正月番組で拾い物感のあった3人
2010年の正月番組を録画で追っかけているが、注目の3人が決定したので発表したい。ほとんど趣味の世界ですが...。
3位:上原多香子
上原多香子のトルコ・ベリーダンスの旅は美しかったね。もともと顔立ちもプロポーションもベリーダンスに向いてるな!ブルーレイ映えする(笑)。ベリーダンスの師匠が生まれ育ったトルコの村で、再開発途上の瓦礫の町と化したなかを歩きながら故郷沖縄へ思いを馳せたり、うまく踊れなくて師匠と衣装を試着に行き、衣装を着けることによってダンサーとしてのスイッチが入ったり見所満載。この番組だけじゃなくて今後もベリーダンスを続けて欲しいです。
2位:西部邁
佐高信氏とやっている「学問のすゝめ」の特番は、作詞家のなかにし礼さんと江戸文化研究の田中優子教授をゲストに4人で雑談。なかにし礼さんといえば歌謡曲。昨年はNHK教育テレビで非常にいい番組をされていました。テーマが歌謡曲になりそうだったので録画しましたが大正解!面白かったです。中でも拾い物感があったのは、西部邁さんの歌声(笑)。いやー、味があるなぁ。音程もしっかりしてるし歌詞もほとんど覚えてるし声も甘いし。佐高さんが「不覚にも涙が出そうになる」とおっしゃってましたが、分かる気がしました。思想を超えて届くもんだなぁ(笑)。
1位:佐藤康光
今年は何と言っても「大逆転将棋2010」で飛び出した佐藤康光九段の「二歩」ですわ!「二歩」というのは将棋の反則技で、非常に初歩的なものです。プロ対決でも年に1,2回あるとも聞きますが、佐藤康光ほどの棋士が二歩を打つ瞬間なんてそうそう見られるものじゃないです。
もちろん普通の将棋ではなくて「脳内対決10秒将棋」という企画での話。盤面を見ずに脳内だけですべての指し手を覚え考え打つ、しかも一手10秒以内という厳しいルールの勝負でした。佐藤九段はこの勝負にめっぽう強くここまで毎年の5連勝、すでに脳内対決永世名人と言ってもいいくらいの人だったのです。しかし今回の対戦相手は羽生善治名人!夢の対決でした。非常に緊迫した時間が流れるなかで、まさかの佐藤康光反則負け。誰もが予想しなかった結末でした。
感想戦で羽生名人も「あそこに歩があるとは思っていなかった」というコメント。最高レベルのプロでも盤面全体までは記憶していない(取捨選択がある)ということと、その取捨のなかに共通認識となるような勝負の熱いスポットと除外ブロックとがあるんだなぁという感想を抱きました。
というわけで、この3人が思わぬ拾い物感があったベスト3でございました。次点は、ETV特集「日本と朝鮮半島2000年」の笛木優子さんです。前から知っていたから拾い物感はなかったのですが、もろにストライクゾーン()かつ韓国語ペラペラというところに憧れます!
| 固定リンク | 0
コメント
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
上原多香子の番組見ましたよぉー。僕も帰省中でしたので録画しておりました。番組予告が流れたときに・・・
配偶者M「おっ、これ見たいやろ。」
tak「上原多香子か、いいねぇ。」
配偶者M「録画するんやろ?。私がいない時に一人で見るんやろぉ?。」
tak「・・・」
と訳のわからない会話が展開されまして。・・・一人で見ました(汗)。多香子チャンやっぱりお美しい。DVD化されるんですね。
>衣装を着けることによってダンサーとしてのスイッチが入ったり
そうそう。ここの表情は真剣でしたねぇ。衣装が美しく見えるような動きを考えている・・・。ダンスって理屈じゃないんだな、と思いました。トルコの風景も興味深い。
投稿: tak | 2010/01/06 22:26
takさん、本年もよろしくお願いします。何の10選をしましょうかね(笑)。
上原多香子は美しかったですねぇ。配偶者Mさんは鋭い方ですね。でも女性が見ても楽しめる番組でしたね。
ただ上原多香子は映像マジックに助けられててまだしっかり踊れるようにはなれてないと思うので(^_^;)、ぜひマスターして披露して欲しいですね。
投稿: ポップンポール | 2010/01/07 08:01