夏旅2009(2) 大阪で作戦会議
ようやく梅田でM氏をピックアップ。おりしもこの日はなにわ淀川花火大会が開催されており、市内も大渋滞だった。赤信号で止まっていると後ろであがった打ち上げ花火が、目の前の交差点の先にあるガラス張りのビルに反射していた。この不思議な光景が多少気持ちを落ち着かせてくれた。
渋滞中に取れた東横インへ到着し、とりあえず飲み会。ホテルの近所にあった「王道居酒屋のりを」へ。激安だが結構うまいいい店だった。店員さんがキビキビしていて、しかもノリがいい。さすがのりをだ(>ダジャレかよ!)。
フェリーに乗れなかったなんて最悪の日にへんな(たとえば高知のくろしお市場的な)居酒屋だったらどうしてくれようかと思っていたが満足満足。
満足したのはいいが皆さんお疲れ&酔っ払ってしまい、なかなか作戦会議が出来ない。東横インに戻ってインターネットで翌日以降のルートを練り直す。フェリーなしでの宮崎行きはロスがでかい。この時点で宮崎行きはなくなった。石井十次よ、さようならー。
陸路で行くにしても目標が必要だ。どんな小隊でも非常事態に目標を見失ったら迷走するだけなのだ。なにか理にかなった目標が必要だと思った。そこで苦労をかけたM氏の行きたがっていた臼杵市を次の目標に定めた。
日本映画通のM氏は大林宣彦監督ファンであり、九州旅行と決まってまず出てきた地名が「なごり雪」の舞台、臼杵だったのだ。食べ物としても関アジ・関サバのメッカであり申し分ない。そもそも宮崎入りして3日目あたりに行く予定にしていたので、その後の行程も組みやすい。
臼杵市を目指すと決まったら次はルートだ。こちらは結構すぐ決まった。最短で行くには四国の高速道路を飛ばして、四国西端の八幡浜か佐田岬半島からフェリーに乗るのがベストだろう。中国地方の高速道路も渋滞に違いない。あとは時間との戦いだ。とりあえず翌朝は四国西端へ向かい、フェリーに乗れなければそこで一泊すればいい。それでも臼杵市へ入る日程は最初の計画通りだ。この案で決定した。
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