夏旅2009(3) 豪雨の四国を激走
それにしても今年の天候はおかしい。地球がおかしくなっていると思わずにいられない。梅雨が明けずに台風シーズン到来といった感じだ。まるで低気圧も渋滞しているようだ。8月9日(日)の大阪も朝から雨模様だった。だが迷わず四国を目指す。
徳島自動車道から松山自動車道へ。途中給油と昼食を兼ねて高速を降り、せっかくなのでうどんを食べようと、川之江にある手打ちうどん欅(けやき)に立ち寄った。そこで赤塚不二夫マンガに出てくる“チビ太のおでん”のようなおでん(自分の具の刺し加減次第だが )とダシ醤油うどん大盛を堪能。
店のテレビで豪雨のニュースをやっていて、まさにいまいるあたりがその豪雨の真っ只中であることを知る。だがとにかく先を急ぐ。豪雨のなか、高速道路へ戻った。
松山を過ぎたあたりから天気が回復!八幡浜港フェリーのりばについた頃には完全に晴れていた。時刻は16:30ごろだった。臼杵行きのフェリーはこの後17:40発20:05着だったが、三崎港まで行けば佐賀関港着のフェリーも出ている。昨夜東横インで検索したとき、三崎港発が毎時30分発で九州まで最短距離だったことは確認済みだ。
もし三崎港ですぐフェリーに乗れなくても四国で一泊すればいい。その余裕が三崎港のある佐田岬半島へと我々を駆り立てた。もっとも“岬好き”な集団なので、せっかくなら四国最西端の岬も拝みたいという思いもあった。途中道の駅に立ち寄って原子力発電所なども横目にみつつ三崎港へ走った。
三崎港へつき、フェリーのりばに車を寄せるとキャンセル待ちの列に車を置くよう指示された。列といっても2台程度だったが。そして切符売り場へ向かった。すでに17:34だったが、17:30発のフェリーに乗せてくれるという。迷うヒマもなく走って車に戻り、フェリーのなかへ移動。整列駐車もせず、乗った瞬間に輪止めを置かれフェリーは出発した。かなりツキが戻ってきた感触を得た!
三崎港を出たフェリーの船上から佐田岬を眺めた。風車が連なる風景はなんとも独特だった。だが空模様はいぜんとして不透明。さっきまで晴れていたが、九州方面にはどんよりと低気圧の厚い雲が流れを止めて続いていた。まさにこれぞ低気圧という雲の広がり。この雲が停滞する限り天気は望めない気がしてくる。
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