実家の雪
今年最後の更新は雪景色で。
山口県の実家の庭です。朝起きたら雪だったので思わず激写!
徳山でこんなに降るのも珍しいかも。地球寒冷化が進んでいるのか!?
赤いのは南天の実だとのこと。真っ白い美雪とのコラボが綺麗でした。
同じ紅白でも紅白寿司合戦とはえらい違いだ...。
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今年最後の更新は雪景色で。
山口県の実家の庭です。朝起きたら雪だったので思わず激写!
徳山でこんなに降るのも珍しいかも。地球寒冷化が進んでいるのか!?
赤いのは南天の実だとのこと。真っ白い美雪とのコラボが綺麗でした。
同じ紅白でも紅白寿司合戦とはえらい違いだ...。
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毎年やってるわけじゃないトイレ本大賞。最近は何を買うか決めて本屋に行くことがほとんどなくなった。そういう本はネットで注文する。しかし本屋で本に囲まれたい衝動は抑えきれず、フラフラと吸い寄せられてしまう。そこで偶然に出会う本に運命を感じてしまうのだ。
買いたい本を決めていないから本屋のなかを徘徊する。そこで見つかるとうれしいのがトイレ本だ。トイレを紹介する本ではない。トイレで読める本だ。ボクのなかにはトイレ本という確固としたジャンルが存在する。本屋さん大賞と同時にトイレ本大賞をやって欲しいと切に願う今日この頃なのだ。
トイレ本は、“通勤本”よりももっと短く区切ることが出来、さらにできるだけ精神が沈まない本で、さらにサラっと読めるだけで終わらず考える余地がある本である。トイレは思案所ともいうし頭をめぐらせる本がいい。
トイレは物理的な存在を排泄しながら精神的存在を取り込むという崇高な営みの場だ。身体の中のバランスが物理的存在より精神的存在に傾く。トイレ本を読み終わった後、次にトイレに行くときに「何を読もう?」と真剣に悩む。
その点、電車のなかはダメだ。電車で物理的存在を排出すると逮捕されるかもしれない。忘年会シーズンにはたまに物理的存在の排出を試みる輩を見かけるが、彼らには同時に精神的存在の取り込みが出来ていないのが残念だ。念仏でも唱えながらやってみて欲しい(いや、やるな!)。
トイレで読める本は本屋でないと見つけにくい。パラパラと立ち読みしないと、トイレ本の資格を与えられない。適度な章立てと文字量は個人個人でも異なると思う。さすがに高木美保さんのように一日中トイレにいてお茶するほどツワモノじゃないが、それなりに長時間トイレで考えたいタイプだ。
最近見つけたなかでは、「もったいない主義」(小山薫堂著/幻冬舎新書)が面白くてトイレにピッタリ!著者は放送作家(我々世代には“あの”といいたい「カノッサの屈辱」)兼コンサルティング兼大学の先生兼映画脚本家(いまの時代に“あの”といいたい「おくりびと」)兼...というマルチな才能の持ち主。
最初にご自身の会社の受付兼パン屋さんの話が出てくるのだけど、「受付兼パン屋」をほんとにやってるとこがいいし、それがつかみになるくらい引き出しが豊富なんだなとわかる。ワクワク感があるよね。そこからブランディングについての講義の話になる。その授業もまさに番組企画のような感覚で作られているのだ。
まさにトイレの時間を「もったいない」と読書にあてるにはピッタリの選定だった(笑)。
この本の前には阿久悠さんの「歌謡曲の時代」を読んでいた。このエッセイも短くて興味深くてトイレ本としてかなり良かった。歌謡曲はいまマイブームだ。その前は大山康晴著「勝負のこころ」。将棋はできないけど棋士の本を読むのは好きだ。その世界に詳しくない分だけ想像力を働かせて別の人生に置き換えて読める。こういう本はそこがいい。
トイレットペーパーが切れてもなんとかなるが、トイレ本が切れると禁断症状が現れる。しかしいいトイレ本はそうそう見つからず、そういうときには雑誌でつないでる。毎年トイレ本大賞があれば、その悩みが解消されるのだが。
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年末年始のテレビ番組録画予約を設定していたら、32番組がMAXだった。それじゃ足りんよ!
