google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg ひとくちメモ: 2009年8月

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2009年8月の17件の記事

2009/08/31

自民大敗だが、あの件はどうなる?

この惨敗のなかでも麻生総理は「自民への積年の不満」って言葉で逃げちゃったな。去年の就任直後だったらこんなに負けなかったと思うけどな。選挙中はおわび行脚してまわってたのに党が負けたら、そのおわびの理由すら忘れちゃったってことかな?自分は当選して、他人の痛みなんてわかんないんだろうな。

あと負けた自民党のなかで、コリャダメダと思ったのは「土下座候補」。まぁ、オレは静岡7区の城内実の信念を前から認めてたから、敵失がなくても今回は当選すると思っていたが。

そもそも何かお願いするときに「土下座」って発想はないよ。仮にも有権者の代表になろうって人間が土下座パフォーマンスなんて底の浅いことしてちゃダメだな。本気だったなら負けて謝るときになんで土下座しないのかも不思議だった。他の地区でも土下座候補がいたけど、あんなことして当選した人いたかな?

城内候補は平沼グループに合流して、政策面ではオレとちょっと距離がありそうだけど、政治家として信頼できるかどうかは別問題。これからも信念を貫く政治家を続けて欲しい。

そしてオレのもっとも注目してるのは、中川昭一が禁酒・断酒を続けるのかどうかだ。既にヤケ酒飲んでるかもしれないけれど、禁酒は続けたほうがいいと思うよ。日本のためなんていわなくていいから。お身体を大切に...。

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2009/08/30

納車翌日の朝練

Sagittarius20090830今日はスーパーカブ110の納車翌日。昨日はとにかく疲れていて21時就寝   今朝起きると6時だった。腕にも肩にも背中にも力が入りまくっていたようで体中が痛い。だがこの痛さはまさに運動したあとの懐かしい痛みだった(笑)。もう6時台だからどうしようかと思ったが一念発起し朝練に行くことにした。スーパーカブの早朝練習だ!

中型二輪免許(いまの普通自動二輪)の免許を取って21年目にして初のバイクオーナーという初心者だが、朝練は生まれて初めてだ(笑)。中学の頃、陸上の砲丸投げで県大会に出場したときも早朝練習なんて行かなかった(と思う...)。

そんなオレを早朝練習に駆り立てたのがスーパーカブ110だ

いまのオレは教習所で免許取りたての人以下だ...。21年前だって普通自動車免許のついでに取った二輪免許だ。はっきりいってセンスがない。ほとんど無免許運転に近いだろう...。だが法は犯してないわけで、あとは免許に実体を追いつかせるだけだ。公道における身の危険こそが朝練への動機付けとなった。

Supercub110_20090830_02そんな今日の占いは(笑)。おいおい昨日のオレのブログ見て書いたんじゃないかってくらいの内容じゃないか。べつにスーパーカブ自慢してないし、キャバクラ話はオノロケ話じゃない(ってオレが占いに対して被害妄想なだけか!?)。読者をウンザリさせないようにします...。ま、もともと長文なんでウンザリした人は読まないって()。

そんな今日のラッキーカラーはピンク!よーし乗っかった!というわけで右画像のピンクの長袖を着込んで朝練に出発したのであった。プール行っちゃうぞ(うそ)。

●朝練でシフトチェンジが少し上達

これから書く話は、あくまでも無免許運転に近い初心者の感想文なので、そのつもりで読んでください...。

朝6:30頃出発した。出発といっても自宅周辺をグルグル回るだけ。帰ってきて見た走行距離は約9kmだった。マラソンの練習だってもう少し走り込むんだろうが、まぁまぁ最初ですから。ちょっと走ると大きい道に出ちゃうんで(おこちゃまか!)。さらに回る方向もほぼ左折オンリー(笑)。

しかしさすがに日曜の早朝だけあって車は少なくていいな。ただし少ないかわりにこんな時間に走ってる車はスピード速め()。たった9kmの走行中、オレを追い抜いた車が2台。あきらかにシフトチェンジでガックンガックンしているのを見て、「コイツ遅いな」というより「コイツ危ねぇな」って感じで。

シフトダウンでガクガクしちゃうというのは聞いたことあるけど、シフトアップでもガックンガックンさせてたからな...。アクセルぶん回しっぱなしってわけじゃなくて、シフトの踏み込みとアクセル戻すタイミングがかみ合ってない感じ。コツンって当たりがなくて不安になったりして。このあたりが教習所の体感を忘れた人間らしいとこか。それでもエンストしないんだからカブってすごいな。

後ろペダルでのシフトダウンも足首が硬いから足をずらしてやろうかとか、いろいろ試した。でもどうやら足の位置が良くなかったみたいだ。足を真直ぐ前に向けといて、ほとんど土踏まずの上あたりが車体にくっつくくらいの位置にあれば後ろペダルもかかとで踏めた。姿勢が悪かったみたい...。もっともまだ3回に1回以上ガクンガクンしちゃうけど。

それと納車日にも思ったのだけど、停車中にニュートラルから1速に戻して発進するとき、思った以上に速い。ちょっとアクセル開けただけで想像以上にスピードが上がった。これは慣れれば大丈夫だと思うけど。

Supercub110_20090830そんな感じで約1時間の朝練終了。まだ肩や腕に力が入っていたけど、力んでるなってのが走行中わかるくらいには冷静になれた。今日も喉がカラカラ!そこでいつも行くコンビニよりちょっと遠いコンビニにカブで行ってお茶を買いゴクゴク飲んだ。そのときは右折で入った(笑)。

