ノーランズ以来なのか!少女時代
中央日報によると少女時代のオリコン1位は、海外女性グループとしては30年ぶりの快挙だという。ちなみに女性ボーカリストとしては2005年にBoAが1位を取ってる。欧陽菲菲以来だったことでボクも記事にしていた(笑)。
さて少女時代の1位だが、その30年前のグループとはノーランズだった!2位まで上がったらしい。少女時代はそれを更新して1位になったわけだ。
ノーランズかぁ。大好きだったなぁ(笑)。セクシーミュージックが好きだったな。小学生だったボクは石野真子の曲をノーランズが歌っていて新鮮な気持ちになった。実際はノーランズが元歌だったと思うのだが。
いまノーランズの曲を聴くと、ビートがK-POPの7割くらいのスピードに聴こえる(笑)。でも楽曲そのものはまさに日本のアイドル歌謡の定石ともいえるもので、筒美京平ファンのボクがノーランズのサウンド面にはまったのも当然だと思われる。
時空を超えていえるのは少女時代もノーランズも楽曲が良いということだ。美脚とかダンスとか先輩グループの活躍とか様々な要因が重ならなければ日本でこのような成功は難しいだろうが、まず楽曲ありきなのは言うまでもない。
●韓国語はデジタルサウンドにマッチする
韓国は日本同様資源に恵まれない極東アジアの一国だが、1997年の国家破産体験と日本の半分弱という人口とから、日本のように芸能ソフト部門を内需だけで消化させず、はじめから商圏をアジアに求めた。それが着実に実を結び始めたところだといえそうだ。
日本の芸能界は日本語に守られている半面、海外進出=英語圏みたいな妄想があったように思うが、韓国語も同じ環境にありながら違う道を選んだ。選ばざるを得なかった。その違いはかなり大きい。視野がまったく異なる。長く成功体験に浸ってきた日本の芸能界にはちょうどいいカンフル剤になってくれるかもと思う。もっともビジネスとしての話であって、質を伴わなければやがて廃れるのは万国共通だ。
すでに「日本進出」という言葉はそぐわない。日本もアジアツアーの一拠点に過ぎない。ボクもK-POPのCDをちょくちょく買い始めたが日本版も買っているのは4minuteくらいで、あとは韓国オリジナルかアジア版だ。サウンドとの一体感が高いため韓国語で聴くほうがノリがいい。ただし例外ももちろんあって、少女時代のGeeは日本語でもいい!
K-POPというジャンルで括られてしまうが、音楽を核としたパフォーマンスの新潮流として捉えたい。そしてそこには「韓国語」というひとつの古くて新しい“音”の世界がある。日本語にも英語にもない新しいグルーブは韓国語だから生まれてきた(量産できた)ように感じる。
「韓国語」はデジタルサウンドにマッチする。おそらくボクが韓国語に惹かれたのは語学をつかさどる左脳ではなく、音を感じる右脳の仕業のような気がしてる。流音化とブレイクビーツとをあわせ持つ変幻自在な言語だ。「右脳で鍛える韓国語」という参考書が出てもおかしくない(笑)。
●にわか韓流ペンでいいじゃないか
まぁ、固い話はどーでもいいか。いまK-POPにはまらなきゃスノビーじゃない!を合言葉に(うそ)、K-POPファンになってしまった。もとを正せばアイススケート金メダリストのキムヨナから始まった私は超亜流のK-POPファンといえる。最近はキムヨナ一家とオーサーコーチとの確執ばかりがニュースになるので、キムヨナだけを追っかけていたら韓国語学習も挫折していたに違いない()。
K-POPにはまるきっかけが4minuteの"What A Girl Wants"だったというのも異例らしい。ちょっと聴いてみる。
いま思うと、いわゆるバリバリのK-POPではない。そこが良かったのかもしれない。この3:26で4minuteファンになった。その後韓国のテレビ番組を見始めた。韓国の音楽番組は短期集中で同じ顔ぶれが出演してくるのでいやでも覚える(笑)。
音楽番組だけではリフレインの多いK-POPをいくつもの番組で曲ごとリフレインされるようなものなので、正直食傷気味になったりして音楽番組以外も見始める。バラエティ番組では、「青春不敗」との出会いがありがたかった。にわかK-POPファン(女性グループ限定)になるにはもってこいの番組なのだ。もし見たことない人はKBS Worldで有料配信してる。
4minuteのヒョナが出ていたので見始めたのだが「青春不敗」では少女時代のサニーに惹かれた。この動物好きでお笑い好きなサニーと一緒に出演してるユリを中心に少女時代にも惹かれ、ク・ハラでKARAも聴くようになり、サニーの屏風のヒョミン(T-ara)、成人アイドルのナルシャ(Brown Eyed Girls)、白紙アイドルのソナ(secret)などガールズグループ入門編アイコンとしてG7の面々はうてつけだった。
それと「M countdown バックステージ」という番組。毎週「M countdown」という歌番組に出演する歌手をゲストにトークをするんだけど、やはりトーク番組は人柄などを垣間見られていい。音楽番組は録画していて、バックステージなどで気になったアーティストをあと追いで見ることも結構ある。
そうやって見ていくと「1泊2日」とか「男子の資格」などのコーナーがある「ハッピーサンデー」のようなお笑い番組も見始めちゃって、「男子の資格合唱団」のDVDまで購入してしまった。リージョンコードが日本と韓国とでは異なるため(これを統一するだけでも商圏拡大するのにな)、リージョンフリー化されたプレイヤーも購入。韓流ドラマニアのマダムと同じ状態になりつつある。まぁ韓国旅行はまだだが...。
「男子の資格合唱団」は本当に面白かった。ミュージカル監督として韓国で20年間活動しているパク・カリン先生の人柄もよかったし、素人もプロもいっしょになって合唱コンクールを目指す姿は感動的ですらあった。
ヴァラエティ番組のいいところはテロップがガンガン流れるところ。ハングルテロップと音声とで韓国語の実習になる(笑)。まだまだほとんど聞き取れないわけだが、そのうちこれがブログを書きながら聞き取れるようになるだろうか。なりたいなぁ。
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