やり繰りしながら、なんとか枠内に収めたが、帰郷前に復活するここ数日の枠も貴重な資源となる。
一番大きいのは、なぜかNHK教育テレビだ。そしてBS2...。
再放送で良い番組が多い。我田引水ってワケじゃなく(((^_^;)。
BS2での中島みゆきナイト再放送の前にはビートルズ特集の再放送が目白押し!なかでも「よみがえるビートルズ」は完全版(ロングヴァージョン)で放送される(何度目かだけど)。この番組のアート・ディレクションはものすごくいい!ビートルズの権利をすべて保有するところが総力を挙げて作っているので、ここしか出来ない素材ばっかりなのだ。見逃し派も再視聴派も必見だ。
それと予約録画枠を食ってるのは教育テレビのETV特集「日本と朝鮮半島2000年」だ。3日連続で各4時間半ある。司馬遼太郎が拒み続けてきた「坂の上の雲」をドラマ化してしまった免罪符のような番組...。職業軍人兄弟の夢の実現ドラマは見なくても、ETV特集は見ておきたい。「坂の上の雲」を見続けるつもりの人も、エチケットとしてはこのETVも視聴しておいたほうがいいのかも???どっちもNHKだから、バイアスかかってるとはいえるが。
そのETV特集の裏では、テレビ東京の「湯けむりスナイパーSP」という、私にとっては最優先ドラマもあり、ここはブルーレイでダブル録画となる。
その他、ケーブルテレビなども交えてちょこちょこと録画予約を入れていくと、あっという間に録画枠を使い切ってしまう。HDDの残量を空けても予約できなきゃ意味がない。遠隔操作できればいいのだが。
でももうひとつ不安がある。ぜんぶ見る時間があるのかという...。
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今年も残すところあと4日と数時間になりました。今年も振り返ればいろんなラーメンを食べてきました。まぁ、以前に比べればペースは落ちましたが。
年末にどんなラーメンを食べるか。それは結構大切な儀式です。今年はどこで納めるかをラーメン博士S氏と密談したところ、近場の名店「麺匠 喜楽々(きらら)」でつけ麺でもと東川口を訪問。それがたまたま12月23日だったのですが、この日に限ってイベント開催中。当日だけの「ナマズを使った美味しい味噌ラーメン限定180杯」オンリーだったのでした。
1999年にラーメン行脚を始めて10年経ち、ラーメン不毛地帯だった埼玉も、いまや名店がひしめくラーメン激戦区となっています。そんな埼玉ラーメン界に幹書房と武蔵坊(きららの前身。本店は武蔵浦和の麺匠武蔵坊)が果たした功績は計り知れないと思うなぁ。
そんなコラボともいえるイベントを知らなかったのは不覚ではあるけれど、偶然にもこの日限定ラーメンを食べることが出来たのは、埼玉ラーメンの神が我々を見放していない証拠だよね。ゴロっと大根の煮付けが丼の底から現れたときは、思わずニンマリしてしまいました。
だがしかし。偶然に頼って年納めをして良いのだろうか。自らの意思で選ぶ必要があるのではないだろうか。そんな想いが残ったのも確かです。ま、厳密にはラーメン博士S氏の腹具合に依存しているわけですが。
そこで昨日、日進町にある「つけ麺 弐☆゛屋(にぼしや)」へ。そして今年もっとも食べたジャンルであった“まぜそば”系の肉味噌まぜそば大盛を注文したのであります。
まず見た目が美しい。まぜそばってまだまだマイナーな存在かもしれませんが、いわゆる「油そば」から脈々と連なる汁なしラーメンの歴史は進化の一途を辿っております。ぐわんぐわん混ぜて混ぜて喰らうジャンキーなイメージのまぜそばですが、にぼしやのまぜそばは美しかったです。
マヨネーズとひとくちご飯とカレーペーストが小皿で付いて来るのですが、まぜそば系ラーメンに欠かせない(?)マヨネーズの存在がジャンキーさを少し醸し出してました。
まぜそば初心者がもっとも躊躇するマヨネーズの入れ時(笑)。いっそ入れなくてもいいとすら思いますが()。貧乏性のワタクシは最後のほうでいれちゃいます。カレーペーストに負けない存在感のマヨネーズ。カレー味とケンカできる調味料なんてかなり強力です。
入れた瞬間から、もうラーメンじゃないです。だからご飯も全部入れて、もうめちゃくちゃにしてやります。楽しい思い出も苦しい思い出も何もかも混ぜて飲み込んでやりましょう。それが年末のまぜそばというものです。
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くっだらねぇー!