帰宅後、とりあえず写真を撮った。コンビニフックに買い物袋を引っ掛けてるけど、走行中は後ろのボックスに入れて走ってた。コンビニフックに荷物をかけるとヒザがあたるので。足回りは結構狭い。

平日はなかなか朝練も出来ないが徐々に慣れていこう。慣らし運転が必要だというが、正直なところ慣らしてる余裕がない...。オレが慣れるのが先だ だからエンジンにはかなり負担をかけちゃう。カブだから大丈夫だと信じて...。

バードリスニングのオンシーズンはこれから。小鳥は早朝鳴くものだ。車のいない時間帯に車のいない森へ出かけるというのが、最初の到達目標なのであった(笑)。帰ってこなきゃいけないから、車がいる公道も走れるようになろう(

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2009/08/29

いよいよ納車日

Sagittarius20090829まさかのぎっくり腰で一週間納車延期してもらったスーパーカブ110だが、いよいよ本日納車予定 今朝テレビをつけたらテレ朝のやじうまワイドの占いがまさに当たりまくっていたので記念にキャプチャーしてきた(右画像)。すごい。100%当たってる。笑っちゃうくらい。

過去に失敗した事も、今日なら成功させられそうだって。スーパーカブ110の納車延期のこと言ってるんだな。さらにスリリングなレジャーにトライするのもOKなのか!安全運転を心がけても納車日の初乗りはまさにスリリングなレジャーだよねぇ。

ラッキーカラーのベージュの長ズボンをはいてこ(笑)。帰りに花火しよ(うそ)。

金運・恋愛運・仕事運に比べて健康運が弱いのも当たりといえば当たりか?腰の調子は...あまり良くない。一昨日はまさかのキャバクラで夜中2時まで飲む流れに(金運いいか?)。でもそのおかげか昨日は腰の痛さがまったくなかった(笑)。体重も腰痛後の小食が奏功し1.2kgくらい減っていた。

でも調子に乗って昨日は食べ過ぎ。食べ過ぎるとすぐ腰に来る。これが最大の元凶だということだね...。それで今朝はちょっと腰が痛いが、残してあった薬を飲んでホンダドリームへ向かいたい。

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2009/08/27

遅すぎた金メダル!やったぜ福見友子

週刊金曜日2008/8/1号世界柔道2009で福見友子がついに金メダルを取った!快挙だとは思わない。遅すぎたくらいだと思うから。でもインタビューを受ける福見の精悍な顔を見て心底「やったぜ!」と思ったし、その闘士あふれる言葉はオレ(柔道初段)にも強く響いてきた。

今年にズレ込んだのは、本人の実力以外の“大人の事情”が絡んでいた。それを批判し続けてきたのが日本女子柔道界で強化選手育成を担ってきた山口香だ。山口香も全日本女子柔道体重別選手権10連覇、第3回世界選手権金メダルという輝かしい経歴を持つ(現役時代はテレビで応援してました)。

その山口香が2年間(当時)かけて育ててきたのが福見友子。さらにいえばその福見は16歳で谷亮子(通称ヤワラちゃん)に勝ったにも関わらず、オリンピックの選考では谷が選ばれてしまった。その不透明さに納得いかない山口はスポーツ仲裁裁判所に提訴も考えたというが、選手としての福見の将来(柔道界での今後)を考えて思いとどまったという。

山口香さんのスポーツマンらしい勇気ある批判は「週刊金曜日」の2008年8月1日号(第713号)に詳しいので、興味のある方はバックナンバー等を参照して欲しい。

また山口香さんのブログ記事にもリンクしておきたい。福見をここまで強くしたのは谷という厚い壁があったから、と言えてしまう強さと師弟の絆。映画にできそうだよ。

そのブログを読むと福見は「世界での実績がない」といわれ続けたそうだ。不透明な選考で封じられてきた“世界での実績”をつかむチャンス。その無念さはどれほどだったろうと思う。

こういう背景は今後大手マスコミで放映されるだろうか?それも今後の注目ではある。

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2009/08/23

投票開始!期日前投票に行ってQ!

夏旅2009執筆の途中ですが、ここでちょっと休憩。というかここまでは旅行中に書いていたのでアップが速かっただけ...。ここからは時間がかかりそうなので、気分転換に衆議院選挙の期日前投票に行ってきました。

ちょうど腰痛も治りかけてきて、足の筋肉を少し使っておかないとまずいというのもあり、本日から投票開始となった期日前投票所へ歩いた。今日投票しておけば某団体からの選挙電話にも「もう投票済んでますから」って断れるし(行ってなくてもそう言えばいいんだけど)。

投票所はそこそこの人数ですぐに投票できた。期日前投票の理由欄には毎回同じ「外出」にチェックを入れた。ちょうど投票日はスーパーカブ110が納車される翌日で本当に外出してるかもしれないし。

最高裁裁判官の国民審査にもひとりだけ×をつけた。明確な意思をもって×をつけたのは2度目だ。これまで国民審査で罷免された裁判官はいないわけだが、今回くらい総選挙と同時にサプライズが起きて欲しいという薄い期待をこめて。

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夏旅2009(6) 楠屋鼻への道草

朝食後は雨で早朝散策しなかったというM氏を辻ロータリーへ残し、約1時間の予定で楠屋鼻へ向かった。楠屋鼻とは臼杵湾と津久見湾に挟まれた岬で、途中に津久見島が見える。観光という目線ではまったくなにもない漁村だと思うが、宮本常一目線なオレにはこういう観光で行かないところに行き当たりばったりの面白さを求めたいのだ。

