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2010.05.30

scholaとustでYMO三昧!

坂本“教授”龍一が講師となって始まったNHK教育「schola(スコラ) 音楽の学校」がいよいよ最終月となり、「ドラムズ&ベース」でYMOメンバー揃い踏みとなった。若い頃から“教授”と呼ばれた坂本龍一先生だけど、まさかNHK教育で音楽教える時代になろうとは思わなかったな。

ここまで番組ではバッハとジャズという切り口だけで音楽史を観てきたわけだが、この思い切りがいいよね(笑)。最後がYMOなわけだけど、この一連の切り口は基本的に音楽がリズムセクションの発見と進化の歴史であるとでもいいたげじゃないか?フリージャズの時点ですでに上モノ(メロディやSEやノイズ)はなんでもありとなったわけで、音楽を素因数分解(笑)していくと最後に残るのはビートなのかもしれない。

ボクは敬意を込めて教授のことを「ポップ・シティの偉大な田舎者!」よばわりしたが、民族音楽がコアにある坂本教授のプリミティブな衝動は、インテリジェンスの奥底にあるビートの快楽に帰結するように思う。

YMOのリズムセクションは完璧だ。演奏者として。「テクノのリズムセクションなんて打ち込みでしょ?」なーんていう浅はか極まりない人にはYMOは永遠に理解不能だ。まぁ細野さんなら「いやぁ、打ち込みじゃない?テクノは。そのほうが楽だし」って言われちゃうかもしれないけども(coldsweats01)。

YMO揃い踏みの初回放送分は、しかし触りだけだった。ジラすなぁ>NHK!でも盟友ピーター・バラカン氏を迎えて、ここまでのおさらいとリズムセクションの重要性の高まりを対談してもらって、それはそれでよかったな。小山田圭吾がなんの断りもなく(笑)、うしろでノイズギター弾いてるのもかっこよかったぞ!

次回からは細野晴臣さんと高橋ユキヒロさんのルーツミュージック中心になりそう。番組のネタもとは坂本教授が出したCDシリーズなわけだけど結構高価!一応アフィリエイトやってるんで右上に紹介させていただきましたが、ここで大切なのはこれを購入することじゃなく、曲名リストがタダで手に入ることです(笑)。

そしてオリジナルにあたること。それが大切なんだと個人的には思うわけ。バッハもジャズもそう。ま、そうやて全部オリジナルを集めるほうがよっぽどカネかかるんだけど、全部あつめる必要もないし。リスナーとしての広がりはこういうきっかけから生まれてくるもので。特に若いリスナー(視聴者)にはそういう姿勢が大切かと。そのとっかかりとしてYMOメンバーのルーツミュージックリストは貴重なんじゃないかなぁ。

●YMOの1stをマッシュアップで徹底解説する番組

あとついでにコチラも必見というUSTREAMの番組もご紹介。YMOのもうひとりのメンバー松武秀樹さんを迎えてプログラマー鼎談がアーカイブされてます!

3時間あるんだけどYMOファンにはたまらない時間でしたよ。とくに著作権の関係で流せない音楽を、視聴者が自分のCDを聞きながら番組を観るというマッシュアップという手法が面白い。番組でMCが「じゃぁこれから東風聴きまーす」という合図をすると、リスナーは自分で自分のCDの再生をするんです(笑)。それでその曲についての解説やら録音当時の苦労話を同時に聴くというマッシュアップ...。

なんだかこのニッチな感じがインターネットのストリーム番組黎明期チックでいいじゃないっすか(笑)。マッシュアップってそもそもは2つの曲からボーカルとオケをとりだして重ねたりするミックス方法のことだそうですが、まさに番組と自分のCDをマッシュアップさせて番組を成立させるということです。

もちろんCD持ってないと出来ないんですが、YMOの1stは古典みたいなものですし。持ってない人は、これこそウチのアフィリエイトで買ってください(なんつって)。まぁ、大きい声じゃ言えませんがYouTubeで聴きながらという方法もあるようなないような...。法令順守でヨロシク(catface

ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の徹底解説もこの調子ならきっとやるな>USTREAM!絶対いい番組になるだろうなぁ。二ヶ月に分けてとか言わず一気にやってください。

こういう番組はコメンタリーファンにはたまらないっす!映画やドラマにもこんな番組欲しいなぁ。でもDVD-BOX観ながらってのだと厳しいか?「はい3枚目のチャプター14のところいきまーす」みたいな(笑)。でなきゃ地上波のドラマ見ながらライブ鼎談とかさ。ドラマのほうは録画しながら観るから大丈夫なんで。この分野、宝の山だと思うぞ!

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