でもスーパーで見た瞬間このタイトルが浮かんでしまい、そのままにしておくと気持ちが悪いから買ってきた。さすがにスーパーで撮影する勇気がなかった。もちろん寿司屋で撮影する勇気はもっとない。つまりスーパーの寿司だから成立したともいえる貴重な一枚なのだ。
審査員の判定は引き分け...。イカじゃなくてホタテだったら白組が勝ってたんだけどな。
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ハイになりましょ!ハイハイハイハイ!というわけで、まったく関係ないけど、ブラボーの楽曲でも聴きながら読みましょー!イカ天バンド、健在なりぃーーーー。
こんなハイテンションなクリスマスは初めてだっ。ようやく眠れるんだけど、眠くない とりあえず日記でも書いておこう。前回、ブログ書く気力がなかったのに、人間って勝手な生き物だよね。オレか...。
「クリスマスに中島みゆき話で盛り上がってもいいじゃないか!」をキャッチフレーズに、クリスマス・イブの日は中島みゆきファンの皆さまとイタリアン料理でオフ会でした。
BS熱中夜話中島みゆきナイトに参加したときに、控え室でたまたま隣に座っていたたまごさんから「第3極オフ会を開催しましょう!」という熱いメールをいただきまして実現した会でした。
メンバーは番組参加者から、たまごさん、めいめいさん、ぐっちさん、そしてポップンポールの4名。それとめいめいさんのお友達で番組のVTRで予習してこられた山Pちゃん、そして番組ディレクターのカトちゃん(なぜか飲み会の終盤ではそう呼ばれ始めていた...)も参加してくださいました。ま、カトちゃんの慰労会という側面も大きかったわけですが、なぜか飲み会の終盤では女性陣にペチペチ叩かれていました...。
それにしても第三極とは言い得てますな。われわれはスタッフ内で、“一本釣り派”と呼ばれていたそうです。番組企画の段階で中島みゆきファンを探す場合にファンクラブとか頼りになるグループとかやっぱあるわけですが、そういうところからではなく、まさにそれぞれが一本釣りされたファンだったわけです。
「地上の星」でいえばペガサスやヴィーナスが集ったわけですわ(笑)。
いやはや、皆さんハイ・テンション!まぁここで書ける話も書けない話もいろいろありましたけど、分別のあるポップンポールだから、というよりはもう眠いから書けない!赤ワインをあんだけ飲んだのも久々でしたけど、全然気持ち悪くならなかったのはひとえにテンションが高かったからでしょう。
第二回をぜひやりたいですな。別に東京じゃなくっても全然オッケーです(笑)。
んで、イブの夜の終電なくなってタクシーで帰宅しました。仮眠を取って翌日の今日はクリスマス当日。今日もお食事会と飲み会。いや飲み会と飲み会か?仕事関係でしたけれど、ここもおいしいお店だったなぁ。
その二次会は年に一度か二度しか行かないんだけど完全にママに覚えられているスナックへ。このスナックは一見じゃまったく見つけられない場所なのに、いつもものすごい集客力で驚きなのです。今日はまさかの席待ち客が出てました。ラーメン屋じゃないんだから(笑)。この店を偶然にも発見したオレとH氏の嗅覚は自慢です(笑)。
このスナックにいる春ちゃんがかわいいのよ(笑)。あとママが気さくで目端が利く。それ以外には特にどこがどうすばらしいお店なのかわからないんだけど、とにかく客足が絶えない。口コミで常連が増殖してそうな感じ。商売の基本を見せてくれる健全なお店です。もう少し落ち着いて飲みたかったけど今日の繁盛ぶりに気おされて、小一時間だけ飲んで歌ってようやく帰宅。もうクリスマスも終わろうとしてる...。そしてようやくちゃんと眠れる...。
というわけで、第三極の皆さま始め、メール返信は明日いたします()。おやすみなさい。
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どーも最近ブログを更新する気力がない。Twitterで適当なことを書いて満足しちゃってるわけでもないと思う。結局10月以降、ずっとトップギア入れたまま中島みゆきとキムヨナと福見友子と書いて書いて書きまくって疲れちゃったということなんだろうな。あ、中島みゆきナイトは好評のようで12月30日に2夜分連続再放送されるそうだから、見逃した人はぜひ!
