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2009.11.08

PP熱中余話 「地上の星」に潜むジャングル

熱中夜話スタジオスナップBS熱中夜話中島みゆきナイトまであと12日...。番組内容に被らない範囲で、「地上の星」について語りつくせなかった話しをちょこっとしたい。そう思ったのは田家秀樹さんのbayFMの番組を聴いたから。今日は中島みゆき特集だった。そこでタイトルは「熱中余話」と洒落てみた(confident)。PPはもちろんポップンポールの略だ。

●bayFMへの遠い道のり

ウチはFMの受信環境が悪くてbayFMもキレイに入らない。有線もあるのだが受信機が壊れてる(けど支払い続けてる >_<;)。田家さんのブログで放送は知っていたけど聴けないとあきらめかけていた。そんな折、見ず知らずの方からこの番組情報のメールを前日にいただいた。こういう偶然って、なにか不思議な力に導かれてる感あるじゃん。これは聴かなきゃならない、いや聴けるに違いないという思いがフツフツと湧いてきた。そんで朝起きてなんとか聴く方法がないものか思案いたしました。

人間あきらめないのが肝心だね。いい状態の位置でアンテナを手で持っておく(sweat02)、という古典的な方法で解決しなくても、ケーブルテレビで受信するという方法を朝8:40に思いついた。そんでネットで探してウチのケーブルテレビでもFM放送の受信ができることを突き止めた。コンポの裏パネルも確認するとFMアンテナは同軸ケーブルだ。しめた!と思った。

配線はお手のものなのであった。高校時代、クラスメートからお声がかかって文化祭でやるフィーリングカップル5対5の複雑な配線もやったことがあるのだ(笑)。担当外だったのだが理科の先生にもできなかった配線なのだ。

その自信がオレを突き動かした。まぁ、やったことっていえば、ビデオデッキから同軸ケーブル引っこ抜いてコンポのFM端子にはめるだけなのだが...。これでギリギリ9:00ジャスト、bayFMの美しいステレオサウンドが部屋に響き渡った。気分はラフォージ少佐だったな(@スタートレックTNG)。そのかわりその部屋のテレビが見れなくなっちゃったので明日分波器買ってこよ。

●「地上の星」はジャングルまでカヴァできているのか!?

番組では大ヒット曲「地上の星」の歌詞について妄想トークをさせてもらった。あくまでたたき台だから(coldsweats01)、そこは番組を見てバッシングなり共感なりしていただければ結構なのだが、語りつくせなかった点に“ジャングル”のことがあった。

というより、今日のFM放送を掃除しながら聴いていて、「あれ?このこと(=ジャングルのこと)って、あまり語られたことないよなぁ」と思ったのだ。これって結構深読みできる部分かもと思ってしまったら、放送前だろうがなんだろうが書くしかない(笑)。そういうサガなのだ。ま、番組とは被らないから安心してちょんまげ(>関係者各位)。

「地上の星」の歌詞のどこを見てもジャングルは出てこない。風やら砂やら草原やら街角やら崖の上やら水底やらが出てくるのに森が出てこないじゃないか。森は大切だよ。森は海の恋人だし、酸素の供給源でもある。そこにも森を守る地上の星がいるんじゃないか。中島さん、忘れちゃ困るよっ!まわりまわって時代はエコだよ!

...なんて思っちゃいけない。中島みゆきさんは、ちゃんと森を、それも特大のジャングルを、「地上の星」でちゃんと表現していたのである。しかも、まさに縁の下の力持ちとして。それを報告したいわけだ。今夜はさー。

まぁここまで書けば、わかる人にはわかりそう。でも結構盲点だったと思わない?
もう少し謎解き風に書き進めてみよう。

そもそも中島みゆきを語るとき、あまりに歌詞の深読みにとらわれすぎてしまうきらいがある(って自己否定かよ!)。深く深く掘り下げていっても本当のところは誰にもわからないし、答えはひとつじゃない。時と場所によって答えが違うことだってある。とらえどころのないうそつき上手、それが中島みゆきの魅力だと思ってる。

