魚食難民
栄養士から「魚を食べなさい」と言われる。かつては「唐揚げと天ぷらとどっちがマシか?」などと聞いていたオレ様に魚中心の生活を強いるなんて。でも有酸素運動マンことサバンナ八木のヒザ中心の生活よりはマシだと思い直し、ウオ中心の生活のイメージトレーニングを開始した(笑)。
ちなみに「唐揚げと天ぷら」なら天ぷらがマシだと栄養士。天ぷらならまだ中身が野菜という選択肢があるから。なるほどとヒザを打った生活。その後、まさかオレ様が大分県で鶏の唐揚げと鶏の天ぷらを喰らっていたとはさすがの栄養士も気付くまい。はははは...。
戦前の日本ならともかく、いま都会暮らしで魚中心の生活というのはなかなか大変だ。スーパーなり市場なりに行けばいつでも新鮮な魚介類は売っている。毎日寿司を食い歩く生活というのも結構ゴージャスだ。とはいえ自炊するわけじゃないから鮮魚がほぼすべて対象外になる。毎日寿司というのも現実離れしてる。
スーパーでは鮮魚以外も売っているが、惣菜コーナーにはアジやサバの煮付け程度しかない。毎日そればっかり食うなら寿司の食い歩きを選びたい(^_^;)。スーパーにもパック寿司という選択肢はあるが。まぁ大好きな鮭とばを夜食にすることは決定(笑)。チョコレートを夜食にするよりは良いらしい。
2006年当時は1箱200KcalのLOOKは許していたが(まさに甘い!)、チョコやポテチは飽和脂肪酸が多くLDL受容体の合成を低下させコレステロールを上げるらしい。チョコについてまったく逆の説を唱えているサイトもあったが。チョコポテチ命のオレ様は折衷案で朝食チョコポテチにしようかな(笑)。
栄養士には肉とチョコポテチのオレ様の半生を全否定されているわけだ。ここにラーメン行脚も加えたいが「魚介系と豚骨系ではやっぱり魚介系がマシかな?」なんて聞くのもヤボだから聞かない。
「美味いものが食えないで長生きしてなんになる」 そんなオレ様人生観なんて健康ファシズムの前には無力だ。ポックリ逝くんなら別にいいと言ったら(これは内科医に言ったのだが)、ポックリならいいけどそんなにうまくは死ねないと言いやがった。
まあいい。魚中心の生活のイメージトレーニングを続けよう。
ウチ食が厳しいなら外食でと思った。けれど外食で魚料理というのもほとんど経験がない。旅先で鮮魚を食べるというのはあっても、日常のなかで魚料理を食べるなんて。まぁだから栄養士に指摘されるわけだが。
ファミレスには基本的に期待できないと思い対象外に。定食屋にしてもオッサン系にはありそうだが、いわゆる定食屋のイメージは体育会系学生がガッツリ食える動物性脂肪のオンパレードだ。またそういう定食屋が近所にない。
魚中心の生活はなんと困難なのだろう。環境が許さない。スーパーのパック寿司、惣菜コーナーの煮付け、コンビニのシャケ弁当...。この繰り返しで生きていると言えるか?言えるか!生きながらに死んでいるのと、死が近づいても美味しく生きるのとどっちがマシなのか。医者は答えてくれるだろうか。もっとも、こんな食生活のローテーションしか思い浮かばない発想の貧困のほうに打ちひしがれて死にたくなるのであった。
そんな思いに駆られていたら思わぬ福音が訪れた。「魚角」(うおかく)というチェーン店を見つけたのだ(笑)。名前が「牛角」に似ているのに気付かれた方はするどい。こーの肉好きめ!魚角も牛角も株式会社レインズインターナショナルのチェーン店なのだった。肉だけじゃなく魚中心の生活を視野に入れてるなんて。株主になっちゃおうかなぁ(なーんて)。
それで先日東十条店で食べてみた。雪がちらつく寒い日だった。こんな雪の日の東十条は燦燦斗だと相場は決まっていたのだが、駅の反対側に足を踏み入れた。東十条の商店街は活気がありまさに東京の商店街だ。
日替わりで焼魚定食がある!魚介鍋もある!そうそう、こういうお店を求めていたんだよー。明るい雰囲気のおさかな天国を!日替わり定食のおさかなは結構デカかったし美味かった。ごはんも大盛りに出来る(しなかったけど)。これなら通える。ローテーション入り可能だと思った。ただ栄養士の薦める青い背の魚じゃない魚を食いそうで怖い()。さいたまにも是非出店していただきたい。
ついでに秋葉原ヨドバシカメラの7階にある自然食の「さんるーむ」にもときどき出没しているオレ様...。減らず口は減らないが(だから減らず口というのだ!)、肉中心の生活は徐々に減ってはいる。そこそこ健康志向なとこもあるんじゃん。見直せよ栄養士!(ついでに内科医)
| 固定リンク | 0
コメント