楠屋鼻の路線バス全線開通記念碑求めたいのだが、ほんとうに何もない()。道幅が狭い。しかたがないので車でいけるとこまで行ったら、石碑がひとつあったので撮影。「路線バス全線開通記念碑」だった。撮り終わって振り返ると地元のおばちゃんがいた。

「おはようございます」と挨拶すると、車のナンバープレートを見て「大宮っちゃどこかね?」と聞かれた。おおー!このシチュエーションは、シェルパ斉藤さんのスーパーカブの旅本で読んだ九州旅行と同じじゃないか!そう思いつつ「埼玉県です」と応えた。

このあたりから出たことがないという地元のおばちゃんにこの先に道はないのか聞くと、このあたりの部落どうしの思惑の違いで道がまだつながらないということを詳しくきいたが、お国言葉で半分も聞き取れなかった(笑)。ただ道はここまでだとわかったので引き返すことに。

とりあえず静かで車が通っていないため録音に挑戦してはみたが、船着場はまったく波もなくセミの声ばかりが録れた。そのなかから小島よしおの芸風(ぴーやぴーやぴやー)に似たセミの独演会の模様をお伝えしよう(笑)。そう思って聞けばの話だがっ!ヘッドフォンで聞いてバイノーラル感がわかりやすいように頭の後ろに地元のおっさんの軽トラが着いたシーンより。

楠屋鼻セミの独演会
(MP3/65sec/1018.8KB)

楠屋鼻のコカコーラ自販機の切れロゴあとコカコーラのロゴが切れた自販機と古そうな郵便ポストの写真。切れロゴ研究家としては貴重な1枚だ(笑)。もう二度と来ることもなさそうな漁村の朝の風景だったが、この道草は程よい旅のスパイスとなった。

ちなみに楠屋鼻をググってみると、大分の釣り人にはそこそこ知られたスポットらしい。そういえば途中岩場で釣りしてる人を見かけた。また、古いトンネルファンも惹かれるスポットらしい。オレも思わずトンネルで動画を録った。それもアップしとこう。人類の嗜好の幅はとどまるところを知らないんだな(笑)。

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2009/08/22

夏旅2009(5) 雨が似合う臼杵の路地

8月10日(月)の朝、臼杵の空模様は雨だった。だが豪雨ではない。早朝散歩に出かけるかどうか迷っていたとき、ガイドブックに目を通すと臼杵の歴史散策のルート「二王座歴史の道」の写真にこんなキャプションがあった。

雨に濡れると凝灰岩の石畳が黒く輝く

なにー!雨に濡れた城下町の石畳なんて、雨が降ってなきゃ見れないじゃん!そう思ったら出かける気になった。この雨はその降った量も含めて臼杵旅行者目線で恵みの雨だったのだ(前向きだよぉー!)。車から傘を取り出して歩き始めた。ホテルの位置的にも起点が駅前なのでわかりやすい。臼杵高校の側道から蛤小路を抜け二王座歴史の道へ。

このあたりの路地は絵になるなぁ。たしかに大林映画の風景としてアリかもしれない。とくに朝の薄い日差しと雨に濡れた黒い路地の輝きは古き時代の情緒を感じる。いつしか雨もやんでいた。路地の写真をとりまくり!縦の構図が似合う町並みであった。

というわけで早朝散歩しながらの臼杵の路地“縦構図” コレクションです。

臼杵の路地コレクション1


臼杵の路地コレクション2


臼杵の路地コレクション3

左上から右下まで歩いた順番に並べてるんですけれど、一番好きなのは最後(3段目右端)の1枚。わざと露出を絞って撮ったのですが、普通のデジカメにしてはちょっとアートっぽい画像になったかなぁみたいな()。その後ブログ用に画質補正もしてますけど...。

余談ですが、実はデジカメ写真はWeb用の補正前提で撮ってます()。昔Webデザインも生業としていたので、どの程度補正できるかを考えつつ割とアバウトにスナップ写真は撮ってます。それこそ若干のテブレもいとわず。補正できない構図とシャッターチャンスだけ慎重に俊敏に。でもデジカメ自体で露出を抑えて撮ると、それはそれで素材としてアート感が増すので、時と場合によってはオススメ!

旅先でフィールド録音するというのも旅の楽しみのひとつなので、もう少し時間があれば臼杵川のあたりまで録音しに行きたかったけど、すでに7時をまわっており車がビュンビュン走っていた。これじゃいい音は望めないので、臼杵城跡の公園を回ってホテルへ戻ってきた。約一時間半の散策だったが得るものが多かった

過去10年の夏旅を振り返ると、前半は朝寝坊型のぐうたら旅行だった。しかしフィールド録音に目覚めてからは、早朝こそ旅の醍醐味のひとつと思えるようになってきた。また早朝散歩で出会う人たちには自然と挨拶できる。昨年母島で確信した「早朝散歩してる人に悪い人はいない」というのは本当だ。

観光地をただ確認してまわるような旅行じゃないんだし、たとえフィールド録音できなくても旅先での早朝の空気を肌で感じるのがなんだか楽しい。静かだし。そして散歩の後は朝食もうまいのだ(笑)。

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夏旅2009(4) 関アジ関サバで腹ごしらえ

フェリー最後尾の風景三崎港から佐賀関港まではほんの70分だ。八幡浜から臼杵へ17:40発のフェリーでいくと20時をまわってしまうが、三崎港から17:30発なら18:40ごろには佐賀関港につける。ここでの選択も大正解だったと思う。なぜなら関アジ関サバのメッカ中のメッカこそ、この佐賀関なのだから。

予定外の行程だったがとりあえず九州上陸!出航ギリギリで乗せてもらえたフェリーの最後尾を記念撮影(笑)。雲のうえに顔を出した工場のエントツが見えた。まるで天空の城ラピュタをイメージさせるような光景に思えた。ただ雲の上に人工構築物が見えたというだけなのだが...。どんだけ前向きやねん!

