年忘れラーメン2009
今年も残すところあと4日と数時間になりました。今年も振り返ればいろんなラーメンを食べてきました。まぁ、以前に比べればペースは落ちましたが。
年末にどんなラーメンを食べるか。それは結構大切な儀式です。今年はどこで納めるかをラーメン博士S氏と密談したところ、近場の名店「麺匠 喜楽々(きらら)」でつけ麺でもと東川口を訪問。それがたまたま12月23日だったのですが、この日に限ってイベント開催中。当日だけの「ナマズを使った美味しい味噌ラーメン限定180杯」オンリーだったのでした。
1999年にラーメン行脚を始めて10年経ち、ラーメン不毛地帯だった埼玉も、いまや名店がひしめくラーメン激戦区となっています。そんな埼玉ラーメン界に幹書房と武蔵坊(きららの前身。本店は武蔵浦和の麺匠武蔵坊)が果たした功績は計り知れないと思うなぁ。
そんなコラボともいえるイベントを知らなかったのは不覚ではあるけれど、偶然にもこの日限定ラーメンを食べることが出来たのは、埼玉ラーメンの神が我々を見放していない証拠だよね。ゴロっと大根の煮付けが丼の底から現れたときは、思わずニンマリしてしまいました。
だがしかし。偶然に頼って年納めをして良いのだろうか。自らの意思で選ぶ必要があるのではないだろうか。そんな想いが残ったのも確かです。ま、厳密にはラーメン博士S氏の腹具合に依存しているわけですが。
そこで昨日、日進町にある「つけ麺 弐☆゛屋(にぼしや)」へ。そして今年もっとも食べたジャンルであった“まぜそば”系の肉味噌まぜそば大盛を注文したのであります。
まず見た目が美しい。まぜそばってまだまだマイナーな存在かもしれませんが、いわゆる「油そば」から脈々と連なる汁なしラーメンの歴史は進化の一途を辿っております。ぐわんぐわん混ぜて混ぜて喰らうジャンキーなイメージのまぜそばですが、にぼしやのまぜそばは美しかったです。
マヨネーズとひとくちご飯とカレーペーストが小皿で付いて来るのですが、まぜそば系ラーメンに欠かせない(?)マヨネーズの存在がジャンキーさを少し醸し出してました。
まぜそば初心者がもっとも躊躇するマヨネーズの入れ時(笑)。いっそ入れなくてもいいとすら思いますが()。貧乏性のワタクシは最後のほうでいれちゃいます。カレーペーストに負けない存在感のマヨネーズ。カレー味とケンカできる調味料なんてかなり強力です。
入れた瞬間から、もうラーメンじゃないです。だからご飯も全部入れて、もうめちゃくちゃにしてやります。楽しい思い出も苦しい思い出も何もかも混ぜて飲み込んでやりましょう。それが年末のまぜそばというものです。
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