google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg やっぱり心は中学生にタイムトラベル!松田聖子30周年@武道館: ひとくちメモ

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2010/07/11

やっぱり心は中学生にタイムトラベル!松田聖子30周年@武道館

松田聖子30周年東京国際ブックフェア2010の会場をあとにJR新木場駅へ出て、京葉線と地下鉄東西線を乗り継ぎ武道館へ。人生初のコンサート会場遅刻!18:30開演だったのだけど席に着いたのは18:37だった。

かなり雨も降り出していたからか、この時間でもまだ武道館へ向かう人々が多数いた。とりあえず18:37着でもどうにかオープニングには間に合えた。ただしグッズを買う時間はなく閉演後にお預け。そのため応援用の団扇などはブックフェアでもらったものを突き上げていた(笑)。

この日(7/9)は30周年記念コンサートの武道館初日。追加公演として決まった初日だった。男女比は半々といった感じに見えた。最近は女性ファンが多いと聞くが、30周年記念となればデビュー当時から応援してきた野郎どもも駆けつけているということだろうか。オレもそのひとり。

松田聖子コンサートに初めて行ったのは忘れもしない中学2年の中間テスト前日だった。一緒に行った(なかば強引に誘った)石田君は翌日担任に怒られたのだった。

「コンサートに行ったもん立て!」

(石田君だけ起立)
(そんなキャラじゃないため「おおーっ」とクラスメイトからどよめき)

「中間テストの前日になにをやっちょるんじゃ!」と担任。

デコピンのひとつもされただろう。廊下でオレと石田君とで四の字固めをかけあっていても(いじめじゃない空気を読んで)「おぅ!もっとやれ!」と笑っていたその教師が、さすがに中間テスト前日のコンサートは許さなかったのだ。オレは違うクラスだから助かった。そしてオレのほうがきっとノリノリだった。

ごめん石田君。でも聖子は30年後もこうして歌ってくれてるんだよ!あの頃ナマで聴いた歌をこうしていま聴けるんだよぉぉぉぉ!貴重な体験をしてたんだよー!それに中間テスト前日にコンサートを見たって、それなりの大人になってるじゃないか。大丈夫なんだよ!大切なものは自分で見極めるんだよ、中学生諸君!

●君は青い珊瑚礁で涙したことがあるか?

まぁそんな野郎どもにとって、まさに涙の出そうなヒットパレードさ。実際、グッときてしまった。前半の「ハートのイヤリング」のときに双眼鏡で見ていたが、結構苦しそうだった。暑さも相当だったけど、なかなか昔と同じキーは出ないものだ(オレの中島みゆき@昭和のように...)。でもさすがに鍛えてる聖子!腹筋も割れてる聖子!プロ根性は今も変わらずきっちり歌い上げた。

それにしてもほとんどの曲をみんなで歌える。中学生に戻った気分になれる。

途中リクエストコーナーでは、歌って欲しい楽曲を書いた手製フリップを観客がステージに向けて聖子が読み上げる。そこではめったに聴けない楽曲などのリクエストもあるのだが、聖子が「私思うんだけど。みんなで歌える曲がいいんじゃない?ねぇ。」と呼びかけると大喝采だ。

そこでまず選ばれたのは「制服」。明らかに賛同の拍手が多かった。もちろん超名曲だし、ボクのトップ10にも入れてるけど、B面の曲ですよ(笑)。「赤いスイートピー」のB面。それが「みんなで歌える曲」たりえる聖子のすごさ。もちろん異存なんてないっす!

あと中島みゆきさんと共演してるCMソング「ハリーさん体操」も披露してくださいました。中島みゆきファンでもある私めには、これ以上のサプライズはないです!

それにしても同時代に好きだった中島みゆきと30周年を祝う松田聖子と、この際YMOも加えちゃおう。中学時代から大好きなアーティストの皆さん。大好きなまま大人になって、いまでもこうしてリアルタイムにその音楽を楽しめるなんてシンジラレナーイ。皆さん健全な芸能人でよかった!本当にありがたいことです。

そういう思いもあって、30周年記念ライブでのメドレーが「デビュー曲から歌わせていただきます!」のMCとともに「裸足の季節」、「青い珊瑚礁」、「風は秋色」と発売順で始まったときは感極まって泣いてしまいましたよ。

「青い珊瑚礁」のときにウルウル来てしまいまして、その次の「風は秋色」に 泣き虫なのはあなたのせいよ って歌詞があるでしょ。まさにそんな気分でしたよ。聖子のせいよって(>アホです)。

「青い珊瑚礁」で涙するなんてシチュエーションは岩井俊二監督の「ラブレター」か1981年第53回選抜高等学校野球大会に出場した高校球児だけだと思ってました(笑)。ちなみに「ラブレター」はボクのリピート視聴回数第1位の映画です。

そのウルウルしてるところに「風は秋色」の泣き虫なのはぁって歌詞がきてぇーの、泣きの7thコード(冷たい砂 足跡ふり返れば のとこ)ですわ。あーアイドルが聖子でよかったぁと思った瞬間でしたね。

あとやっぱり楽曲がいいから全然古びてない。「夏の扉」(1981年)のテンションの高さはすごいです。三浦徳子すごい!財津和夫すごい!大村雅朗すごい!イントロのパワーはポップスを超えてる。

「風立ちぬ」もよかったけど、ひとつ発見した。大瀧詠一先生のシンコペーションは手拍子しにくいな(笑)。いや、ボクはいいんだけど、普通のお客さんはシンコペーションで手拍子しないから。チャン・チャチャンか、前拍の(和風な)チャン・チャン・チャン・チャンで、どっちにあわせていいか混乱する。それも楽曲クオリティの高さの現われですけど。

それに比べると細野晴臣先生の「天国のキッス」は手拍子という観点からすると、前拍でしっかりベタにノレる。4つ打ちだから当然なのかもしれないけど、このあたりの違いは面白かったな。武道館という猛者の集う場所を2階席から体感した感想です(笑)。

ラストは、中学生気分の私の思い出順トップ10にも入ってる「Only My Love」でした。この曲が収録されてるセカンドアルバム「North Wind」も1980年発売だから30年前の楽曲です。聖子がずっと歌い続けている大切な曲。

5月に放送されたNHKのSONGSでも、この2ndアルバムのジャケット写真が一番好きだと聖子自身で語っておられましたね。ほんとにキューティクルの天使の輪も美しいジャケットであります。当時NHKで「風は秋色」と両A面だった「Eighteen」を歌っていた聖子を覚えています。田舎の中学生には両A面なんて概念まだなかったから、Eighteenが聴ける番組のお得感は最高でした(笑)。

初日最後の聖子の挨拶は「また明日ー!」でした(笑)。昨日、今日と武道館3連荘、お疲れ様です!

コンサートが終わって武道館を出ると雨は止んで風が涼しかったです。喉がカラカラだったので我慢できず飯田橋駅まで歩く途中にサントリーの缶ビールを飲んでしまいました。これだけは中学時代には出来なかったことですわ

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