フェリーから降りると今夜の宿のことはひとまず置いて、まずは関アジ関サバで腹ごしらえだ!港に近い「関の瀬」さんへ。サバは季節はずれだが、この時期でも速吸瀬戸と呼ばれるこのあたりでは量は少ないが釣れるとか(たしかに漁協のサイトで水揚げ量を見ると関アジの10分の1程度だが関サバも水揚げされていた)。

両方食いたい我々は女将さんと相談して、関アジ関サバを半身ずつ刺身と寿司にしてもらった。時期はずれでも関サバはうまかったなぁ。特に寿司が美味かった!旬の時期にはもっと美味くなるという。こりゃ宿題がまたひとつできたな(笑)。

関サバ寿司と関アジ寿司腹ごしらえが済んで店を出ると、ポツリポツリと雨の音が。車に乗り込み臼杵市内を目指した。その間、電話で予約したクレドホテル臼杵新館へ到着。臼杵駅徒歩20秒の立地でキレイなビジネスホテルだった。

なにはともあれ二日目に九州上陸できた。臼杵へは予定より1日早い到着。宮崎カーフェリーをキャンセルしたときにはどうなることかと思っていたが、どうにかなるもんだな。そもそもが行き当たりばっ旅なのだからこれでいいのだ。いや、これが、いいのかもしれない。

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夏旅2009(3) 豪雨の四国を激走

赤塚マンガ風おでん(コンニャクをちょっとかじってあわてて撮影の巻)それにしても今年の天候はおかしい。地球がおかしくなっていると思わずにいられない。梅雨が明けずに台風シーズン到来といった感じだ。まるで低気圧も渋滞しているようだ。8月9日(日)の大阪も朝から雨模様だった。だが迷わず四国を目指す。

徳島自動車道から松山自動車道へ。途中給油と昼食を兼ねて高速を降り、せっかくなのでうどんを食べようと、川之江にある手打ちうどん欅(けやき)に立ち寄った。そこで赤塚不二夫マンガに出てくる“チビ太のおでん”のようなおでん(自分の具の刺し加減次第だが )とダシ醤油うどん大盛を堪能。

店のテレビで豪雨のニュースをやっていて、まさにいまいるあたりがその豪雨の真っ只中であることを知る。だがとにかく先を急ぐ。豪雨のなか、高速道路へ戻った。

松山を過ぎたあたりから天気が回復!八幡浜港フェリーのりばについた頃には完全に晴れていた。時刻は16:30ごろだった。臼杵行きのフェリーはこの後17:40発20:05着だったが、三崎港まで行けば佐賀関港着のフェリーも出ている。昨夜東横インで検索したとき、三崎港発が毎時30分発で九州まで最短距離だったことは確認済みだ。

山の中腹に雲のベルトがかかり行く手には青空が見える四国路もし三崎港ですぐフェリーに乗れなくても四国で一泊すればいい。その余裕が三崎港のある佐田岬半島へと我々を駆り立てた。もっとも“岬好き”な集団なので、せっかくなら四国最西端の岬も拝みたいという思いもあった。途中道の駅に立ち寄って原子力発電所なども横目にみつつ三崎港へ走った。

三崎港へつき、フェリーのりばに車を寄せるとキャンセル待ちの列に車を置くよう指示された。列といっても2台程度だったが。そして切符売り場へ向かった。すでに17:34だったが、17:30発のフェリーに乗せてくれるという。迷うヒマもなく走って車に戻り、フェリーのなかへ移動。整列駐車もせず、乗った瞬間に輪止めを置かれフェリーは出発した。かなりツキが戻ってきた感触を得た!

三崎港を出たフェリーの船上から佐田岬を眺めた。風車が連なる風景はなんとも独特だった。だが空模様はいぜんとして不透明。さっきまで晴れていたが、九州方面にはどんよりと低気圧の厚い雲が流れを止めて続いていた。まさにこれぞ低気圧という雲の広がり。この雲が停滞する限り天気は望めない気がしてくる。

フェリーから見た佐田岬の風車と厚い雲

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2009/08/21

夏旅2009(2) 大阪で作戦会議

ようやく梅田でM氏をピックアップ。おりしもこの日はなにわ淀川花火大会が開催されており、市内も大渋滞だった。赤信号で止まっていると後ろであがった打ち上げ花火が、目の前の交差点の先にあるガラス張りのビルに反射していた。この不思議な光景が多少気持ちを落ち着かせてくれた。

ビルに映る花火

ビルに映る花火」のビデオ
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渋滞中に取れた東横インへ到着し、とりあえず飲み会。ホテルの近所にあった「王道居酒屋のりを」へ。激安だが結構うまいいい店だった。店員さんがキビキビしていて、しかもノリがいい。さすがのりをだ(>ダジャレかよ!)。

フェリーに乗れなかったなんて最悪の日にへんな(たとえば高知のくろしお市場的な)居酒屋だったらどうしてくれようかと思っていたが満足満足。

満足したのはいいが皆さんお疲れ&酔っ払ってしまい、なかなか作戦会議が出来ない。東横インに戻ってインターネットで翌日以降のルートを練り直す。フェリーなしでの宮崎行きはロスがでかい。この時点で宮崎行きはなくなった。石井十次よ、さようならー。