ところでTwitterって面白くはないな(笑)。そもそもがコミュニケーションツールを欲しがってるわけじゃないからかもしれないけど。たぶんボクのなかに(哀しいかな)「書く」という行為への最低限の線引きがあって、Twitterくらい「書く」ハードルが低くなっちゃうと、モチベーションが沸かない。昭和な人間なんで...。
ブログを書く時間が物理的に取れない、というのもただの言い訳だ。書く気になればいくらでもネタはあるのだ。それこそ脳内曲名だってなんだっていいんだし。そのうち、書きたくなるのを待つしかないのだろうなぁ。書きたくても書かないことにしたジャンルもあって...。
あと食べることへの執着があまりなくなった。それはもしかすると生きることへの執着がなくなったと言い換えられるかもしれない。
加藤和彦の自殺のときに、そんな気分になったんだ。あの自殺のとき、ぼくは森村桂の自殺を連想した。それまでのボクには自殺なんて絶対に許せない行為だった。自殺も人殺しだからね。
だけどこの二人の自殺は、生き方の選択だと思えたんだ。本当の原因はなんだかわからない。でもこの2人の自殺の動機は、常に先頭を走ってきて、もうやりきった、あるいは楽しいことが思い通りに出来なくなったから、スッと終わりにしようとしたんじゃないかと思えた。
死ぬに値する生を生きてきた人たち。晩節を汚す人々が多いなか、スッと終わりにするという選択。そんな生き方もあるんじゃないか。ただでさえ人類は多すぎる。むりやり生きている人が多すぎる。自殺もひとつの尊厳死といえるかもしれない。もちろんそのためにはどう生きたかがもっとも重要なわけだが。
なんだかそんな気分にさせてくれたのがトノヴァンの自殺だった。まぁ彼らも降りることが出来れば死なずに済んだんじゃないかと思うけど、きっと降りれなかったんだろうな。「降りてゆく生き方」というのは、案外難しい生き方なのかもしれない。
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Twitterでつぶやきながら見た柔道グランドスラム東京。福見友子の優勝はうれしかったが、日本選手偏重の番組作りはいかがなものか...。テレ東だけにやりすぎジュードーか(笑)
もちろん柔道は他の多くの国際スポーツと異なる“日本のお家芸“だし、日本のテレビ局が視聴者を惹きつけたいというのも分かるけれど。初のグランドスラムだったしね。
しかし順位の発表で日本人選手のメダルの色だけしか出ない画面には驚いた。日本人が銅メダルだったら銅メダリストしか名前が出ない。「その階級の金メダルは誰やねん!?」という素朴な疑問が浮かんだのも確かだ。放送すらされない取組みもあるわけで...。
そんなことを思っていたのだけど、山口香さんのブログを読んだら同じような感想が書かれていた。それ以上に、専門家として大変的確なご指摘が他にもたくさんあったので、リンクしときます。
この時期は外国人選手にとっては調整の時期だとか。まぁクリスマス休暇ですからねぇ。大会そのものにモチベーションを感じられる大会に育っていくかどうかですね。
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今年の漢字は「新」だとか。なるほどね。ボクの今年の漢字は「降」です。もちろん「降りてゆく生き方」から取ってます。
「降」のイメージをなじみの言葉に置き換えてみると、「パラダイム・シフト」が近いように思います。今の時代におけるパラダイムシフトこそ降りることであるという意味で。
「降りる」をどう表現すれば伝わるのかをいろいろ考えてます。どうしてもマイナスイメージを持ってしまう人が多いから。そういう意味では「降」はコマーシャルな言語とはいえません。そしてまさにそこがいいなと思えたのです。
世の中コマーシャルな言語があふれてて、もううんざり...。その真っ只中にあえて住みたい願望があったことも認めます。若さゆえ。バブルゆえ。でも、もううんざり()。もっと素でいたい願望にシフトしてきているって感じです。
でもそれは後ろ向きじゃない。それを説明する方法をまさに電車から降りるときに思いついたわけです。このコマーシャリズムにこりかたまったアタマで(笑)。
「降車」ってマイナスイメージありますかね?あるいはただ動作を示しているだけでしょうか?
