期はほとんど韓国の番組ばかり見てます。日本に疎くなりました。首相って誰だっけ?仙石だっけ(ってそれ人物も漢字も違う )。
もう寝なきゃ新幹線に乗り遅れそうなのでパパパっとあげてみます。今年はまった番組関係。
ドラマ(再放送やVOD含む):トンイ(同伊)、春のワルツ、私の名前はキム・サムスン、グロリア、私は伝説だ
バラエティ:男子の資格、1泊2日、私たち結婚しました、青春不敗、キム・ジョンウンのチョコレート
その他芸能情報番組とか古家さんの「輪!K-POP」とか、もちろん歌番組も含めて、たぶんテレビ視聴時間の70%くらいは韓国の番組を見ている年末でした。来年はもっとこの傾向が顕著になるのか、日本回帰もあるのか。自分でもわかりませんが、そこが面白いとこです。
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コメント
実家におります。朝からケータイで韓国芸能情報をチェックしていたら、以前ヌヌママさんから薦めていただいた2NE1が来年2月日本デビューするとか!
今年のアジア音楽市場を席捲したグループだけに大いに期待したいところです。日本ではエイベックスからというのも2NI1とマッチしてるし。
古家さんによると、来年は2PMに代表される野獣系男性グループが日本でもブレイクしそうとのこと。ガールズグループも可愛いくて美脚だけに注目してちゃダメってところを魅せて欲しいと思います。2NE1はライブに行ったら絶対はまるなー。
投稿: ポップンポール | 2010/12/31 08:48