陸路で行くにしても目標が必要だ。どんな小隊でも非常事態に目標を見失ったら迷走するだけなのだ。なにか理にかなった目標が必要だと思った。そこで苦労をかけたM氏の行きたがっていた臼杵市を次の目標に定めた。

日本映画通のM氏は大林宣彦監督ファンであり、九州旅行と決まってまず出てきた地名が「なごり雪」の舞台、臼杵だったのだ。食べ物としても関アジ・関サバのメッカであり申し分ない。そもそも宮崎入りして3日目あたりに行く予定にしていたので、その後の行程も組みやすい。

臼杵市を目指すと決まったら次はルートだ。こちらは結構すぐ決まった。最短で行くには四国の高速道路を飛ばして、四国西端の八幡浜か佐田岬半島からフェリーに乗るのがベストだろう。中国地方の高速道路も渋滞に違いない。あとは時間との戦いだ。とりあえず翌朝は四国西端へ向かい、フェリーに乗れなければそこで一泊すればいい。それでも臼杵市へ入る日程は最初の計画通りだ。この案で決定した。

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夏旅2009(1) 波乱の幕開け

今年の夏旅は大阪まで高速で突っ走り、大阪南港からフェリーで翌日宮崎入り、そこからあえて高速を使わずにスローな感じで海産物を食べながら北上し、最終的に中津市で唐揚げを喰らうというストーリーを考えた。キモは大阪からのフェリーだ。過去10年にない九州北上ルートを思いついたとき、10周年目の夏旅ビジョンが見えた気がした。このビジョンが蜃気楼だったわけだが...。

8月8日(土)の朝から宮崎県を目指して旅立ったわけだが、宮崎県は遠かった 当初の予定では大阪南港まで車で行き、その日のうちに宮崎カーフェリーに乗船、翌朝には宮崎港に降り立っているはずだった。しかしフェリーの出航時間に間に合わなかった...。

中央高速からの風景1,000円の高速道路は想像以上の渋滞で予定が狂った。東名がダメなのは予想がついたので、中央道を使った。これは完全に正解で、小仏トンネル付近の渋滞も難なくこなしてギリギリ間に合いそうだった。大阪に入るまでは...。

出口の大山崎ICはいったいどういう了見でこんな場所にこんな構造で作られているんだろう。そこまでどんなにスムースに来たとしてもこの出口渋滞で全部相殺される。たかだか10km前進するのに2時間かかった。

一般道に降りてからも延々渋滞しており、この時点で到着時間は2時間遅れが確実となってフェリー会社にキャンセルの電話を入れた。携帯電話があってよかった。二ヶ月前の発売日に二等寝台の予約をし、一週間前にはキャンセル待ちだった一等船室が取れていたのに...。

逆算すると、おそらく夜中の2,3時ごろにさいたま市を出発しないと大阪南港から出る当日夜のフェリーには乗れない。1,000円になった高速道路と大山崎ICに阻まれた宮崎行きだった。

M氏からの8月8日15時24分のメール添付画像一番苦労をかけたのは、北海道から飛行機で大阪入りしていたM氏。昼間着いて大阪見物して時間をつぶしてもらっていた。最初はM氏から「関空ついたで」とか「花月めっけたで」とか観光気分の呑気なメールが入ってきていたが、最後のメールは「本当に間に合うの?」だった。

その最後のメールを受け取った17時ごろ、こちらは枚方市の一般道でまだ渋滞に巻き込まれていた。フェリーは19時出発。乗船手続きにはギリギリではあるが約1時間弱で到着できる場所だった。だがその渋滞のなかでほとんど進まず1時間が過ぎ、断念したのであった。

M氏には電車とバスを乗り継いで港へ入り乗船手続きの書類まで書いて待っていてもらったのだが、電話で詫びを入れ、またバスと電車を乗り継いで梅田まで引き返してもらった。

10周年の宮崎行きはスタート時点で途絶えてしまった...。この先どうすべきか、渋滞のなかでそればかりを考えながら進路を変更し梅田へ向かった。

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2009/08/20

サプライズ!旅から帰ったら腰痛

夏旅から帰宅してます。夏旅10周年にまったくふさわしくない事件(笑)等いろいろありました。本来ならそれを書きたいところですが、帰宅後どうやらギックリ腰にやられた模様...。これが一番のサプライズだよ!帰宅後に風呂掃除をしたのが悪かったのかな???

いまアイスノンを腰にベルトで固定しながらノートPCで書いております。それでも長時間の作業は困難なので旅行記は後日。旅行記前半のテクストは旅行中に出来ているのですが、写真の加工がノートPCでは手間なので。

この調子だと土曜のスーパーカブ110の納車も延期になりそう...。雨で延期はたまに聞きますが、納車数日前にギックリ腰で納車延期なんて、かっこわる!

近所の整形外科が木曜休業なんで、明日病院に行く予定です。選挙まであと数日、これで歴史的な選挙に投票できなかったら最悪だぞ...。

6月末にやったボーリングで右ひざを痛めていたのだけど、その影響を引きずっていたかもしれない。腰には子どもの頃から爆弾を抱えていて、走り幅跳びなどでも同じような腰痛に悩まされてきた。全力少年だったからね!