そこでこう考えて見ます。電車に乗って乗り続けているだけじゃ次の行動が始まりません。乗った電車は必ず降りる必要があり、降りた先に本当の目的があるわけで。
生き方を「電車」に例えてみます。通勤電車じゃ他人とのふれあいが満員の不快感か痴漢か痴漢冤罪くらいしかないから、旅先でのゆったりした電車がいいかも。もっとも通勤電車のような人生もあるので、それでもいいですが。
電車の旅は乗車・降車の繰り返しですわ。電車のなかで出会う人よりも降りて出会う人のほうに価値がある。電車内には多くの人がいますけれど、それはすれ違うだけであって出会ってない。
電車内はインナートリップ。降りるまでの準備期間です。降りた先で新しい世界に出会う。そしてまた電車に乗って次の地へ向かう。
そう考えると、時間が許す限り降りたほうがいいんです。道草したほうが実りが多い。「道草」って本当に楽しい(笑)。昔から道草こそ人生とは言ってきましたが、それは降りるという行為と結びついて、行動範囲が広がります。
子どもの頃の道草は、まぁ電車の2両目から3両目にテクテク歩いていってるようなもの。それが電車を降りることを知り、外の世界を見つけるわけです。降りなければ絶対に見つからない世界が広がっているわけ。
実はコマーシャルな言語も最初は降りてから発見するものじゃないですか?そしてアイデアはまさにそんなときに「降臨」するんで。かき集めた情報をいったん忘れることができたとき、突き抜けたアイデアが生まれるみたいな。
でもその純粋なアイデアに化粧をして洋服を着せてマスに届ける。そこに商業的な論理が働く。それが悪いってわけじゃないけど、もう飽和状態なんですわ。あらゆるアイデアがコマーシャルなんじゃないかと疑わざるを得ない。それに疲れた。
だから降りちゃう。降りちゃえば虚飾への抵抗力が強くなるし。もしかしたらまた乗る日が来るかもしれない。それはそれでいい。まず降りなきゃはじまらない。次に乗る電車はきっといま降りた電車とは違うだろう。だから楽しい。
今年はまさにそんな年だったと思った。悲しいこともうれしいことも含めて、いろんなことから「降りた」一年だった。すこし道草していこう。道草人生、降りるが価値!
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キムヨナは月曜にカナダへ帰って行った。GPフランス大会で見た衝撃のショートプログラム007。最初、直感ですばらしいと書いて、その後もう少し冷静に分析してやっぱりすばらしかった。ボクのキムヨナ熱は急速にヒートアップして行き、テレビ朝日アトリウム会場でのフラワーセレモニーで生キムヨナを拝むという最終章を迎えたのであった。
今年のキムヨナ熱はここでいったん一区切り。ここからは柔道グランドスラム東京だ!注目はもちろん48kg級の福見友子ちゃん!最近のブログを踏まえて言うなら福ちゃんだ。まったく面識はないのだが...。
福見友子選手については今年の夏に「遅すぎた金メダル」と書いた。もちろんその思いや事実は変わらないが、福見選手のブログを読むにつけ、そういう悲壮感は似合わないなと。なんだかおちゃめでおもろい()。この明るさがいいよね。見習おう。
その福ちゃんが登場するグランドスラム東京大会はボクの誕生日にあわせて開催される(>妄想がエスカレート中)。こりゃ東京体育館で福ちゃんの優勝とボクの誕生日を同時に祝うしかないなと思っていたが、チケットは売り切れてた。当日券もあるようだが、まぁ、テレビ東京で見ればいいか。
今年のウーマン・オブ・ザ・イヤーはキムヨナか福見友子か。悩むなぁ。全部ボクの妄想世界での話しですけど。
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アンニョハセヨ!というわけで、行って来ましたよ!六本木のテレビ朝日へ。1階アトリウムにてフラワーセレモニーが行われました。グランプリ・ファイナルメダリスト勢ぞろいです。そしてボクのお目当てはもちろんキムヨナです!
