キムヨナへの道(笑)映画「ムーラン・ルージュ」
キムヨナのオリンピック演技まであと一週間と迫ってまいりました。待ち遠しいので過去の楽曲を聴いたり映像を見たりして過ごしております。願掛けのためにキムヨナでダジャレを考えたりもしてますが(なんでやねん)、なかなか浮かびません(なんでやねん
)。
そんな日々のなかで拾い物だったのが、映画「ムーラン・ルージュ」です。ハリウッド系のミュージカルという大作感ムンムンな映画。そういう映画からは結構遠ざかっていたのですが、キムヨナが2007年に使っていた「エル・タンゴ・ド・ロクサーヌ」はこの映画からということで、早速見てみたらこれがなかなか面白かったです。
特に私の場合、中島みゆきのファンでもあります。だからなに?って感じですが、この「ムーラン・ルージュ」の描いているテーマのなかに、みゆきさんの「夜会」に通じるものを見てしまったのでした。
そんでそういう感想がないかググってみたら、中島みゆき研究所の掲示板に「ムーラン・ルージュ」のニコール・キッドマンが中島みゆきに似ているというご発言を発見!
御意!ボクもそう思った瞬間がありました。まぁ常に似ているわけではないのですが、この映画と「夜会」とが頭の中で交錯しはじめたときに、ニコール・キッドマンを正面から捉えたカットが、まさに夜会のなかの中島みゆきさんに見えたわけです。
この映画と「夜会」との共通テーマは「永遠の愛、そして永遠に交わらない愛の悲劇」といいましょうか。ロミオとジュリエットを撮ったバズ・ラーマン監督による、もうひとつの「二隻の舟」と申しましょうか。永遠のテーマであります。
さらにこの映画が型破りなミュージカルであるということ。前半のジェットコースタームービーのような怒涛の音楽はまさにハリウッド。楽曲もミュージカルアレンジのポップナンバー目白押し!しかしポイント、ポイントに誰もがよく知るスローバラード。この緩急が音楽映画の醍醐味ですねぇ。
既成のポップスをミュージカル音楽に仕立てて安くならないとこはさすがです。振り返って中島みゆきさんの「夜会」を思うと、こっちはこっちで全部中島みゆきという一人のアーティストのなかから生まれた楽曲だけで構成されてるんだからすごい。中島みゆきはチャップリンか!?
あとニコール・キッドマンとダブル主演のユアン・マクレガー。ボクは「トレインスポッティング」の彼を見たときに、あのシベリアンハスキーみたいな目の色がちょっと苦手だったのですが(ドラッグまみれ映画の影響もあったかと思いますが ^_^;)、ホラー映画「28日後...」で見直しました。この映画でもいい味でてましたね。
ロクサーヌのタンゴは映画の中盤で出てきます。緊張感のある映像と楽曲がマッチしてました。でもこのシーンだけみてフィギュア・スケートは想像しなかっただろうな。キムヨナさまさま。高橋大輔選手のCDにも入っていたので、フィギュアの世界では一般的な楽曲なんでしょうか?話それるけど、キムヨナも演技に使った尺の楽曲集を出してくれないかな。
とまぁ、こんな感じでキムヨナ登場を心待ちにしながら、嗜好の枝葉をいろんな方面に張り巡らせている昨今でございます。それがひとくちメモ的生き方です(笑)。連想ゲームみたいなもんです。好きなものや人どうしを関連付けるのは楽しい。脳のシナプスが強化されて記憶に残りやすくなるような気がしてます。気がするだけですが。そのゆるさもひとくちメモらしさなので。
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