今回は体重の増加も悪影響大のような気がする 。いくつかの要素があいまってバランスを崩し腰に来ているというのが自分自身の見立てだけど、楽な姿勢を取り続けるのも結構大変。

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2009/08/07

夏旅 10th anniversary

毎年ほぼ同じメンバーで夏旅をしている。そんな珍道中も今年が10周年だ。このメンバーでは再来年がほんとの10周年かもしれないが()、こまかいことは置いといて、いつでもどこでも確認できるように年とルートを残しておこう。

1999:和歌山ラーメンの旅外伝

2000:夏はプレゼンも兼ねて石川県小松市

2001:岩国錦帯橋・ふぐ鍋キティ発売直後
    (10月ハワイ、11月宮城

2002:四国鳴門海峡・とりとり・かずら橋・早朝桂浜・はりまや橋・くろしお市場・足摺岬・足摺テルメ・四万十川・道後温泉ホテル東雲亭・尾道

2003:東京朝・西宮名塩SAたこばやし・鳥取日本料理店海・鳥取砂丘・富浦海岸・白兎神社・はわい温泉・大山まきばみるくの里・米子市・境港市水木しげるロード・松江城・松江フォーゲルパーク・水郷祭花火祭り・出雲大社・日御碕灯台・玉造温泉・・物部神社・小倉魁龍ラーメン・福博であい橋
    (9月ハワイ)

2004:名古屋夜中・朝喫茶店・松坂牛・那智勝浦・熊野古道・田辺市・神戸南京町・淡路島・高松No.1ホテル・五右衛門うどん・鶴丸カレーうどん・フェリー・小豆島・マルキン醤油・二十四の瞳映画村・寒霞渓ロープウェイ・土渕海峡・フェリー・岡山・広島唐唐家・徳山

2005:金沢いりたや・東尋坊・福井恐竜博物館・ヨーロッパ軒ソースカツ定食・花火大会・米原・岡山豪雨・倉敷・徳山・大島

2006:黒部ダム松本城・新穂高ロープウェイ・富山・三方五湖・天橋立・城崎温泉・徳山・回天基地

2007:フェリー・北海道苫小牧・襟裳岬・釧路湿原・ばんえい競馬・野付半島・知床半島・網走・大雪山・旭川・美瑛・富良野・札幌・苫小牧すし買込み・フェリー・大洗

2008:白鳥・白川郷・白山スーパー林道・伊賀忍者村・大阪経由・山口秋吉台・角島・毘沙の鼻
    (6月小笠原村母島、9月仙台

ブログがなかった時代はもっと構成とか考えて旅行記を書いてたんだなぁ。時間もあったしWebそのものが普及しはじめたばかりで面白かった。10年あっという間だねっ!

帰省が目的だから西行きが多い。だんだんルートが限られてくる。でもリピートする旅というのもまた楽しいかも知れない。

昨日Mりんと電話で話してて、旅行好きにも2パターンあるという話題で盛り上がった。一方は一度いったところには行かないでとにかく世界中行ったことのない場所を求めるタイプ。もう一方は気に入った場所を再度訪れるタイプ。

ボクはどっちだろう?どっちでもあるような気がする。でも現実的な生活環境などもあり、世界中というわけにいかないところがカナシー。世界中を何度も訪れたいものだ。

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2009/08/02

サマータイム・ブルースが聴こえた!小説吉田拓郎

2006年のつま恋で吉田拓郎の「サマータイム・ブルースが聴こえる」をはじめて聴いた。作詞は松本隆だが、まぎれもなく拓郎の歌だった。

♪ギターケース抱えて歩いたよ
♪何故かバスに乗るより自由な気がして
♪こんな馬鹿なことが出来るのも 20才になるまでさ
♪それでいいよね

つま恋では、このフレーズのところで拓郎が涙ぐんでいたように思う。ステージは遠くだったからよく見えなかったけれど、届いてきた声が詰まっていた。

ボクはこの歌詞が一発で気に入った。幸い自宅には「続・吉田拓郎楽譜全集」(昭和61年刊/ドレミ楽譜出版社)があり、歌ってみた。幸いコードもCで簡単に弾けた(笑)。

その後フォーク居酒屋昭和デビューしたとき、他のお客さんに「これ出来ますか?」と声をかけられたのがこの曲だった。つま恋の余韻覚めやらぬ時期だったので「出来ますよ!」と言ってそのお客さんと一緒にステージで歌った(後半わからなくなってグダグダだったけど楽しかった!)。

今年(2009年)、『小説 吉田拓郎 いつも見ていた広島 ダウンタウンズ物語』(田家秀樹著)が小学館から文庫化された。読み終えて聴こえてきたのも、まさに「サマータイム・ブルースが聴こえる」だった。より鮮明にボクの頭に響いた。

●拓郎の声も聴こえる小説だった

ボクは中島みゆきの大ファンだったから、中島みゆき本の著作もある音楽ライター田家秀樹さんの文章にはなじみがあった。ボクが吉田拓郎ファンになったのも、もとを辿れば中島みゆきが拓郎の追っかけだったと聞いたからだ(笑)。中島みゆきがリスペクトしてるアーティストだから好き。それが最初。小学6年生の頃だと思う。

そんなボクだったが、フォークソング狂いのバカ息子(+テクノキッズ)に成長する過程で、吉田拓郎のすばらしさを実感しはじめる。それは楽曲で言えば「外は白い雪の夜」だったり「流星」だったり「唇をかみしめて」だったりしたわけだけど、その根本には“声”のよさがあった。

こんなこと言うとファンに怒られそうだけど、拓郎のヴォイシングには例えば大瀧詠一や山下達郎、矢沢永吉といった稀代のボーカリストのような工夫があまり感じられない。だけどそれが逆に素直な歌唱となって届くのだ。人間吉田拓郎の歌として届く。それはあの声の魅力に負うところが大きいように思う。

