学習院は学級崩壊してるんじゃないか?
皇太子の一人娘が学校を欠席していると、宮内庁が異例の発表をしたニュースが話題になっている。いじめではないかという意見が多そうだが、発表の内容を読んでみるに、これは学級崩壊の兆候があるんじゃないかと思った。
もちろん宮内庁発表の短い内容だけからは本当のことは分からないが、数人の男子がかばんを投げたり大声を出して騒いでいたりしてるというこの状況はまさに学級崩壊のパターンだ。
学級崩壊は数人の児童が様々な要因(ストレス)によって授業を受け続けられなくなり、歩き回ったり騒いだりし始める。それを教師が止めることが出来ず(通常の手法では解決できない状態に立ち至っており)、波紋のように他の児童にその混沌が広がっていく。
学級崩壊はある種集団ヒステリーのような状況を引き起こす危険があるため、とりあえず悪影響を受ける前に児童をその状況から退避させる、つまり欠席させるというのは応急処置として必要だったのかもしれない。
いきなり飛び出してきた男子とぶつかりそうになったということだが、それは単なる悪ふざけのレベルを超え、学級崩壊の進行途上における狂気との遭遇だったとしたら、自己防衛の手段として不登校という選択は正解だ。
もしこれがいじめだったならば、宮内庁が発表したりしないのではないか。
このニュースに文部科学省がどう反応するのだろうか。そこに注目したい。特殊な事例としてかたずけられない程度には大きなニュースにして欲しい。いくら子どもの自殺が増えても「いじめはない」「学級崩壊は地域の問題」などと言い張る文科省。現実に目を開くきっかけになればいいのだが。
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