東京国際ブックフェア2010日記
昨日は朝から東京国際ブックフェアに行っていた。有料セミナーを2つ聴講。その間、セミナー講師と関連のある会社の友人O氏に来ていないかメールしたら来てないどころか富士山に登っていた(笑)。優雅な休暇をお過ごしで。
セミナー後、昼食はコンビニでサンドイッチとおにぎりとカレーパンにお茶という質素なものを。その間、来てなさそうなデザイナーK君に来てないだろとメールしたら来てた(笑)。だがクライアントと待ち合わせていたそうなので強引に連れまわすわけにはいかずひとりで展示会場へ。
その前にモバツイでTwitterも確認したら、ノーマークだった鶴山輝之介氏が「@hitokuchimemo を!?俺も今から」と書いてくれてたので、某出版社ブース前で待ち合わせすることに。前半1時間を鶴山氏と展示会散策した。
鶴山氏が持ってた手塚プロダクションの手提げ袋は鉄腕アトムの絵柄でちょっとプレミア感があったのでオレもブースに行ってゲット。ディーアーク社の方がiPadで読める英語版のアストロボーイiマガジンを紹介していてちょっと興味あり。韓国語版もラインナップが欲しい。
ひとりで回っているときに、キムヨナ自伝の陳列を発見!DOOSAN DONG-A PRINTINGという韓国の印刷会社だった。ただそのときには印刷会社だとは思わず、キムヨナ自伝を発行している出版社だと思い込み、「ここはキムヨナ自伝邦訳本のオファーが来ているかを聞かねば!」とキムヨナ礼讃ブログとしての使命感に燃えた(笑)。
ブースの女性にまずは日本語で声をかけたが通じない。日本語のわかる人を探してもらったがあいにくいない。「Can you speak English?」と聞かれたが答えに窮する()。しかしとにかく伝えたいという気持ちがブロークンイングリッシュをひねり出す。「オファー!」「ジャパニーズパブリッシャー」「フローム」みたいな?
するとその女性になんとなく伝わったようで、「うちは印刷会社だから」みたいなことを英語で応えてくれた。そこでなんだか外人チックに「オー!プリンティング!イエース」みたいなことをしゃべったオレ(笑)。そこで終わるのももったいないと思って、「アイ ハブ ディス ワン。バット キャンノット リィード。」風なこと言ってみたら笑ってくれた。
韓国語でこの軽い笑い話が出来てたらどんなにいいだろうと悔しくて(笑)。
いま翻訳サイトでカンニングしつつ書いてみると、"저는 이 책을 가지고 있습니다. 그러나 읽을 수 없습니다."といいたかったわけだ。依存名詞수とかまだ習ってない。いつ習うのかと初級Ⅰテキストをパラパラめくってみるとラストの第20課に可能表現があった。おおー!一ヶ月後にはこの笑い話も言えるようになるんじゃないか()。本当かオレ
結局、キムヨナ自伝の邦訳本が出るのか出ないのかは分からず()。知ってる人がいたら教えてください。言える範囲で。
あと興味深かったのはサウジアラビアのブース。アラビア書道で名前を書いてくれるサービスがありました。1人に結構時間がかかるようで前の女性が長かったのであきらめましたが...。佐川信子さんのアラビア書道絵ハガキだけGET!アラビア文字って美しいですよねぇ。
そんなこんなでグルグル散策していたら、あっという間に2時間半経ってました。そろそろ出発しないと武道館の松田聖子30周年アニバーサリーコンサートに間に合わないので、引き上げました。
買った本は6冊。1つはもうすぐ完了する「できる韓国語初級Ⅰ」に続く「初級Ⅱ」のテキストをアスク出版のブースで買いました。ブックフェア価格で買えるなんてラッキー!奥付を見ると2010年5月30日初版5刷で在庫処分品的ではなく良心的(笑)。「中級」も来年のブックフェア狙いか()。
その他5冊は中央公論社ブースで。ほとんど古本市状態のバーゲンセール本で各200円でした。
「日本の文学66 野間宏」(真空地帯を含む7編):昭和48年7月発行
「沖縄の証言(上)庶民が語る戦争体験」(中公新書):昭和46年7月発行
「原始林の中の日本人 南米移住地のその後」(中公新書):昭和48年7月発行
「サバ紀行 その人間的記録」(中公新書):昭和54年9月発行
「ハングルの世界」(中公新書):昭和59年10月発行
夏が近づくと戦争体験モノが読みたくなります。特に一般庶民の戦争体験。また南米移住というある種の棄民政策など日本政府による日本人弾圧の歴史と、そのようななかでも力強く生きた庶民の姿に惹かれるのです。
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コメント
あの手塚治虫ぶくろは欲しかったなぁ。
やっぱり私ら世代はどうしてもね。
投稿: kazzbay | 2010/07/10 23:47
まだ今日までチャンスありじゃないですか(笑)。
見せびらかして歩きたかったのですが、結局一番おおきな「ふりふりダイエット」の手提げ袋に全部つめて松田聖子コンサートへ向かいました。
投稿: ポップンポール | 2010/07/11 02:19