小説吉田拓郎のなかで拓郎青年の発する言葉のひとつひとつが、ボクには全部拓郎の声で聴こえてきた。こんな贅沢な読書ってあるだろうか。

青春小説としても非常に優れている。田家秀樹さんの筆力とアーティストとの距離感の賜物だろう。小説としてすばらしいうえに、拓郎の一言一言がまるで映画を観ているように聴こえてくる小説なのだ。

●バンドマン吉田拓郎の青春小説

物語は1965年から1968年末(昭和40~43年末)までの広島が舞台だ。山口県でボクが生まれるほんの少し前、お隣の広島県にティーンエイジャー吉田拓郎が確かにいた。なんだかそんなことがうれしい。

そこでの拓郎青年は、広島でナンバーワンバンドといわれたダウンタウンズの中心メンバーだった。いまや伝説ともいえる広島フォーク村を拓郎たちが立ち上げる前夜までを切り取った物語だ。アマチュアのフォークシンガー吉田拓郎は後半に出てくるだけで、ダウンタウンズの青春がメインテーマといえる。

戦争が終わっても原爆の後遺症が生々しい広島。親を亡くした子どもたちが当たり前の時代。淋しがりやが集まってバンドをはじめる。音楽でつながることの楽しさ。しかし音楽だけで楽しめないのもまたバンド活動だ。メンバーの人生、その家族の人生。プロになるか否かの葛藤、プロになれるのか否かの葛藤。東京への憧れ、東京への幻滅。

吉田拓郎も広島のただの兄ちゃんだったのだ。しかしその行動力は飛びぬけてる。そのちょっとした行動力の差と天性の“声”の魅力としゃべりの達者さ。この時代のバンドマンとしての活動や経験がコアになって、偉大なソロアーティスト吉田拓郎へと通じているように思えた。

そういえば昨年のオールナイトニッポン40周年記念放送で、「最後の全国ツアーが終わったら、若い頃やってたR&Bなど外国曲ばかりのライブをスポットでやりたい」って拓郎が話していたな。もしそんな夢のようなライブが実現したなら、ダウンタウンズのレパートリーが再演されることだろう。ゆっくりでもいい、体調を直した拓郎の歌う「ホールド・オン、アイム・カミング」を聴きたい

●吉田拓郎が語る!スーパーカブのインプレッション

ほんの余談になってしまうが、若き吉田拓郎もスーパーカブに乗っていたことがこの小説の第十章で判明した(笑)。借り物だったがピンクやグリーンでペインティングされた派手なカブで、車体中に虹がかかり、星がきらめいているシロモノだったらしい。

そんな吉田拓郎によるスーパーカブのインプレを引用しよう(あくまで小説での話だか...)。幼なじみの大野に「国産じゃが、いうなればスクーターじゃ」と見せたときに「これのどこがスクーターじゃ。ただのカブじゃろが」と言われたときのコメント。

「そう言うな、これはただのカブじゃなくて正真正銘のスーパーカブじゃから、二人乗りもOKじゃ。スピードも出るし、燃費もいいし、結構走るんよ。とは言っても借り物じゃがな」

どうだろう。インプレとしてはいたってフツーの感想だけど、拓郎の声で聞いてみんさい(頭の中で)!

実は拓郎は子どもの頃、自転車もようこがん(=よくこげない)虚弱体質の子どもじゃったらしい。大野はそんな拓郎を荷台に乗せて学校へ連れて行った。そんな二人が青年になり、今度は拓郎がカブに大野を乗せて走っとるんよ。ええ話やなぁ。

この話を読んだから、この小説のことはボクがスーパーカブ110を注文してからにしようと決めとったんよ(笑)。昨日晴れてカブを発注してきたので解禁し、書いてみましたとさ。めでたしめでたし!

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2009/08/01

納車へのカウントダウン!

納車までのカウントダウンがはじまった 本日、電話で実車があることを確認しホンダドリームに向かった。もちろん印鑑持って(笑)。

話しは逸れるが、後払いのバスに乗ったのは何年ぶりだろう。suicaで支払えるのは知っていたが(^-^;)、乗ったときにも読み取らせなければならないとはしらなんだ...。都内は先払いだから読み取らせるの一回でいいけど、埼玉では距離別料金だから昇降時にそれぞれsuicaを読み取らせる必要があるんだね。思わず緊張してしまった(笑)。

ホンダドリームには青カブさんと緑カブさんと揃ってあった。緑カブを買うことに決めていたので、とりあえず緑カブのシートに座ってみた。

シートはさすがに長時間乗ってると疲れそう。足まわりもちょっと窮屈な感じ。だけど、そういう細かい部分は買ってから徐々に考えればいい(>かな?)。そのバイクが110ccのスーパーカブだってことが大切なのだ。

即決した。オプションには純正のビジネスボックスをつけることに。とりあえず58リットルの容積は魅力的だったので。このビジネスボックスがそのうちステッカーで埋め尽くされるといいなぁ。

納車日は結構早くも出来たけど、夏の旅行から帰った後に設定した。あったりまえだけど自分で運転して持ち帰らねばならない(笑)。もう今から緊張してます。出来るだけ車のいない道で練習しながら帰らねば!