12:30からだったのですが、2時間前から並んでいた人もいるとか。ボクが着いたのはちょうど12:00くらいでしたが、結構いい位置が取れました。ま、最終的にいい位置だったかは微妙だったりするのですが、それは後ほど...。
カメラ・ビデオ・携帯による撮影は禁止でした。しかし最後に一般ピープルも撮影できる時間帯を設けてくれるとか いいぞー!テレ朝いいぞー!そうこなくっちゃ。
とりあえず選手が出てくる前に試し撮りというわけで、今回キムヨナ007のカメラ目線アップに成功したテレビ朝日のカメラたちを撮影して時間をつぶしていました。ま、このカメラかどうか知らないけども。
そして選手登場!アイスダンス、ペア、シングル男子、シングル女子の順です。各2名まで質疑応答の時間もあり、結構手が挙がっていました。男子シングルの銅メダリスト、ジョニー・ウィアーがいま一番好きなのはレディー・ガガだと言っていたのが面白かった。キムヨナも好きだよねレディー・ガガ。ウィアーの好きな曲とキムヨナの好きな曲が結構被ってるのがなんだか気になる今日この頃です...。
そしてついにキムヨナ登場!ほ、ほ、細ーーーーいっ!こんなに細いんだ。スーツだったのでさらに細く見えたのかもしれない。こんな華奢な身体のどこにあの強靭な筋肉がついているのかと思った。立ち姿がとにかく美しい...。姿勢って大切だね。
さて、ここでひとつ成果物を。撮影は禁止だったけどさぁ、録音はダメって言われなかったんだよね()。というわけで全編録音してきたわけですが、そのなかからキムヨナの第一声のところをお届けします。韓国語なので韓国の皆さんにも。
YU-Na Kim 이 인사합니다.
(MP3/18sec. 2009.12.06 Flower Ceremony for GP finalists at TV-Asahi in JAPAN)
キムヨナ「こんにちは。日本で競技を終えられて光栄です。いつも応援ありがとうございます。」みたいなご挨拶です。このあと日本語でアリガトゴザイマスって言ってくれてるんだけど、近くにいたヤツのへんな笑い声が入っていたので泣く泣くカットしました...。
●テレ朝のアナウンサーが撮影の邪魔だった!
そして撮影OKの時間がやってまいりました。しかーし!オレの目の前にテレ朝のアナウンサーがボーっと突っ立ってんだよ!撮影しろといいながらキムヨナが見えないんだよぉーーー。配慮が足りないぞ。カメラクルーとはえらい違いだ。どういう教育しとるんだテレビ朝日アナウンス部は!イベント慣れしてないのかな?
オレは思わず「見えない」と叫んでしまった。それを機にまわりの女性陣も「どいてぇー!」「見えませーん!」と援護射撃開始!ようやくスタッフにその想いが伝わりアナウンサーが壇上から降りた。撮影OKになってから撮影開始できるまでに1:30のロスが出た。ショートプログラムなら半分以上踊り終わっとるぞ!
そこから超急ぎで撮影した。光学ズームじゃ遠すぎたからデジタルズームも使って、動画も使って、とにかくキムヨナを撮り続けた。キムヨナはこっち向いて手を振ってくれたよ(100%オレに手を振っていた。そう。そうに違いないのだ)
なんとか撮影終了した。最後にこの日に撮った写真だけでコラージュを作ったので、それをアップして至急終わりたい。もうエキシビジョンがはじまっちゃうから!画質が悪いのは仕方がない。視線が大事さ()。
じゃ、また。これで今日はゆっくり眠れる。
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清志郎が旅立って早7ヶ月経つ。その間、多くの追悼本やMOOKが出版されたが一冊も読んでない。特に何か思うところがあってというわけでもなかったが、どうにも買いたいという衝動が起きなかった。やっぱりオレも追悼したくなかったのかな。告別式の日は、平原綾香ライブで癒されていた。Dr.kyOnさんがバンマスだった。僕はDr.kyOnとオーティス・レディングの音楽で僕なりに清志郎を見送ったんだ。
しかし先日書店でこの書籍を見つけたときは思わず手が伸びた。泉谷しげると加奈崎芳太郎によるキヨシロー本だったから。二人とも「忌野清志郎を生かし続ける」と公言しているキヨシローの盟友だ。
こりゃ伝説の「青い森」時代を語ってくれるに違いない!そう思った。このお二人はまさにその時代を当事者として駆け抜けた主人公なのだから。
キヨシローのRCサクセション、加奈崎&チャボ(仲井戸麗市)の古井戸、そして泉谷しげる。この3組が「青い森」で奇人変人大会と銘打たれたライブシリーズをほんの短期間やっていた。「青い森」はもともとカップルが静かな音楽とともに午後のひとときを過ごすような場所だったらしい。だからこの3組は浮いていた。客としょっちゅうケンカしていた。