●地上の星を支える偉大なジャングル

だが「地上の星」におけるこのジャングルは、あきらかに地上のジャングルなのだ。人類が、いやある独りの偉人が切り開いたフロンティア、それがこのジャングルなのであった。

その偉人は昨年この世を去った。だがその偉大な足跡は多くのミュージシャンに受け継がれている。その人の名は、ボ・ディドリー。ボ・ディドリー・ビートの生みの親だ。別名ジャングル・ビートという。

そう。「地上の星」って全編ボ・ディドリー・ビート、つまりジャングル・ビートの曲なんですわsign03 なんでこれまで気がつかなかったんだろう...。通常ジャングル・ビートはこういう曲に使わないという先入観があったからかも。もっとウキウキした曲だったり、野生を感じさせるビートなんですよね。ドッ・ドッ・ドッ・ック・ドン・ドンっていうあのノリです。

中島みゆきを語るとき、サウンド面から語られることがあまりない。でもバックミュージシャンは常に一流だし、大いにサウンドで語られていいはず。地上の星だってドラマーはヴィニー・カリウタでしょ。超一流のミュージシャンがジャングル・ビートを叩いてるってことじゃん!

さらに個人的な思い出を言わせてもらえば、地上の星でみゆきさんが紅白歌合戦に出演された2002年という年。ボクはまさにボ・ディドリー・ビートにはまっていたのです。当時クリスマスソングのMIDIデータを作っていて、そのライナーノーツに「個人的に今年を音楽との関わり、とりわけリスナーとしての関わりから振り返ってみたとき、ボ・ディドリー・ビートというひとつのキーワードが浮かびました。」とまで書いている年でした。

そんな2002年末に中島みゆきがボ・ディドリー・ビートを引っさげて紅白出場したというのに、7年間もそのことに気付かなかった...。あぁ、なんということだ。まだまだ修行が足りん!

つまり、「地上の星」はサウンドの要であるビートがジャングルだったというわけです。そのジャングルによって「地上の星」という楽曲そのものが支えられているわけであります。

似たような使い方してる曲として、例えばボン・ジョヴィのLay Your Hands On Meという曲があります(NEW JERSEY収録)。これも大好きな曲なんですけれど、ボン・ジョヴィの場合はこの曲の頭に使ってるだけで全編ではありませんでした。全編重々しいジャングル・ビートで包み込み、それに負けない歌声でこの楽曲に酸素を供給しつづける中島みゆき。いやーすごい。オレの妄想も極まれり!

どうでしょう、このPP熱中余話(笑)。番組では全然別のこと話してます。ノリは似てるけど(笑)。番組で流れる(ってのは言っていいんだよね?)「地上の星」は、ぜひこのジャングル・ビートに身を委ねつつお聴きください。おっ楽しみにぃ!

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Comments

 
先日はお世話になりました。

あれから、だいぶ気持ちの整理がつきました(苦笑)。


「地上の星」の最初の「ボンボコボコ……」、そういやそうですねー。

イントロを聴いて握り拳をつくる私は狩人か。

さすがですねー。「余話」も楽しめました。

 

Posted by: たまご | 2009.11.11 at 23:36

たまごさん、こんにちは。気持ちの整理って...。100%のパフォーマンスは出せないですよね。そういうことじゃなくて!?

でも中島みゆきナイトはマイケルジャクソンの回とはまた違う絶妙なタイミングになりましたねぇ。まさか勲章もらうとは思っても見ませんでした。

> イントロを聴いて握り拳をつくる私は狩人か。

たしかに腹の底に響くジャングルビートですよねぇ。「地上の星」にはコレしかないって感じがしますもん。

歌詞もサウンドも一体となってる感じが書けたらいいなと。それで余話と夜話とで一体となる話を書いてみたんですよー。番組とこの記事とは“二隻の舟”なんです!

どーですか、このひとり上手な感覚(笑)。お付き合いくださりありがとうございました。今後ともよろしく!

Posted by: ポップンポール | 2009.11.12 at 06:42

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