ひとくちに初心者などというが、免許取り立ての初心者というのは結構大丈夫なのだ。免許取る過程でバイクに乗ってるから身体が覚えてる。でも21年目の51cc以上の二輪車かつ初オーナーという初心者は自慢じゃないがただの初心者とはワケが違うぞ。もうあの頃の身体能力はなくなってる。

保険などの手続きが済み、最後に「何か確認しておきたいことは?」と聞かれて「納車のときには運転をちゃんと教えてください!」と言ってしまった(笑)。さらに気持ちが高揚しているので、去年50ccのスクーターに乗って二輪車に目覚めた話をはじめてしまった...。そんなオレの思い出話を確認してどーする(

ひとくちメモにも新たに「SUPER CUB 110」というカテゴリを設けた。とにもかくにも、いよいよスーパーカブ生活がはじまる。初ガソリンスタンドでも緊張しそうだな(笑)。初交差点右折とか。最初は全部左折で行こうかなとか...。

インプレという言葉も知らなかった初心者だが視点だけはマニアックな私ポップンポールによる“インプレッション”が出来るかどうか。納車までのカウントダウンは新しい自分探しの旅へのカウントダウンでもあるのだー。

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アバター

あばた森魚Pココログにアバター機能が追加された。無料登録だったので思わず登録。支給されたコインで服とパンツを選んで着せてしまった。

だがプロフィール画像をアバターに変える予定はなかった。

ポップンポールの似顔絵じゃなきゃ「ひとくちメモ」じゃないからな!

両方表示できたらよかったんだけどな。

まぁ似顔絵はただの画像なんだから、やれば出来るんだけどめんどくさい。

でもせっかくなので、ポップンポールがアバターの身体を借りてみたってワケ(笑)。

この画像処理のほうがよっぽどめんどうだって思ったりして...。

正直、怖っ!

なんだか東南アジアで売ってる木彫りの人形みたいになってしまったぞ!

名付けて、あばた森魚P。

赤色エレジー歌っちゃうよ!

あーばたーきせーかえー なーんにぃなるー

これホンネ!

だって、もうオッサンだもの。

あばた森魚って言いたかっただけだったりして...。

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新カブ買う前にカブの旅本購入の巻

今日こそは再度ホンダドリームにはせ参じてスーパーカブ110にお目にかかりたいと思っているのだが、また空振りしないように電話して出かける予定。先に予約してもいいのだけど、実車を見てから買いたいので。

昨日は書店で書籍を7冊購入。一昨日も5冊くらい買ってる。収納できるのをいいことに。片付けるために買い始めたら病気だな(笑)。んで、まっさきに読み始めた本がこれ。「シェルパ斉藤のリッター60kmで行く!日本全国スーパーカブの旅」(小学館)だ。

このなんのひねりもない長いタイトルはどうだ まぁぜんぶ言いたいってのはわかる。スーパーカブで旅するんですよ。日本全国ですよ リッター60km走るんですよっってどれが欠けても言い表せなさそうなこのスローライフな感覚。このタイトルでよかったのかもしんない。

厚い本じゃないのだけど2段組で文章量は結構ある。ただ、ボクは11ページ目まで読んだだけで紹介したくなり、こうして夜中にブログに書き始めたわけだ。自分自身がスーパーカブをまさに買おうとしている状況にあるからモチベーションも高いわけだけど。

11ページ目で、というのも意味がないわけじゃない。書店ではバイク雑誌コーナーにビニール包装された“ビニ本”風に(?)置かれていたので立ち読みできず、内容はまったく知らずに購入した。その表紙イラストの雰囲気から出版後数年経ってる本じゃないかと思って買ったんだ。

でも11ページ目に「1958年の誕生以来全世界で6400万台を生産した実質世界一のオートバイである。」と書かれているのを読んで、「あれ?オレの記憶では6000万台だったはずだけど、400万台も多く書かれてるな。いったい出版はいつなんだろう?結構新しい本なのかも!」と奥付を見たら、2009年8月1日初版第1刷発行だった。

今日じゃん!出来立てほやほやの新刊だったのだ。書店に並んだのもおそらく今週からだろう。こりゃ紹介し甲斐があるなぁと思ってさ。なんだかんだ言ってもアフィリエイトだからさ(笑)。ほんとに。カブ好きな皆さん!頼んますよひとつ。

著者のシェルパ斉藤(斉藤政喜)さんというお名前も初めて知ったのだけど、このペンネームでデビューして20周年のライターさんだった。いかにボクがこのバイク&アウトドア業界の異邦人かがバレちゃうな。

告白しちゃうと「インプレ」ってどういう意味かわかんなかったんだよね...。インプレッションって。印象を語るってことなんだろうけど、バイク業界の専門用語って感じがしたよ。門外漢からすると。「インプレお願いします」って言葉の意味からわかんなくて逆に新鮮だったよ、バイク業界()。いわゆる出版業界でいえば「書評」のことね、みたいな()。

そんなボクが買いたくなるバイクがスーパーカブ110だったわけですわ。“だった”って過去形にしてる場合じゃないけど。インドア派の常として買う前に情報集めまくっちゃう。底が浅い対象物だとその段階で飽きちゃう(笑)。でもカブに関してはぜんぜんモチベーションが落ちないんで、こりゃホンモノダ、ホンダのホンモノダって思ってるとこ。

そんなカブの素人にとっても、ジャストなタイミングで出た本だったんだなぁ。シェルパ斉藤さんのカブは50ccのプチカスタム車って書いてあった。50ccバイクでこんな旅ができるなら、110ccでも行けそうな気がするー!あると思います!(天津木村風に)

まっ、まだ読み始めたばっかりですが。購入後立ち読み感覚でパラパラめくった感じだと、かなり面白そうなので楽しみです。そしてとにかくカブに乗らないと話にならないという思いが日々、いや時々刻々と高まっているわけであります。

最終的には花村萬月の「たびを」も読みたくなったりするのかな?

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