泉谷さんも今の奥さんとカップル客として青い森に来てRCの音楽と出会う。その衝撃からすべてがはじまったんだ。そして奇人変人大会でのパフォーマーとなってゆく。このライブシリーズはほんの四ヶ月のことだったという。その四ヶ月のめぐりあいが、キヨシローフォロワーとしての泉谷しげるの人生を決定付けてゆく。
一気に読み終え読んでよかったと思った。知らない話が続々出てきた。また泉谷さんと加奈崎さんとでは、キヨシローとの関係性も微妙に違って面白かった。
●泉谷の感性が光るキョシロー評
僕は泉谷しげるの歌も大好きだ。再発された紙ジャケCD「黄金狂時代」の音の良さにぶっ飛んだ。吉田拓郎が泉谷の1stライブ盤「泉谷しげる登場」を聴いて「泉谷すげぇ...」と奮起した有名な(?)エピソードもある。僕はリアルタイムには聴いてない。なんせ僕が学生の頃、LOSERの吉田健さんは既にイカすバンド天国の審査員だった(笑)。CDが再発されて本当に良かった!
その泉谷のキヨシロー評で僕が思わずうなったのは、キヨシローを素晴らしいポップ・シンガーであると書いていたところだ。稀代のロックンローラーでありソウルシンガーの清志郎だけど、僕もキヨシローはポップシンガーだと思っていた。ポップが大好きなポップンポールが言うんだから間違いない(笑)。
さすが泉谷!本質を見抜いてるよ。もともとはイベント屋を目指していた泉谷しげるが、ひょんなことからシンガー(パフォーマー?)となり人気が出たのも、奇行・爆弾発言の面白さよりはこの感性にあったのではないかといまさらながらに思った。詞の深さと言ってもいい。この感性があるからこそ、役者としても成功してるんだな。
泉谷しげるさんは小田和正さんとも「青い森」時代から交友があったんだね。小田さんが泉谷の「春夏秋冬」をテレビで歌ったことがあって。小田さんが泉谷の曲をリスペクトしていたのが印象的だったけど、この音楽的には交わらなさそうな二人が同じライブ喫茶で知り合っていたんだ。小田さん曰く「春夏秋冬」は時代の空気が作らせた名曲とおっしゃってたと記憶してる。泉ちゃんの才能が作ったんだけど()
●加奈崎芳太郎は僕の“1コード”の先生
一方、古井戸の加奈崎さん。泉谷さんが客からキヨシローファンになったのと違って、はじめからバンドやってるミュージシャンとしてキヨシローとは対バンの関係。だから泉谷さんよりもライバル意識がある。清志郎のハイトーンに対して、ブルージーで重い加奈崎さんのボーカル。
ギタリストのチャボが古井戸からRCに移籍した経緯もあるし、そのあたりのわだかまりとか、いろいろあったんじゃないかなぁと想像してしまう。僕もバンドをやってたから、音楽でつながったバンドという集合体の複雑かつナイーブな関係性はなんとなくわかる気がする。「わかられてたまるかよ!」と怒られそうだが...。
僕は加奈崎さんをテレビで一回だけ見たことがある。TBS深夜にやっていた「プレステージ」でフォーク特集をやったとき。高田渡さんが「下血・吐血です」ってきわどい天皇ネタをやっていたから昭和の終わりごろ。
真っ黒い服で真っ黒い丸サングラスで、「ケッ!」だったか「チェ!」だったか、そんなタイトルの曲を歌った。なんとも社交性のなさそうな人だなぁと思った(笑)。でもその曲のコード、たぶんD7+9だったと思うけど、初めて聴くコード感で、それで覚えたんだ。だから僕にとって加奈崎さんはD7+9の先生なんだ。このコードはビートルズのカム・トゥゲザーのイントロのコードでもある。後で知った。
確かその番組では「スイトピーをあげるよ」も歌ったんだ。なんだか繊細でいい曲だなぁと思った記憶がある。古井戸の曲では名盤「古井戸の世界」に収録の「ろくでなし」というのが好き。
本には書いてないけど、もともと泉谷さんはエレックレコードに古井戸を売り込みに行ったんだ。デモテープのケツが若干余ってたから、そこに自分の曲も入れて。そしたらエレックが泉谷さんの歌を気に入ってソイツをつれて来いと言われたらしい。そこではさすがに「オレですけど」とは言わず、古井戸と一緒なら連れてくると持ち帰ったらしい。このあたりは泉谷さんのプロモーター的な才覚だよね。そして古井戸の音楽への確信がある。
こんな二人が若き日のキヨシローと過ごした時代を、懐かしむというよりはバカ話をするみたいに語ってくれる。そしてキヨシローそのものが作品であり、後世に伝えていく必要があると出版されたこの本。追悼本としてでなく、バンドマンの青春放談として読んで欲しい!
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グランプリファイナルのショートプログラムがいま終わった。
完全にズレていた...。
最初のジャンプ2連発はかなりよかったので、これはいけるかなと思ったが。
やはり次のジャンプの失敗が最後まで尾を引いた感じでしょうか。
ひとくちメモのこの記事を読んでから今日の演技を見られた方には、この失敗がいかに音楽に乗れてなかったかハッキリわかりましたよね。音楽がフックに入ってもまだ飛んですらいなかった。
アメリカ大会、グランプリファイナルと見てくると、なんだかフランス大会でのキムヨナ007初披露がいかに完璧だったかがわかります。キムヨナといえども、あれほどの演技はそうそうできるもんじゃないってことなんですねぇ。
最初が良過ぎると、さらにその上を目指して考えすぎて雑念が入ったりすることは、フィギュア・スケートに限らずよくあることではありますが。無心で踊った最初の演技が完璧すぎたことの不幸といいましょうか。
ステップに切り替わるところで呼吸を整えて、あらためてそこから曲に乗れそうだと思うのですが、すでに半拍ズレて踊ってきたキムヨナにはそれが出来ませんでした。
これも前に書いたとおり。キムヨナには休符も踊りの一部なので、そうそうズレたテンポを元に戻すことは出来ません。音楽と完璧にシンクロしているがゆえに、ズレの微調整も出来にくいキムヨナ・タイマーなのであります。
ズレたらズレたままのノリで行くしかない。最後の「バキューン」も明らかにズレてましたよね。つまりズレが正確にズレたまま最後まで完璧にズレていたというわけです。そのことのカッコ悪さはキムヨナ自身が一番分かっているはず。悔しいに違いない。
今回のような半拍程度のズレを微調整する余裕がプログラムに組み込めるかどうか、あるいは途中でリセットしてリズムの採り直しがキムヨナの正しすぎる音感で可能なのかどうか。精神力以上に大きな課題だと思いました。
余裕をプログラムに入れると間延びした演技になっちゃう可能性もあり。キムヨナにはそういう演技は似合わない。やはり孤高のダンサーキムヨナはそういう妥協をせずに、完璧な音楽設計にシンクロするキムヨナでいて欲しい。厳しいけれどそう願います。
それはそうと、テレビ朝日のカメラはよかったね(笑)。特に演技開始の指先から顔へのパンはバッチリはまった!キムヨナがカメラ目線になったのは、ちょっと奇跡の映像でしたよ!グッジョブ
明日のフリーに期待しましょう。キムヨナにもテレ朝カメラクルーにも。まだ今期完璧なフリーは見れてないので。そしてエキシビジョンをさらに楽しいものにして、今期を終えたいものです。
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さぁ、いよいよグランプリファイナルだ。
キムヨナが有終の美を飾れるかどうか。
なんとか間に合う時間に帰宅できた。
今日はキムヨナの優勝に向けて願掛けに行っていたのだ。
神社にではない。銀座ジャポネに(笑)。
ジャポネでキムチスパの横綱を完食してきたのだ。
ジャパンでキムヨナが覇者になれるように。
これがひとくちメモ流の願掛けなのだ!
もちろんスパゲティのフォークは完璧な三回転を描いた
さぁ、決戦の時は来た!
ここからはアイスを食いながらキムヨナを応援するぞ!
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